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般若心経は、音読みだと思ってますが、本当に音読みかな?
そして、音読みの場合漢字に意味はないと思うのですが?
音読みだとした場合、何処の国の言葉を漢字に変えたのか、又意味は?
知ってる方、及び知ることの出来るホームページをご存知方教えて下さい。

A 回答 (5件)

No.3のネコさんが、ほとんど語ってくれてますので補足に。



「阿字観」と言う瞑想法があります。
阿吽の阿ですね。

音を体ごと響かせるのが、個人的にはよい様な感じを受けるのですが
音の響きが重要だとされていると思います。

響きの問題であるから、音写はまったく意味がないかと言いますと
阿吽の阿でも、亜でも無く会でも無く在でも無く阿なんですね。
本来の内容に沿うような物を選んであると思います。

意味として含まれるようなと言うことです。

しかし、言語は基本的に時代で変化するものですから
今の日本語の漢字の意味と中国の漢字の意味と
その時代の漢字の意味に違いが出る場合もあります。

調べる場合は、そういうことまで配慮をした方がよいかもしれません。



昔、一休和尚が空海に「印を結ぶ(手の形で意味を表す)のは
何の影響も無く、何の役にもたたない」と言うような事を言いました。

そう言って一休和尚が去って行くのを、空海は
手を一つ叩いた所、一休和尚は振り返りました。
空海は手をチョイチョイと振ると、一休和尚は空海の方へ行きました。

空海は「あなたは手だけで引き返してきた。手で影響がないと言えようか」
と言うような事を言った一説があります。
詳細はうる覚えですが、ご勘弁を。

世の中には、体感を通して知り得る事もあります。
知ることの「知」の深さは、感じ取るもので成り立ち
感じるための行動から成り立つも物も少なくないと思います。

そこに自らが触れることもまた、より理解に進むのかなと思います。
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この回答へのお礼

有難う御座いました。我が身の知識不足を痛感しました。

お礼日時:2015/02/04 20:05

回答番号1のplapotaです。

博識なNemurinekoNyaさんの回答で充分なのですが、追記します。

『般若心経』のなかで、サンスクリット語の音を漢字にあてはめてゐる部分です。詳しくは、回答番号1で挙げた解説を読んでください。

菩薩(ぼさつ)
बोधिसत्त्व bodhisattva
ボーディサットバといふのは、「悟りを求める人」ですが、訳すのが面倒だつたのでせうか、音訳してゐます。現代日本で、輸入した歌や映画のタイトルをそのままカタカタにしてしまふのと同じです。

舎利子(しやりし)
शारिपुत्र çāriputra
これは人名です。シャーリが音訳で、プトラの部分だけ翻訳です。プトラの意味は「子供」です。

涅槃(ねはん)
निर्वाण nirvāṇa
ニルバーナは「吹き消す」「消滅する」といふ意味ですが、これも音訳されてゐます。ふつうに翻訳すればいいのですけれど。

阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみやくさんぼだい)
अनुत्तरांसम्यक्संबोधि anuttarāṁ samyaksaṁbodhim
アヌッタラサンヤクサンボーディといふのは、むかし『レインボーマン』といふテレビ番組で覚えました。「このうへなく完全な正しい悟り」を意味します。「三」も数字ではなく、サンスクリット語では強調をあらはす言葉で、音訳です。

じつくり見たわけではありませんが、上記の例と、回答番号1で挙げた例が、音訳です。たぶんそれ以外は、ふつうに翻訳されてゐます。ですから、ほとんどの漢字には、その意味があります。
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この回答へのお礼

有難う御座いました。回答全部がベストアンサーでした。私自身の知識の浅さを知りました。

お礼日時:2015/02/04 20:06

plapotiさんが回答を寄せていらっしゃるので、回答をするのを止めようかなと思ったのですが…。




☆般若心経は、音読みだと思ってますが、本当に音読みかな?
◇古代中国語の呉音読みです。
漢字の読み方には、漢音と呉音の二つがあって、日本の経典の読みは一般的に呉音読みでございます。
漢音は北京語読み、
呉音は広東語読み、
みたいな感じですかね。

たとえば、
金という漢字には、「こん」という呉音読みと、「きん」という漢音読みがありますでしょう。
仏教用語は一般的に呉音読みをしますので、
金堂は、「きんどう」ではなく、「こんどう」と読みますし、
金色は「こんじき」と読むといった具合。

ただ、真言宗の多く経典は、漢音で読みます。
金剛は、「こんごう」とは読まず、「きんこう」と漢音で読む。

これは、空海が長安、つまり、漢音で漢字の読みをする地域で密教を学び、それを日本に持ち帰ったから、真言宗は漢音でお経を読むならいになった。
対して、日本の多くの仏教は、呉音読みをするところから持ち帰ったので、呉音読みをするのがならわし。
真言宗でも、般若心経などの密教経典ではない経典は呉音読みするんですけれどもね。


☆そして、音読みの場合漢字に意味はないと思うのですが?
◇これはサンスクリット語の音写のことを言っているのでしょうね。
No.1のplapotiさんが書いてあるように、
prajna(ぷらじゅにゃ~)は中国語に該当することばがないので、中国の漢字の音を借りて般若とした。
これはサンスクリット語のオトをそのまま中国語の漢字の音にしたもの、日本語でいえばカタカナ表記みたいなものですから、般若という漢字からその意味を探ることはできません。

実は、私たちが何気なく日常で使う旦那さんの「旦那」もサンスクリット語をそのまま音写したものなのですよ。
ばかについては異説もあるのですが、馬鹿もそうです。
仏さんに供える水のことを閼伽(あか)と言いますけれど、これはなんとラテン語のaquaと同じ語源をもつサンスクリット。
アクアラングやアクエリアスがある遥か前から、アクアという言葉は日本にあったんです。
護摩を焚くの護摩もそう。
結構、日本語にはサンスクリット語起原のことばがあって、現代でも日常語として使われています。


☆音読みだとした場合、何処の国の言葉を漢字に変えたのか、又意味は?
◇音読みではなく、音写ね。
サンスクリット語で、古代インドの文語です。
般若は、ちょっと訳せないね~。訳せないから、そのまま音写したんだから。
教義的には無分別智ということになっているけれど…。

般若心経の最後に、
gate gate pāragate pārasaṁgate bodhi svāhā.
というオマジナイがありますが、
オマジナイ、呪文・真言は、訳すことが出来ても、サンスクリット語のままにするという経典翻訳のオキテがあるんですよ。
これには深い理由がありまして、
この呪文の音一つ一つに人智を超えた意味や働きがあると考えられていて、
これを中国語や日本語に訳すと効力がなくなってしまうからなんですよ。
オマジナイだから(笑)。

あ~、我ながら、私はなんて博識なんだろう~。この底知れない知識はどこから来ているのであろうか~。
 ───誰も褒めてくれないので、自画自賛する(ポリポリ)───

阿吽の呼吸という言葉の、阿(あ)と吽(うん)にもそれぞれ意味があるんですよ。
そろそろ説明が面倒くさくなってきたので、
聖書のことば
「我はアルファにしてオメガなり」
とでも思ってください(ポリポリ)。




☆知ってる方、及び知ることの出来るホームページをご存知方教えて下さい。
◇「教えて!goo」の哲学カテに決まっているじゃないですか(笑)。
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この回答へのお礼

有難う御座いました。回答全部がベストアンサーでした。私自身の知識の浅さを知りました。

お礼日時:2015/02/04 20:07

般若心経   もとは インドのサンスクリット語で書かれた仏教の経典を西遊記で有名な


玄奘三蔵がインドで学び、中国語に翻訳したものの様です。したがってサンスクリット語の発音を
漢字に当てた物と言えそうです。
全部が音読み(中国語の発音に近いものです。)
日本でも 多くの仏像の名前が 一種不可思議な感じで書かれているのはこのサンスクリット語を中国で漢字に当て字して 日本に伝わったもので、発音は サンスクリットに近いものが多くあります。
例 阿修羅(あしゅらー音読み、あすら、Skt:asuraの音写 sktはサンスクリットの略)

心経はサンスクリット表現の最後の言葉に 意味として 心 と有ります。それに中国で教えの事を書いた書物に 経 を付けています。それで 最後が 心経 になっているかと思われます。
全体が サンスクリット+中国語(漢字)の組み合わせ見たいですね。

般若心経
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AC%E8%8B%A5% …
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ainugakuin/rel …
阿修羅
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%BF%AE% …

http://cjjc.weblio.jp/content/%E7%B5%8C
意味
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question … 知恵袋に有りました。

参照ください。ちょっと勉強になりました。
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この回答へのお礼

有難う御座いました。回答全部がベストアンサーでした。私自身の知識の浅さを知りました。

お礼日時:2015/02/04 20:08

『般若心経』は、正式には『般若波羅蜜多心経』で、もともと、インドのサンスクリット語で記載されました。

タイトルは、原文では以下のとほりです。

प्रज्ञापारमिताहृदयसूत्र
プラジュニャーパーラミター・フリダヤ・スートラ

>>般若心経は、音読みだと思ってますが、本当に音読みかな?

「般若波羅蜜多」は、御指摘のとほり、プラジュニャーパーラミターの音読みです。
「心」はフリダヤ、つまり「こころ」を訳してゐます。
「経」はスートラ、つまり「スレッド、いと、ほん」を訳してゐます。

本文は、大部分がむかしの中国語への翻訳です。一部音読みもあります。終り近くのこの言葉が有名です。

गतेगतेपारगतेपारसंगतेबोधिस्वाहा
gate gate pāragate pārasaṁgate bodhi svāhā.
掲帝(ぎやてい) 掲帝(ぎやてい) 波羅掲帝(はらぎやてい) 波羅僧掲帝(はらそうぎやてい) 菩提僧莎詞(ぼじそわか)

何かありましたら、補足してください。

解説
http://www.bus.nihon-u.ac.jp/laboratory/pdf/oosa …

サンスクリット語の般若心経

https://www.youtube.com/watch?v=hGyHc3vZyCs
https://www.youtube.com/watch?v=KnmKrqysJTQ

広東語の般若心経
https://www.youtube.com/watch?v=lfP6OFL_21o
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この回答へのお礼

有難う御座いました。回答全部がベストアンサーでした。私自身の知識の浅さを知りました。

お礼日時:2015/02/04 20:08

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