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製鉄所の映像がテレビで流れていました。
それを見ると、溶けた鉄が、溶炉から巨大な容器に移されていました。

不思議なのは、その容器も鉄製に見えることです。

溶けた鉄を鉄の容器に入れたら、容器が溶けるのではないでしょうか。

肉を消化する胃自身が消化されない理屈は、文章上なら知っています。それと同じですか?

A 回答 (4件)

因みにですが、TVでやっていましたが、高炉からの溶銑を、サンプリング用の鋼鉄製柄杓ですくって、砂の手形に流し込んだことも、やりました・・・・まだ、手形はどこかにあると思います。

(当然、TVでやっていた成分分析用のサンプルも、多く作りました。)出銑の温度測定で、手で持っている温度計を動かしてしまって、現場の方から「正確な温度測定ができないやろが・・・・」と、怒られたこともありました。 この温度計は、白金(Pt)をつかっていて測温を数回行うと寿命になって廃棄するので、密かに集めようかとも思いましたが、現場の人は、樋に流れている溶銑中にポイッと捨てていました・・・・
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この回答へのお礼

みなさん、返答有り難うございます

よく分かりました

今後もおねがいします

お礼日時:2015/01/15 06:42

追記です。



確かに、溶けた鉄だけを単に受ける場合ですと、鋼鉄製でもつかもしれません。が、
実工程は、溶銑の事前処理(脱燐だったっけ?)をトーピードカー上で実施したり、転炉での脱炭処理を同じ容器で行う場合もあります。そうすると、当然、反応熱で溶鋼の温度は上昇するので、容器の鉄皮だけだと、すぐに穴が開きます。

(本当に煉瓦が不要であれば、現場/整備担当は、煉瓦脱落によって溶鋼鍋が何時まで持つのか? 何時、補修しようか? なんて議論は、やっていません。)


それほど、製鉄の(特に上工程)現場は、熱に対して非常に厳しいものです。
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溶鉱炉から出た溶けた鉄は融点(1538℃)より若干高いだけの温度なので冷えた鉄の容器に入れても直ちに容器が溶けることは有りません。

長時間そのままにしておいても容器に触れている部分から温度が下がって固まってしまいます。
長時間(といっても長くて2時間くらい?)使用する溶銑車などは内部が耐火煉瓦でコーティングされています。
容器が溶けるというより中身が固まるのを防ぐためですが。
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その業界関係者です。



結論から言うと、違います。

高炉からの溶鋼(正確には、高炉からでるものは溶銑)を搬送するトーピードカー・製鋼工場で受ける溶鋼鍋ですが、外側は鋼鉄製ですが、直接、溶銑・溶鋼に触れると、当然、鋼鉄製ですと時間が経てば、温度に耐えきれずに穴が開きます。よって、容器の内側には「耐火煉瓦」が貼られているので、そう簡単に穴は開きません。が、何度も使うと、煉瓦が溶損するのて、定期的に煉瓦の貼り替えを行って、煉瓦厚みを確保しています。


が、たまに耐火煉瓦が剥がれて溶鋼中に混ざる場合もあり、それがたまに製品中に混入して「欠陥」となる場合もあります。
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