プロが教えるわが家の防犯対策術!

アサリを使ったクラムチャウダーを作ろうと材料をスーパーで買い求め、出来上がったところでふとアサリの発砲スチロール容器に貼った商品明細表を見ると<ボイルむきアサリ(中国)>とありました。以前、中国産のアサリは危ないとネットで見かけた気がして再度ネット検索しますと農薬、抗生物質、重金属の含有が規定値を超えるものが検査で発見され、かなりの量が返品されるとありました。ただしどの記事も2008-2009年の記事ばかりです。一方、最近の国産アサリは激減して、輸入と国産の比は3:1との記事もありました。また国産表示とあっても中国などから輸入した小ぶりの生きたアサリを国内産地の海に短期間つけてそれから国産表示で出荷する記事も見つけました。目の前にしたクラムチャウダーはとりあえず冷凍庫行にして食するかどうか調べた結果判断しようと考えています。最近の中国産アサリの安全性の状況ご存知でしたらアドバイスお願い致します。

A 回答 (8件)

 直接の回答にはならないと思いますが、知っているところだけ。



 中国産海産物の状況はここ十年大きく変わってはおりませんね。一部農産物については輸入時の検査の強化が行われておりますけれど。

 「アサリの農薬の含有が規定値(規制値)を超えるものがある」というのは事実ですが、最近のところで抗生物質や重金属でそうしたケースがあったというデータを見たことは私はありません。というか、重金属なんかマグロや金目鯛でずと前から注意情報出てますけど、アサリは対象に入ったことないので、どこが情報源なんでしょうね。

 さて安全性についてですが、基本的に「危険ではない」ということになります。危険だというなら危害例を出せ、ということになります。

 農薬や抗生物質、重金属などの規制値というのは、実はこれを超えると危険、というものではありません。一般にこの種の規制値とは、実験等によって得られた「最大無作用量(ヒトが一生涯摂取しても影響がでないであろう値)」に1/100をかけたもの(100倍厳しくする)を指します。つまり、仮に規制値を100倍超えるものを一生涯毎日食べたって何の影響も出やしませんよ、ということです。

<最近の例>
 中国産アサリから除草剤のプロメトリンが基準値(一律基準0.01ppm)を超える最大0.075ppm検出されたため回収騒ぎになりました。ただこれが危険かというと、実はこの農薬の基準値は小麦では基準値は0.1ppm、トウモロコシでは0.2ppm、それぞれあさりの10倍、20倍まではOKというものです。アサリだと危険で農産物だったらその20倍まで安全なんて話はあるはずもありません。
 基準値、規制値というのは万一を考えて管理状況を監視するための数値で、それがイコール安全性に直結するものではないということです。
 ちなみに貝類の農薬なんて日本でも検出例はあります。

 したがって、中国産のアサリでチョイチョイ規制値を超えるものがあっても(それはそれで問題ですけれど)、ヒトの危害とは直接かかわらないよ、ということです。実際に中国産の食品類で人体危害が出た例、(犯罪以外)って、一部健康サプリに毒物が含まれていたケース以外ないですし。

 アサリに限らず、「中国産が危ない」という情報はよく見ますが、それによって人体危害が出たという実例はまず記載されていないと思います。多くは「だからこっちを買ってね」という方向に誘導するための情報か、人を怖がらせて注目を集めたいひとの根拠不明なものではないかと思います。
 あんな国から大事な食べ物を輸入しなければならないのは悲しいですが、だからと言って科学的根拠もなしに否定するのは正しいこととは思えません。

 さて、
>国産表示とあっても中国などから輸入した小ぶりの生きたアサリを国内産地の海に短期間つけてそれから国産表示で出荷する記事も見つけました。

 これは事実です。蓄養といってかなり古くからおこなわれていた方法です。ウナギもそうですね。国産のアサリ資源って一時期絶滅状態になりましたからね。ただし、要は日本の環境で長期間生育させるわけですから、生育の過程で蓄積してゆくものである農薬とか抗生物質と果汁金属を心配する意味はないと思いますけれど。
    • good
    • 23
この回答へのお礼

早速のアドバイスありがとうございます。調べると外食で既に中国産のアサリ等の海産物は口にしているようですね。そういえばひと月ほど前に別のスーパーで同様のボイルアサリを買ってチャーハンで使っていますが、あれも多分中国産だったと思います。ということで1日冷凍庫に仮置きしていたクラムチャウダーですが、料理の時間がないときにでも解凍・加熱して食しようと考えております。アドバイスどうもありがとうございました。

お礼日時:2014/10/02 00:20

東北産、北関東産の海産物の方がよっぽど危険です、



中国産は、もはや「安全」のレベル。


三陸の魚介類など、アメリカを筆頭に世界各国で輸入禁止措置の対象です。

そんなもの食えるか!って感じですね。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。内容から判断して東北産、北関東産というのは放射性物質の汚染ということなのでしょうね。三陸の魚介類が米国等で輸入禁止措置をとられているとは知りませんでした。福島第一原発事故当時、韓国が即、輸入禁止措置を採ったのは憶えていますが。ネットで公的機関の検査結果は思い出したように時々覗いていますが、あれでは信用できないということでしょうか。サンプリング調査の限界もありますし。。。。そういえば多摩川など東京湾河口付近でセシウムのホットスポットの話題が2年前にありましたが、最近は耳にしませんね。。。これを機会にネットで調べてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/02 15:00

冷凍アサリ積戻し、活アサリ廃棄がありましたが、


プロメトリン検出です。
近隣農場において使用された除草剤による汚染ですから、
相も変わらずな気がします。
煮アサリも同じ理由でアウトになっています。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。私もネットで調べたとき、プロメトリン検出原因で積戻し、廃棄があったのは2008-2009年頃でした。その後は事例が見当たらないので、<日本に輸出しても積み戻されては大被害なので日本への輸出用は自主検査で不合格品は送らないようにしているのかな>と良い方の解釈で思ってはいたのですが。。。。しかし検査に引っ掛かれば国内用、引っかからなければ輸出用というのも恐ろしい話ですが。。。本件、もう少し様子見してみます。

お礼日時:2014/10/02 15:10

No.1です。

丁寧なお返事をどうもありがとうございます。

 余談ですが、三陸沖をはじめとしてアサリから放射性物質の検出は現状はほぼゼロとなっています。いまだ検出のある福島沿岸のものは出荷制限がかかっているので出回りません。アサリも含め、日本の市場に出回っている水産物のほとんどは放射性物質に汚染されていない、というのが実情です。

 <食品中の放射性物質データ>
 http://www.radioactivity-db.info/product.aspx?pr …水産物

 なお、この値が「ウソだー!」という方は、市場で三陸産のアサリを買い求めて民間の検査機関に持ち込むことでそれを証明できます。今なら1件1000円程度やってくれるところもあります。一定制度の検出器を保有する反原発派のNGOなら、ただでやってくれるところもありますね。

 諸外国の日本産水産物の輸入規制については、現在でも限定された県の限定された品目(要は日本で出荷制限のかかっているもの)についてはいまだ輸入停止規制がありますが、ここ2年ほどでかなり緩和され、あっても放射性物質の検査証明が必要な程度になっています。あからさまに「日本の水産物は禁止」と言っているのは韓国だけです。

 ちなみに韓国は(なぜか)2013年秋から改めて日本産水産物の輸入を禁止しましたが、韓国の国会答弁で韓国水産庁の長官が、「この規制に科学的根拠なんかない(要は日本への嫌がらせだ!)」と発言しています。
    • good
    • 6
この回答へのお礼

再度詳しいご説明ありがとうございます。ここ1年は海産物の放射能検査報告サイトは覗いていなかったので自信を持つためにも覗いてみます。韓国のことですが、韓国には15年前に3年間滞在したことがあり、生活面で3度ほど全く関係のない現地の方に非常に困ったところを助けられたことがあります。そこで最後、帰国する時に3年間貯めていた小銭硬貨10kg!を袋に詰め、持ち帰りが面倒な楽器も併せて近くの教会を飛び込みで訪ね、寄付させて頂きました。青年部の方々が丁度集会をもっていて私の飛び込みの申し出に感激され、彼らから熱い握手攻め、ハグ攻めに遭い大変でした。他の国での経験も含め、どの国にもいい人と考えの浅い人がいます。そして政治は(悪い政権に限って)政権維持のために相手国とのいざこざを必要とし、プロパガンダで考えの浅い人を利用して反感を植え込みます。そしてさらに誘導された世論を利用します。韓国の日本海産物輸入禁止措置はまさにこのケースだと思います。手前味噌ですが、こうした政治の勝手な世論操作を無効にする手段は<武力や経済制裁でもなく>、<論理的打ち負かし>でもなく、民衆レベルでの思いやり、損得なしの助け合いとそこからの握手・ハグだと思います。で、そんなことからここ数年、微力ながら在留外国人(大半中国人、韓国人)の若い人たちを集めて日本語を教えるNGOボランティアをやっています。みんな良い人ばかりです。政府も軍事費ではなくこうした民間外交・安全保障にもう少し投資すべきでしょう。話が飛んだ方向にそれてしまい失礼しました。アドバイスどうもありがとうございました。

お礼日時:2014/10/02 17:02

No3です。


2014年7月には冷凍アサリ、活アサリ、煮アサリ、
3つともアウトで記載があります。
「中国産ボイルむきアサリの最近の安全性」の回答画像5
    • good
    • 8
この回答へのお礼

情報提供ありがとうございます。写真、拡大してみましたがPPM等の数値がぼやけて読めませんでした。この種の情報が開示されている出典わかりましたらお願いしたいのですが。日本でのアサリの消費量は中国3、国内1の割合ですからもし基準値以上のものを多くの国民が食していたら大問題ですね。現在の検査体制は何等かの不合格品が市場に漏れ出ない信頼性あるシステムを取り入れているのか心配になってきました。外食産業で中国産アサリを使ってないのは長崎ちゃんぽん(リンガーハット)ともう1社くらいとの記事を見つけました。やはり国の水産行政として国内産が枯渇しない施策(振興資金・技術導入、漁獲調整など)に注力すべきでしょう。輸入に少しでも依存しない食行政の在り方が問われると思います。それで漁民が潤えば雇用や経済の観点からもプラスのはずです。今回の質問には水産庁から是非回答願いたいところです。

お礼日時:2014/10/02 22:42

中国産を食べて死んだ人はいるが、


東北産を食べて死んだ人はまだいない。

それが事実。
    • good
    • 8
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。できましたら中国産ボイルアサリ、水煮アサリで中毒死した事例の新聞記事などを例示頂ければありがたいのですが。それに類する事故記事でも結構なのですが。

お礼日時:2014/10/02 22:46

公式発表なので、


厚生労働省ホームページ>健康・医療→食品>施策情報→輸入食品>施策紹介→違反事例から、
違反事例速報(平成26年度)輸入食品違反事例7月(68kb)に記載があります。
エクセルが必要です。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。紹介あったサイトを訪ねて確認致しました。このサイトは今後活用したいと思います。

お礼日時:2014/10/14 08:39

ネトウヨがいるようなので



http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/pdf/usa …

直ちに健康、あるいは人体に影響を及ぼすものではないということ
素直に解釈すると、
長い目で見れば影響を及ぼすということ

ソフトキリング
    • good
    • 3
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。紹介あったサイトを訪ねて確認しました。今後、活用したいと思います。

お礼日時:2014/10/14 08:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!