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歴史教育の在り方に関して質問します。

現代日本の歴史教育では、負け戦の戦争に注目して、戦争反対の教育を実施しております。

しかし、歴史を客観的に理解するに為には、日清戦争、日露戦争、日英同盟による第一次大戦参画、など、勝ち戦による国益などを教えないとイケナイのではないでしょうか。

物事の判断は、とくに戦争の様な巨大な事象の判断は、利害得失の両面から慎重に判断しなければ、判断を誤ると思うのですが、現状の歴史教育では、利害得失ではなく、「害」と「失」だけに注目しており、将来を担う若い国民の判断を誤らすのではないかと危惧しております。

太平洋戦争以外の主要な戦争(=勝ち戦)に関して、より充実した歴史教育を実施するべきかどうか、皆様ご意見をご教示ください。

A 回答 (22件中11~20件)

 勝ち負けよりも、明治以降初めての対外戦争、「琉球処分」はその事実すら教えられていません。



 事実くらいは、教えましょう。
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この回答へのお礼

事実くらいは、教えませう。

お礼日時:2014/08/17 21:25

昔の戦争で得をするというと、領土や賠償金、不平等条約などですよね。


現在の世界で可能だと思いますか?例え、戦争して勝ったとしても。
現代だと、戦争するより戦争特需で商売した方がもうかると思います。

あと日本は国の最高法規たる憲法で戦争放棄を謳っていますので、国の教育がそういう流れになってしまうのは致し方ないかなぁ・・・・と思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>あと日本は国の最高法規たる憲法で戦争放棄を謳っていますので、国の教育がそういう流れになってしまうのは致し方ないかなぁ・・・・と思います。

憲法を教えるのは歴史ではなくて政治経済の授業でお願いします。

歴史の授業では、負け戦をしないアングロサクソンがどれほど有利な地位を地位を築いたか、負け戦をしたゲルマンと日本人はどれほど不利な条件に甘んじているのかを歴史を通じて学ぶことが必要ではないでしょうか?

お礼日時:2014/08/17 21:25

 中高の歴史教科書をお読みでしょうか?


 少なくとも中学校の教科書では、日清・日露戦争を日本が勝利した戦争として
紹介し、講和条約で得た領土を学びます。
 ですから教科書で学んだ生徒たちは概ね司馬史観と同じく太平洋戦争までは、
日本の政府や軍部は正しく賢い戦争をした。太平洋戦争だけは愚かで間違った戦争だ
との感覚だろうと思います。近年はそれさえも自虐史観としてもっと勇ましい戦いを教えるべきだと
の雰囲気が大きくなっていると感じます。

 別の方が仰っていますが、特に日露戦争はとても勝ったとはいえないのに教科書はほとんど触れず
日本が得た領土を誇示、賠償金が得られないのは政府の弱腰との印象を与えています。
講和会議においてロシアが賠償金を拒否して「何ならもう一度戦争をするか」と言ったたときに
日本側は無言だったことが勝敗を示しています。何よりも終戦の斡旋をアメリカに依頼したのは
日本だったのですから。
 その辺りの事情をぼかして戦勝を強調し得た領土を誇示するのは戦争中の大本営発表と似たものを
感じます。

 貴兄の質問のご主旨はよくわかります。でも現に学校教育では貴兄の期待以上の状況になってきて
います。本当は冷静に戦争の勝敗の分析を子どもたちに教えねばならないのです。そして戦争で
得をするのは一に戦勝国の産業界、二に敗戦国の産業界、両国の庶民は犠牲を負うばかりだと
日露戦争で非戦論を唱えた人々が正しいのだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>太平洋戦争だけは愚かで間違った戦争だとの感覚だろうと思います。

もしそうなら、「負け戦反対!」という市民活動がでてきてもおかしくないのですが、現実は「(すべての)戦争反対!」ですよ。
これらの市民活動家は、勝ち戦と負け戦の峻別ができていないのではないかと思うので、歴史を通じて、負け戦のドイツと勝ち戦のアメリカがその後どのような運命をだどったのか、など、考えさせる教育をして欲しいのです。

お礼日時:2014/08/17 21:23

 こんばんは親方、今回のご質問に対し僕は敢えて補足的な質問をさせていただきます。


「勝ち戦による国益」に、物理的な利益たとえば賠償金や権益の獲得といった事項だけを含めるのか、或いはそれがもたらす戦意高揚といったおぞましい結果を導く部分までも含めるのかとの質問です。
 
 もし日本の近代史で「勝ち戦による国益」があったとするならば、それは日清戦争での賠償金や中国本土での既得権益の確保を指すことも明らかですが、これは日清戦争の終結と共に下関条約を説明していることで既に歴史教育の現場でも扱っています。
 問題はここからです。一つの戦争が次の戦争とどの様な関連を持っているかをトータルな流れの中で覧ていくとの視点を持たせることができなければ、それは日露戦争におけるポーツマス条約を巡っての一部メディアによる煽動が焼き討ち事件を誘発したとの事象やそこに覧られる戦意高揚を煽る行為と同じになる危惧があり、そうした愚行を繰り返さないためにも刺激的な言葉を使うことには余程の注意も必要です。これが歴史学と歴史教育に携わる者からの掛け値なしの本音です。
 もしこのご質問の論理を緩用していきますと、「9.11」を起点とするアメリカとイラクの戦争をアメリカの歴史教育ではどう扱う可能性があるかとの問題にまで至りもします。
 バクダッドを陥落させたこと、そしてサダム・フセインを拘束し裁判もないままに処刑したこと。こうした一連の流れは「アメリカが戦闘で得た国益」と説明することが可能でしょうか。未だにイラクの状況は変わってもいません。ということは戦争が終結したとはいえないことと同じではありませんか?。
 そうした部分から1945年以前に日本が行ってきた「国史」が過去の偉人の物語的な事象やら~の戦いといった日本史全体の枠組や流れとは位相の異なる部分に終始してきた姿形に連なるような印象も受けます。
 ともすれば、この国ではあらゆる部分で「この国の主役は誰であるのか」との根本的な部分に蓋をしたままの状態で、国民を国家の元にまつろわせるとの統制の意識が根底にあり、それが再生され続けていくとの構造を遺してもいますので、そうしたパンドラの箱をこれ以上開けないためにも、戦果を誇示した歴史教育との提案には賛同しかねる次第です。
 青二才の洟垂れ小僧がこの様な生意気なことを口にして申し訳ありませんが、一言申し上げた次第です。
 
 追記
勝ち戦での戦果を前に出してしまうと、それは一ヶ月ほど前のワールドカップを僕は思い出しもします。開幕前はベスト4も夢ではないなどと煽っていたメディアが、第一戦目の敗北を知るやその後は沈黙を守り、その後は敗北の犯人捜しに走り、俄ファンも蜘蛛の子を散らす様に跡形もなく去ってしまいました。
 実際を知っている者ならば、実際を知らずに熱狂乱舞する光景をどう表現するか、小林秀雄はこの様な一言で語ってもいます。曰く「徒然わぶる人」は徒然を知らない、と。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

歴史教育に関わる人にお願いしたいのは、
戦争で負け戦をしないアメリカ合衆国が一番得して、一度でも敗戦を喫したドイツや日本などは二度とふたたび元の地位に戻れないとい言う現実を、歴史教育を通じて学ぶことが出来る環境を作ってほしいです。

戦争はまだしも、負け戦だけは絶対に回避しなくてはなりません。

お礼日時:2014/08/17 21:20

>史実の中には勝ち戦の喜びと負け戦の悲劇が含まれているという時事を認めない人が多いことも存じております。



勝った側に悲劇がないとでも?
無血開城でもない限り、どちら側にも犠牲はあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>無血開城でもない限り、どちら側にも犠牲はあります。

その通りです。
どちら側にも犠牲が在り、国益は戦勝国側に集中するのが戦争の現実です。
この現実を歴史を通して学べる環境作りが必要ですね。

お礼日時:2014/08/17 21:17

>現代日本の歴史教育では、負け戦の戦争に注目して、戦争反対の教育を実施しております。


このような歴史教育が一般的だとは思いませんが、害や失にのみ偏重した教育は望ましくないと思います。
少なくとも近代以降の戦争に関しては、内外の政治・社会の様子など多面的な要素を踏まえて時間をかけて戦争に至った背景・戦争の結果を教えるべきでしょう。
ただ、個々の戦争は独立したものではなく、太平洋戦争までつながっていますので、それぞれの戦争の「利害得失」を切り離して、教えるのはどうかと思います。「利害得失」という目線ではなく、戦争の影響と社会の変化という目線で教えるのが良いかと思います。戦争とは外交の延長として選択された国益を守る手段ですから、そもそも勝利には得ありきです。何を得と考えて時の日本は戦争という手段を選んだのか、それが戦争を教える本質だと考えています。
その結果得たものが代償と比して妥当であったかは、教えるものではなく、考えさせるものでしょう。
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この回答へのお礼

>そもそも勝利には得ありきです。

どのような「得」があったのか、具体的に歴史で教えてほしいですね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/08/23 13:50

戦争はしたくてするものではなく、起きるべくして起きる物だと私は考えます。



ですので反戦の教育を行うのは、正しいとは思いますが、「厭戦」の教育は間違いだと断言します。


戦国時代の読み物で、例えば小早川秀秋を主人公にした作品は中々見つからないでしょう。

ワンピースでルフィが負けて終わるストーリーも有り得ないでしょう。

そう考えると戦中戦後の日本が負けるストーリーのメディアは、何がしかの意図が働いていると言えるでしょうね。

正しい教育こそが、世界の平和を生み出すと確信しています。


追加

私(敗戦国の若者)は未だに生きています。

私の肉は殺せても、真実は殺せません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>戦争はしたくてするものではなく、起きるべくして起きる物だと私は考えます。

私は、戦争はしたくてするものだと考えます。
このような考えの違いを認め、個人個人が歴史から学ぶことができる環境を作る必要があると思います。

お礼日時:2014/08/17 21:12

勝ち戦に慣れ過ぎて転がり落ちた、としめるならそれもいいかと思います。


なぜなら現代の日常生活でも格言のように使えるからです。
調子に乗って思いっきり失敗した、という趣旨の話ですね。

ただ日本は戦争アレルギーと言ってもいい状態です。
反発は思わぬところから出るかもしれません。
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この回答へのお礼

>調子に乗って思いっきり失敗した、という趣旨の話ですね。

それは充分に教育されています。

「慎重に戦って、一度も敗戦しなかった」という国、例えばアメリカが州国の戦略と学ぶべきですね。歴史の真実として歴史教育に取り入れることが必要です。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/23 14:06

Mokuzo100nenn さん、こんにちは。



現代日本の歴史教育では、負け戦の戦争に注目して、戦争反対の教育を実施しております。

しかし、歴史を客観的に理解するに為には、日清戦争、日露戦争、日英同盟による第一次大戦参画、など、勝ち戦による国益などを教えないとイケナイのではないでしょうか。


確がにそれは必要なことでしょうが、これからの戦争は規模や使用する兵器についてもあの当時とは比べ物になりません。
場合によっては太平洋戦争よりも悲惨な結果を招く可能性があります。それはその戦争で入手できると考えていた国益などあっという間に消し飛んでしまうものであると私は考えます。 


物事の判断は、とくに戦争の様な巨大な事象の判断は、利害得失の両面から慎重に判断しなければ、判断を誤ると思うのですが、現状の歴史教育では、利害得失ではなく、「害」と「失」だけに注目しており、将来を担う若い国民の判断を誤らすのではないかと危惧しております。

それは政治家軍部の上層部の人たちが考えることで、一般国民の考えることではありません。義務教育レベルではあまり必要のないことでしょう。高等教育なら考慮に入れる必要がありますが…
孫子曰く兵は詭道なりです。

太平洋戦争以外の主要な戦争(=勝ち戦)に関して、より充実した歴史教育を実施するべきかどうか、皆様ご意見をご教示ください。

旧植民地や占領地域のお話をしても、今時いい影響を与えるとは思いませんが、賠償金と戦後補償に関するお話をした方がよいでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>それはその戦争で入手できると考えていた国益などあっという間に消し飛んでしまうものであると私は考えます。 

ただ個人が考えるだけではだめなので、歴史から学ぶことが出来る環境を与える必要があると思います。

お礼日時:2014/08/17 21:09

戦争に勝つことで、どんなメリットがあったのか。


どういう理由で、始めたのか。
戦争というものを知るためには、正確な情報が必要でしょう。

どの戦争もそうですが、負けたほうも当然として、勝った方も、戦費などの損失を引くと、国益というほどの得はしていないことも、経済面から教えたいですね。今の総理に。
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この回答へのお礼

アメリカやイギリスなど、負け戦をしない国々が如何に発展し、其の国民たちが国際競争で優位な立場に立っているかを考えると、戦争の利害得失をキチンと学ぶことの必要性を強く感じます。

戦後教育を受けた日本人には「戦争に利害得失がある」という事実さえ受け入れられない人が増えています。

どうもありがとう。

お礼日時:2014/08/16 08:55

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