アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ご相談です。

とある分野の未解決問題を証明したのですが、論文を書き慣れていない為、雑誌投稿だと却下される可能性があります。

そこで、勝手にHPを作ってそちらで公開した場合、例えば「所謂、よく権威ある雑誌などに掲載されている論文の様な厳密な証明」では無かったとしても、問題ないですか。
(問題ないというのは、その分野に精通している方が、他の方がその理屈を理解し、「雑誌に載るような論文の書き方」をして投稿や、ネット公開した際に、そちらの公開が時期的に後だとしても「正規(?)」の様な扱いにならないでしょうか。)


雑誌投稿だとそのような「書き方としての厳密性」を求められる為、ネットで公開しようと思っておりますが「理屈としての厳密性」さえあれば、(つまり証明に穴がなければ)大丈夫でしょうか。

つまり、極論、「ここでこのような演算をすると、~の条件は~なので~が導けます。」の様な書き方でも大丈夫ですか。
最後に方程式や関数で結論を示さず、ただそれと全く同義(言い換えただけ)の結論を示します。
その文章を見れば、「知識のある者」はそれを関数や方程式に書き換えることができる状態のものです。ごちゃごちゃしてて、何が言いたいのかよくわからない戯言の様なものではない、という事だけご理解していただけると幸いです。



論文の書き方は、その証明の正しさとは無関係なので、極端な話「伝統」の様に考えております。
もう一つは、全員が統一した書き方をする事で誤解を与えずに済むというメリットがありますが、
その手順を踏まなかった場合、正規(自分で言ってても違和感ありますが)扱いになるのでしょうか。



要約すると、

・雑誌投稿ではなく、ネット公開に正規扱い(?)となる効力はあるか否か

・効力はあっても、「雑誌投稿における論文の書き方の最低基準」を満たしていないものは、ネット公開であっても非正規扱いにならないか
(後で同じ事をしっかりとした書き方で証明された際、「なんか素人が良く分からん事いってたな~」扱いにならないか)



宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

優れた論文をインターネット上に公開すると、


恐ろしいことに直ぐに、模倣論文というものが現れ、
権利の主張を始めます。ペレルマンの時も
フィールズ賞に名を連ねようとする有象無象が
たくさん現れたそうです。
    • good
    • 0

 実験的な証明を要する分野ではなくて、数学とか情報処理とかの分野の話として考えます。



 まず第一に、あなたがHPで公開したとしてそれが正しいかどうかという客観的な裏付けがないのであればあなたがその証明を初めてしたという主張が必ずしもとおるとは限らないということが言えます。フェルマーの最終定理がだたしくてもフェルマーがそれを証明したと勝手に言っているに過ぎないことになります。よって、もし本当に重要でかつ自分がやったことが有意義な発見だと思うのであればきちんとした学術論文(少なくともオンラインジャーナルのようなオープンソースのもの)に査読ありの形でみとめてもらう必要があると思います。それが「別にそんなの関係ない」といおうがどうしようが、それがサイエンスである以上、そういう第三者の客観的な評価から間違えがないということが証明される必要があるのはしょうがないことになります。

 例外的に、あなたがすでにある特定の分野で成果をあげているというのであれば、趣味としてどこかに乗せたものを勝手に同業者が評価してくれる可能性はあるでしょう。たとえば、京大の望月新一教授のABC理論の話が最近ではそれに近いでしょう。ただ、ごく一般人がなにも根拠もなく趣味としてのせているものに対して積極的に評価してくれることは通常あり得ませんので、その場合は自分で専門家に話を持っていった上で論文の形になるように指導してもらう必要があるということです。

 具体的にやるなら、たとえば自分の母校とか知り合いとかのその分野の先生にメールをしてこういうアイデアでこういうものを証明できるとおもうので見てもらえないだろうか、論理的な証明のおかしなところを直していただけないだろうか?という形で相手にしてもらえる人を探すことになります。もちろん、無視される可能性もあるでしょうが、純粋に興味をもってくれる先生もいるわけで、そういういい人を探すしかありませんんね。もちろん論文を出す段階では、「その先生の元で書いた」という形になるわけですが、あなたが一人で論文にとおすだけの構成、論理的に完全な証明を担保できないのであれば妥当なところでしょう。どこの人かもわからない人間の論文よりも、きちんとした機関をベースにした論文のほうが論文にも通りやすくなりますしね。 ちなみに、実は実験分野であっても自宅でNature書いた先生も実はいたりするんですよ。

 後でしっかり証明された場合にどういう扱いになるか、とのことですがアイデアだけで証明が不十分ならしょうがないでしょう。この世界は「いかにして証明をしっかりやるか」ということも一つの権威あるジャーナルにとおる基準なわけですから、それだけで1年かける理由がなくて権利を主張できるならだれも権威あるジャーナルにだすことにこだわりませんよ。仮にあなたのHPを見てアイデアを盗まれたと主張した場合それは日本であれば民事裁判の案件にはなるかもしれませんが、科学の世界でだれの功績かというのは日本語でしっかりした証明(学術的に妥当な)ではないものを書いていただけでその功績が認められるほど甘くはないのは現実かなあとも思います。第一世の中に似たようなことを考える人間が自分が思っているほど少なくはないのが現実なのですから、その人が同じように考えただけなのかどうかを判断する基準はありませんよね。実験の世界の話になってしまいますが、実際国際学会で重要なテーマを発表するときは、誰かにアイディアを盗まれる可能性を考えてあえて出さないという選択をする先生もいるぐらいですよ。誰かが同じことをやっててインスピレーションを与えてしまう可能性や、相手にライバルがいるということを知られて先に出されることを心配するわけです。

 というわけで、民事としての訴訟という意味では「盗作」の判断がされるか否かは不明ですが、アカデミックの世界からすると最低でもオープンソース系でもいいので論文としてきちんと発表する、ということはあなたが思っているほど成果とは無関係ではないのです。本当にいいアイデアならどこかの教授に相談して、社会人大学院生とかになって論文をまとめさせてもらうのがいいような気がしますけどね。


 
    • good
    • 0

本当にすごいことを思いついたなら、雑誌投稿なんかではなくて、arXiv.orgのようなプレプリントサーバに載せることをお勧めします。


言われるとおり、査読なんかに通したら、時間はかかるは、無意味なイチャモンつけられるは、もしかしたらアイディアを盗まれる可能性もあるわ、で良いことはないです。
ただし、これは「本当にすごいこと」の場合ですよ。

たいしてすごくないこと、を発表するなら査読付き雑誌に投稿してなんとか掲載されるように努力するほうが良いでしょうね。


・雑誌投稿ではなく、ネット公開に正規扱い(?)となる効力はあるか否か

当然あります。ただ、いつ投稿したのかを、はっきりさせる意味でも、arXiv.orgなどに載せたほうがよいと思います。
繰り返しますが「本当にすごい成果」なら、「雑誌投稿における論文の書き方の最低基準」なんかに従う必要はありません。好きに書けばよいですし、それできちんと評価も得られます。

「雑誌投稿における論文の書き方の最低基準」なんかを気にしないといけないのは、「たいしてすごくもなければ新しくもない成果」を発表する場合だけです。
    • good
    • 0

今でもネット版の論文投稿サイトもありますし、学術雑誌でもこれは検証に入る前に速報して知らせたほうがいいという「レター」もあります。

(STAPはレターも出てましたよね)

それらの速報性があるものは、査読(レフェリー)を通らないで、とにかく新鮮さ重視のものです。

それが、後々いろいろな人に検討・吟味されて、「これは確かに正しい結果のようだ」と検証されると、業績として確立する、というだけです。

ですから、ネットに公開しただけでも、それを清書しなおして、規定のフォームにしたら論文として収録しなおせることもありますし、

正規かどうか、というのは、現代の自然科学において第三者の検証によって同じ結果が得られるか、という権威付けでしかありません。

素人がどうこう言われるのは、第三者の検証でボロカスに言われる内容でしかなかった、というのがあまりに多いからです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!