好きな和訳タイトルを教えてください

会社の仕入れ計上についての質問です。
6月に仕入れ計上をしましたが、売上計上は期をまたいでの10月以降になってしまいます。
会社の決算は、9月になります。
仕入れ計上と売上計上が期をまたいで異なる場合の経理上の処理を教えて下さい。

A 回答 (18件中1~10件)

質問者様




再度、当初のご質問に対する正しい回答をまとめておきます。


話を分かりやすくするため、かりに今期、商品10万円を仕入れたとします。前期からの繰越し商品はないものとします。ここでは、この商品にだけ注目して話を進めます。


分割法の商品会計では次のような経理処理(=仕訳)を行います。


1.6月10日、商品10万円を仕入れた。代金は掛けとした。
〔借方〕仕入高 100,000/〔貸方〕買掛金 100,000

2.その商品が売れないで9月30日の決算日に、全部が倉庫に残っていた。
〔借方〕商 品 100,000/〔貸方〕期末商品棚卸高 100,000

3.今期決算確定後、今期末の貸借対照表残高の繰越し処理を行う。すると、その結果、
・翌期首の貸借対照表の「商品」が「借方 100,000」と自動的に繰越し表示される。また、
・翌期首の損益計算書の「期首商品棚卸高」が「貸方 100,000」と自動的に繰越し表示される。
《注》この時は、あくまでも「貸借対照表残高の繰越し処理」をするのであって、翌期首において「仕訳」をするのではない。

4.10月10日、その商品の全部が15万円で売れた。代金は掛けとした。
〔借方〕売掛金 150,000/〔貸方〕売上高 150,000


以上、消費税込経理方式。


これが最後です。失礼しました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/01 22:38

いま一度質問に対する回答をまとめると、会計ソフトを使っており、月次決算や週次決算をおこなっていないとして、次のとおりだ。



仕入について決算整理仕訳を年々おこなうとともに、会計ソフトで繰越処理をおこなう。科目は一例で、使っている会計ソフトにより異なる場合がある。
(1)当期末に、仕入の期末評価額を「商品/期末商品棚卸高」で計上する。自動仕訳起票の機能があればそれを用いてもよい。
(2)会計ソフトで次年度の繰越処理をおこなう。
(3)次期末に、前期の商品計上額((1)で計上した額)を「期首商品棚卸高/商品」で計上する。自動仕訳起票の機能があればそれを用いてもよい。
(4)同じ次期末に、その期の仕入の期末評価額を、(1)と同様に「商品/期末商品棚卸高」で計上する。自動仕訳起票の機能があればそれを用いてもよい。
(5)(3)と(4)を計上することにより、会計ソフト内部で期首商品棚卸高プラス仕入高マイナス期末商品棚卸高の計算がなされ、売上原価が自動計算される。これと、10月以降の売上高との対比から、売上総利益が自動計算される。


いずれも、期首に期首商品棚卸高を貸方計上することはない。会計ソフト提供会社のURLを見ても明らかだ。この点は、質問に対する本質的な問題であり、正しい回答をするための重要な部分のひとつである。そのような本質的問題を枝葉末節とする見解もあるようだが、問題の本質をつかめていないと言わざるを得ない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/01 22:38

商品についての売上原価計算は、期首商品棚卸高+当期仕入高-期末商品棚卸高で計算される。

前期末に商品勘定が1円以上の残高をもっている場合、期首商品棚卸高も同額(1円以上)でなければならない。0円ではあってはならないのだから、0円でいいとするのは簿記の基本を無視していると言わざるを得ない。

大原簿記学校の簿記のテキストにも、期首商品棚卸高を期首に計上する・開始記入で登場させるという記述は何ら見られない(確認済)。
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期首商品棚卸高は、文字通り期首に商品棚卸高を計上するために用いられ、かつ、期末に(決算整理仕訳で)当期の売上原価を算出するための手続きの一環として、期首商品棚卸高の全部を売り上げたものとみなして、


〔借方〕期首商品棚卸高☆☆☆☆☆/〔貸方〕商品☆☆☆☆☆
と仕訳を起こし、期首商品棚卸高を消去する(ゼロにする)。つまり期首商品棚卸高は、期首にも期末にも(決算整理仕訳で)用いられる勘定である。


「決算整理仕訳での借方計上と相殺される」のではない。売上原価を算出するための手続きの一環として、期首商品棚卸高の全部を”売り上げたものとみなして”、
〔借方〕期首商品棚卸高☆☆☆☆☆/〔貸方〕商品☆☆☆☆☆

と仕訳を起こし、期首商品棚卸高を消去する(ゼロにする)のである。これが「洗替え」だ。そののち、期首商品棚卸高の金額に期中仕入高の金額を加えて、期末商品棚卸高を減算すれば、当期の正しい売上原価が算出されるではないか。
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なお、期末商品棚卸高が翌期に期首商品棚卸高に転嫁される結果、両者が同額になる点は正しい。

これを開始記入などで翌期に繰り越すとする点が誤っている。繰り越すのは商品勘定の残高であって、商品棚卸高勘定の計上額ではない。期首商品棚卸高が開始記入に登場することもない。
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損益計算書科目は、翌期には繰り越されない。

商品棚卸高についても例外ではない。
http://www.mmc-mizobata.com/blog/secret/20130507 …
>損益計算書は毎期ごとの成績表なので、翌期に前期末の数字が引き継がれるなどということはありません。前期末にトータルで100万円の売上高が計上されていても、翌期首の売上高は0円からのスタートですね。
>http://www.mezase-bokizeirishi.jp/bokikouza/nyum …
>費用と収益の各勘定口座は集合勘定である損益勘定に振り替えると同時に全てリセットされます。つまり期末と同時に儲けである当期純利益を確定し、翌期は費用も収益もまたゼロからスタートするのです。
http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/01/post_ …
>期首商品棚卸高は、期末商品棚卸高とともに、損益計算書の売上原価の内訳科目である。(回答者注釈:期首商品棚卸高が損益計算書科目であることが、ここから分かる。)
>期首商品棚卸高は、当期の売上原価を算出するために決算整理仕訳で用いられる勘定である。(回答者注釈:期首商品棚卸高は、決算整理仕訳でこそ用いられる勘定であり、開始記入には用いられないことが、ここから分かる。)

念のため繰り返せば、仮に開始記入等で期首に期首商品棚卸高を貸方計上すると、決算整理仕訳での借方計上と相殺される結果、期首商品棚卸高はゼロとなり、売上原価計算に何ら影響しなくなる。その結果、適切な売上原価計算が出来なくなる。
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貸借対照表において、今期の期末の商品有り高が10万円ならば、翌期の期首の商品有り高も10万円でなくてはなりません。



同様に、損益計算書において、今期の期末商品棚卸高が10万円ならば、翌期の期首商品棚卸高も10万円でなくてはなりません。

議論の余地はありません。
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参考URLを引用しつつコメントする。




英米方式の場合、開始記入でPL科目が記入されることはない。これは、損益は繰り越さないという簿記の原則に基づく。また、損益は期末に損益勘定を通じて資本に振り替えられること、資本を含め期末時点でバランスしているBS科目をすべて開始記入により翌期に繰り越すことからも、翌期の開始記入でPL科目を追加する余地のないことが分かる(追加すれば、貸借バランスが崩れる)。さらに、期首商品棚卸高は売上原価の加算科目(借方計上される科目)であること、仮に開始記入で貸方計上すればその時点でマイナス計上となり売上原価を減算してしまうことからも、開始記入されないことが分かる。
http://kanjokamoku.k-solution.info/2008/03/_1_21 …
>英米式決算法では、資産・負債・資本の諸勘定を締め切る際に、仕訳を行わないで繰越記入をすることが特色である。
>英米式決算法では、次のような手続きの流れで帳簿決算を行うことになる。
>1.費用・収益の諸勘定の締切り(損益振替)⇒決算振替仕訳
>2.損益勘定の締切り(資本振替)⇒決算振替仕訳
>3.資産・負債・資本の諸勘定の締切り⇒繰越記入


そのため、会計ソフトでは、決算整理仕訳で「期首商品棚卸高/商品」の仕訳を計上する必要がある。決算整理仕訳は期末におこなうのが原則である。
http://cc.yayoi-kk.co.jp/faq/Search_direct01Deta …
>5.[決算仕訳]の[▼]ボタンをクリックし、[決算]を選択します。
>6.以下の仕訳を入力します。
>(例) 期首の商品(4月1日)が、\100,000円、期末に棚卸した結果(3月31日)が\200,000円の場合
> 借方金額 借方勘定/補助 摘要 借方税区分/貸方税区分 貸方勘定/補助 貸方金額
>1 100,000 期首商品棚卸高 [対象外]   [対象外] 商品 100,000
>2 200,000 商品 [対象外]   [対象外] 期末商品棚卸高 200,000


また、月次決算や週次決算をおこなう場合、「期首商品棚卸高/商品」の決算整理仕訳は、期末でなく月末・週末・期首のいずれかにおこなう。原則的な処理に沿えば月末・週末に、管理上の簡便さを重視すれば期首におこなうことが推奨される。
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◇先ず、期首において、貸借対照表の「商品」に「借方 100,000」と繰り越される。

同時に期首において、損益計算書の「期首商品棚卸高」に「貸方 100,000」と繰り越される。

◇次に、期末(9月30日の決算日)において、棚卸商品の「洗い替え」計上を行う。仮に、期末に商品8万円が在庫として残っていたとする。

・期首に存在した商品10万円が期中に全部、売れてしまったものとみなして、期首商品10万円を売上原価に算入する。その仕訳が、

〔借方〕期首商品棚卸高 100,000/〔貸方〕商品 100,000

なのである。

・さらに、新たに期末の商品在庫を計上する。
〔借方〕商 品 80,000/〔貸方〕期末商品棚卸高 80,000

これが棚卸商品の「洗い替え」計上なのである。だから、「期首商品棚卸高/商品」の仕訳を期末に起票するのが原則であるどころか、「期首商品棚卸高/商品」の仕訳は絶対に期末に起票しなければならないのである。


月次決算を行おうが行うまいが、期首においては、貸借対照表の「商品」に「借方 100,000」と繰り越されなければならない。同時に期首において、損益計算書の「期首商品棚卸高」に「貸方 100,000」と繰り越されなければならない。

百歩譲って、かりに月次決算を行い、大陸式簿記で開始仕訳を起こすとしても、

〔借方〕商品 100,000/〔貸方〕期首商品棚卸高 100,000

でなくてはならない。なぜなら、大陸式簿記では前期から商品10万円が繰り越されないのだから、開始仕訳で商品10万円を計上しておかないと、翌期の貸借対照表の商品が「ゼロ」になってしまうではないか。
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>わが国では、ほとんどの会社で英米式の簿記が採用されており


この点は俺の記憶違いであった。お詫びして、日本では英米方式が一般的であると訂正する。

英米方式の場合、前期より繰り越されるBS科目について、開始記入をおこなう。このとき、資産科目である商品勘定は借方計上される。PL科目については開始記入がおこなわれない。そのため、決算整理仕訳で「期首商品棚卸高/商品」の仕訳を計上する必要がある。
http://bokiron.livedoor.biz/archives/15235307.html
http://www.geocities.jp/boki_san/2text/2conttext …
http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/01/post_ …
http://cc.yayoi-kk.co.jp/faq/Search_direct01Deta …

会計ソフトを用いる場合、次の手順になる。
(1)決算整理仕訳で「商品/期末商品棚卸高」の仕訳を起票する。決算整理仕訳を自動起票する機能があれば、それを用いてもよい。
(2)会計ソフトで繰越処理をおこなう。その結果、翌期首の借方に商品勘定の残高が繰り越される。なお、PL科目である期末商品棚卸高勘定は繰り越されない。また、期首商品棚卸高勘定も繰越処理では翌期首には計上されない。会計ソフトの繰越処理は、翌期首においては英米方式であれば開始記入に相当する処理がおこなわれるため、繰越処理で翌期首にPL科目は計上されない。貸方計上されるとする回答があるが、誤っている。
http://kanjokamoku.k-solution.info/2008/03/_1_21 …
http://cc.yayoi-kk.co.jp/faq/Search_direct01Deta …
(3)翌期の決算整理仕訳で「期首商品棚卸高/商品」の仕訳を計上する。決算整理仕訳を自動起票する機能があれば、それを用いてもよい。

売上原価計算のため期首商品棚卸高勘定と商品勘定を計上する場合には、「期首商品棚卸高/商品」とするのが正しい。
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