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No.27
- 回答日時:
辞書に神髄=真髄とも、と有り神仏の事柄でもあるから“神髄”を使ってみました。
意味は同じかと思います。宗教の精髄は感情に有り、と言う彼のお坊さんの言葉を信じて“回答”してみたのです。
頂いたお礼文にはなんとなく、うっすらと、ほんのりと、kurinalさんの思いやりの心が現れていて、私の心もうっすらと、ほんのりと、優しい温かみを感じてしまいました。
仏教の真髄に触れた思いがします。
No.26
- 回答日時:
こんばんは kurinal 様 お礼ありがとうございます。
>ちょっと、良く判りませんね。
現在 残っている仏教経典は弟子の編纂によるものだということだそうです。
お釈迦様は 人間が自分の思うようにならないと苦しんでいる様子をご覧になり そのことを解決するために出家されました。
そして 様々な修業をなされたけれど 一つの苦が解決しても次から次に人間の苦は現われ「生病老死」が原因なのだと考えられました。
そこから 世界は「諸行無常」 すなわち 「縁起」という繋がりを見出されたのだと思います。
世界を「あるがままに観て」 「中道」に生きなさいということです。
>それが、仏教の真髄なのですか
では 人々にどのように説法すればよいのか?ということです。
まづ 人々と同じ目線でものごとを考えなければいけません。それには 神のような信仰の対象となってはいけないので 無我とされました。
お釈迦様は 次に「犀(さい)の角のごとくただ独り歩め」 敢えて 教祖(偉い人)とならないことで実行されたと思います。
「どのような身分の人に対しても、人間としての付き合いを大切にするということ」
により 一人一人に丁寧に対応されたと思います。
そうすることで お釈迦様は人々に喜ばれるのが とても嬉しかったのだと思います。
自分のことを考えずに人を幸せにすることは 誰でも簡単には真似ができないことです。
お釈迦様は 人々の喜ぶ姿を観てこの上ない幸福を得られたのだと思います。
「天上天我唯我独尊」とは 人間は誰でも生きているだけで素晴らしい。という表現だと思います。
以上のことは 私の推測なので 真実はお釈迦様しか分かりません。
どうすれば 「仏教の真髄」は分かるのでしょうかね? タイムマシーンかな?(笑)
Tefu_Tefu様、ご回答ありがとうございます。
こんばんは。
非常にバランスの取れた、素晴らしいご回答と思います。
それが、残念なことに
「1本だ2本だ、いや3本だ」ということになってくると、
>「「天上天我唯我独尊」とは 人間は誰でも生きているだけで素晴らしい。という表現だと思います。」
そうなんですか。
>「以上のことは 私の推測なので 真実はお釈迦様しか分かりません。
どうすれば 「仏教の真髄」は分かるのでしょうかね? タイムマシーンかな?(笑)」
そういう意味では、おそらく、お釈迦様でも判らないでしょう。
No.24
- 回答日時:
>人権を侵害しないでね。
権利には対象として義務や責任が存在します。
自身を守りたいのは勝手ですが、自らの都合で権利を振りかざす権利は、誰にも在るものですから、其れを哲学の場で金科玉条にするのは間違いです。
まして仏教の理念で、片方のみの権利等を拝み奉る事等は在り得ない。
私は平気で踏みにじります。
でなければ、何も口に出来ない。
その代わり私を踏みにじって結構です。
論破して下されば其れで良い。
0fool0様、ありがとうございます。
>「権利には対象として義務や責任が存在します。」
聞いた事があるのは、
「(米国では)どんな弱者の主張でも、それを、実現させる」
>「其れを哲学の場で金科玉条にするのは間違いです。」
「金科玉条」とは。
そういうつもりではなかったのですが、
ご指摘、承りました。
No.22
- 回答日時:
No.18です。
簡単に書き過ぎたので追加説明します。仏教の真髄は釈尊の生き方そのものです。80歳まて生き、カースト制に苦しむ人々の苦しみを聞き、教えを説法するのです。一人のためにも説法をしたと伝えられています。弟子たちが同行して支えていました。人の世のためにつくすことが彼の生涯になるのです。その説法を死後に書き残したものが経典です。やがて中国に伝わりその経典が変化し、現代の宗派に別れてゆきます。
彼は若い時に菩提樹の下での瞑想で悟りに達します。その悟りが『縁起』なのです。「結果には原因がある」と言う意味です。彼は議論にことごとく勝つので有頂天になるのです。王子であったのに無責任にも妻子を捨てて出家してしますのです。その後に子は父の教えに共感して十大弟子の一人になります。
「結果には原因がある」 今では当たり前のことです。貴方がこの世にいるのは親がいたからです。先祖から代々と受け継がれてきた命です。このまま何もしないで死んでいってよいものだろうか。なにかしなければならない。
この貧困の原因は?。この差別の原因は?と言うように原因を追究すると世の中を変えようという気持ちになるのです。この世を良くするように人につくそうという気持ちになるのです。
titelist1様、ありがとうございます。
>「この貧困の原因は?。この差別の原因は?と言うように原因を追究すると世の中を変えようという気持ちになるのです。この世を良くするように人につくそうという気持ちになるのです。」
「隗より始めよ」という、ことを連想しました。
No.21
- 回答日時:
犀の角は、なんだか知らないけれど
犀の角のようにただ独り歩め。
が批判されるし、
涅槃は出てこないみたいだし
暫時の解脱とかいうのがでてくるし、
解脱、ここではvimuttiみたいだけれど
必ずしも仏教特有というわけでもないだろうから
輪廻からの解脱というよりは、
行為から自由になるほうとして解釈してみた。
それでウパニシャッドを長いけれど引用してみました。
仏教なのにウパニシャッドを引用することはないのだろうけれど、
なんだかこう、ウパニシャッド的な雰囲気だとも思ったのです。
善悪を超えるというのは
因習とかで困っているときは価値観をリセットできるからいいのでしょうが、
短絡的に何をしてもいいとなると、危険というか
本願誇りみたいなことになっても問題でしょう。
それにゴータマ・ブッダよりも苦行者的で、サンガを離れた、それから辟支仏
そして、悪を越えるという点などから
もしかして、デーヴァダッタだろうか?と思ったのでした。
いちいちこんなことを書く必要もないけれどね。
仏教の真髄としては善悪の彼岸
ただし、ゴータマ・ブッダの思想にそれを持ってくるもどうかと思ったので、
デーヴァダッタにしました。
kazamidori365様、ありがとうございます。
>「短絡的に何をしてもいいとなると、危険というか」
そうですよね。
「あらかじめ危険を避ける」のも、仏教の教えるところと思います。
>「仏教の真髄としては善悪の彼岸」
いや、これは、現代でも大変に難しい課題であるかと、思います。
No.20
- 回答日時:
長いので誤字・脱字あるかもしれません。
ウパニシャッド ―翻訳および解説―
湯田豊 大東出版社
ブリハドアーラニヤカ・ウパニシャッド
122ページから124ページ
第4章4・22
まことに、この大いなる、まだ生まれていない自己、これは、もろもろの生気において
認識から成っている。心臓の内部のこの虚空、そこに一切の支配者として、一切の主として、一切の君主として、
それは横たわっている。それは良い行為によってより大きくもならないし、悪い行為によってもより小さくもならない。
これは一切の支配者である、これは生き物の君主である、これは生きものの保護者である。これは、
こらの世界が混じり合わないように、これらを引き離す、土手である。
このものを、バラモンはヴェーダの読誦によって、祭祀によって、布施によって、禁欲によって、断食によって
知ることを欲する。まさに、このものを知り、彼は沈黙する隠者になる。まさに、このものを世界として求めながら、
放浪の禁欲主義者たちは放浪する。
”この自己がわれわれのものであり、これが、われわれの世界である。われわれにとって
子孫は何の役に立つであろうか?”と考え、まことに、これを知っている古代の人々は子孫を欲しなかった。
彼らは息子に対する欲求、財産に対すをる欲求、および世界に対する欲求を捨てて乞食として放浪する生活を送った。
なぜなら、息子に対する欲求は財産に対する欲求であるからである。財産に対する欲求は世界に対する欲求であるからである。
なぜなら、これらの二つはまさに欲求であるからである。
これが、そうではない、そうではない、と言われる自己である。それは把握され得ない。なぜならそれは把握され得ない
からである。それは破壊され得ない。なぜなら、それは破壊され得ないからである。それは無執着である。
なぜなら、それは執着しないからである。それは繋縛されず、揺らめかない。それは傷つけられない。
”それゆえに、わたしは悪いことをした”、”それゆえに、わたしは良いことをした”というこれら二つ
[の思い]は、まさにこの自己を超えない。むしろ、この自己が、まさに、これらの二つを超える。
なされたこと、あるいは、なされていないことは、この人を苦しめない。(57)
4・23
同一のことは、この讃歌によって言われている――
これは、あるバラモンの永遠の偉大さである。彼は行為によって増すこともなく、より小さくもならない。
これの足跡を人は知るべきである。それを知って、彼は悪い行為によって汚されない。
それよえに、このように知っている人は静穏になり、自制し、活動を休止し、忍耐強く、精神を集中するようになり、
まさに自己自身(ātman)の中に(ātman)を見る。彼は一切を自己として見る。
悪は彼を超えない。彼は一切の悪を越える。悪は彼を焼かない。彼は一切の悪を焼く。悪を離れ、塵を離れ、疑惑を離れ、
彼はバラモンになる。
「これが、ブラフマンの世界である、大王よ!お前は、この世界に到達せしめられた」とヤージュニャヴァルキヤは言った。
「わたしは尊敬すべき人にヴィデーハ国、および同時にわたしさえも、隷属させるために与える」
[とジャナカ国王は言った]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
註釈
(57)ここでもまた、善良のかなたにあることがウパニシャッドの理想として知られている。ウパニシャッドにおいて
重要なのは善悪の行為ではなく、アートマンという名の本来的自己を認識する行為[ウパーサナー]である。
モラルは超えられるべき何かあるものである。
631ページ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(4)特殊用語集
mokṣa [モークシャ] カルマンおよび輪廻からの解放。解脱。精神的解放
mukti [ムクティ] →mokṣa
703ページ
No.19
- 回答日時:
ブッダのことばはわからない、という正論はともかく、
中村元の翻訳を読んで
太陽の末裔(ブッダ)と括弧で書いてあったり
一方で、パラマッタ・ジョーティカーでは、辟支仏らしいし、
どうなっているの?
と思うのであった。
それで間違っていてもいいから、何か思ったことを書いてみるならば、
スッタニパータ詩句54の太陽の末裔は
もしかして、デーヴァダッタなのだろうか?と思いました。
根拠も出典もありませんので、あしからず。
kazamidori365様、ありがとうございます。
>「正論」
ともかく、小生が「高校卒業程度に毛が生えた程度しか理解出来ない」
というわけで。
>「もしかして、デーヴァダッタなのだろうか?と思いました。」
・・・しょうがないので、類推して「日ノ出雄」とでもしましょうか、
ああ、「詩句14、「迅速」」という中に。
「太陽の裔である偉大な仙人」とある。
確かに、そうありますね。
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