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チャート生物IのP127に記載されている問題で、
解答もよく読みました。しかしまったく理解できず、もう2日考えております。
教えていただけないでしょうか。

問題:Lとl、Rとrをそれぞれ対立遺伝子とする(大文字が優性)二遺伝子雑種を考えます。
LとRの形質が発現している個体Aと、lとrの形質が発現している個体Bを交雑すると、F1が
生じました。
次にこのF1全部を個体Bともどし交雑したところ、表現型の分離比が
[LR]:[Lr]:[lR]:[lr]=1:1:3:3
となって子が生じた。
この時、個体Aの遺伝子型を示せ。

解答:個体Bは間違いなく劣性ホモである。ということは、F1は検定交雑されたこととなり、
生じた子の表現型の分離比である「[LR]:[Lr]:[lR]:[lr]=1:1:3:3」は、そのまま、
F1の配偶子の遺伝子型の分離比「LR:Lr:lR:lr=1:1:3:3」を表すことになる。
よってL:l=1:3、R:r=1:1で、F1はLl:ll=1:1で、すべてRrを持っていたことがわかる。
つまりF1はLlRr:llRr=1:1で生じていたことになり、よって個体Aの遺伝子型は
LlRRである。

私がわからないのは、
「F1はLl:ll=1:1で、すべてRrを持っていたことがわかる。
つまりF1はLlRr:llRr=1:1で生じていたことになり、よって個体Aの遺伝子型は
LlRRである。」
の部分すべてです。なぜLl:ll=1:1で、すべてRrを持っていたことからF1は
LlRr:llRr=1:1で生じていたとわかり、そこからいきなり個体Aの遺伝子型が
確定できるのでしょうか。このような逆算する過程がいくら考えても整理できない
のです。

わかる方、ご教示願います。

A 回答 (3件)

F1の遺伝子型の比がわかれば、まったく同じように考えれば個体Aの遺伝子型も決定できます。


これも絵を描くとわかりやすいです。
「検定交雑を用いた問題」の回答画像3
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検定交雑についておさらいします。



表現型と遺伝子型の関係ですが、
[LR]の遺伝子型はLLRR、LLRr、LlRR、LlRrのいずれかです。
[Lr」の遺伝子型はLLrr、Llrrのいずれかです。
[lR]の遺伝子型はllRR、llRrのいずれかです。
[lr]の遺伝子型はllrrだけです。

さて、個体Bは劣性ホモなので、遺伝子型はllrrです。llrrとの交配では必ず一方の対立遺伝子がlrになるので、上記組み合わせのうちllrrと交配して得られるのは、[LR]はLlRr、[Lr]はLlrr、[lR]はllRr、[lr]はllrrだけです。よって、表現型の分離比は、遺伝子型の分離比と一致します。

F1と個体B(llrr)の交配で産まれた子の遺伝子型の分離比が
LlRr = 1
Llrr = 1
llRr = 3
llrr = 3
でした。

あとは絵を描けばわかりやすいです。
「検定交雑を用いた問題」の回答画像2
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「いくら考えても整理できない」ってのは, 具体的には何をどう考えてどの辺が疑問なんでしょうか?

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