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政策金利と債券の関係について。外貨建て国債の利回りについて。
2015年4月時点でのブラジルの政策金利は13.25%です。
http://www.miyako-kankou.com/brazil.html

現在、以下の2つの債券が気になっているのですが…

クレディ・アグリコのブラジルレアル建て社債(3年)
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G8 …
クレディ・アグリコはフランスの大手リテール銀行です。この会社がレアル建てで3年ものの社債を発行するようで、格付けはA2(Moody's)、A (S&P)とそこそこ高いようです。

10%を超える利回りなので興味があるのですが、なぜ社債でしかも格付がAAAでないにもかかわらず、ブラジルの政策金利を下回っているのでしょうか?差分の3.25%の中に証券会社などの手数料が含まれているという理解で良いのでしょうか?(また、債券とはこれくらい金利が差し引かれるのが普通なのでしょうか)

続いてこちら。
ばんせい証券が募集しているブラジル10年国債です。2012年4月に発行された既発債で利回りは8.16%。
http://www.bansei-sec.co.jp/jump/newspaper_index …
2012年4月の政策金利は9%だったので、差分は0.84%(と考えてよいのでしょうか?)と比較的小さいように思います。(2012年の政策金利と比較すべきなのかどうかわかりませんが)

ちなみに、ブルームバーグで債券利回りをしらべると、どの期間も13%前後が普通となっています。なぜ、ばんせい証券で買うと13%の10年債が8%の利回りになってしまうのかわかりません。
http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates_brazil. …

国債や社債には、政策金利に対してさらにリスクプレミアムが乗るものだと思っていたので、政策金利より高くなるのが普通だと思っていたのですが、これが普通なのでしょうか。

ちなみに、債券売買の経験はまだ一度もありません。

A 回答 (2件)

あなたの理解は、ベースとしては正しいです。


「ベースとしては」というのは、教科書的な解釈としては、です。


>なぜ社債でしかも格付がAAAでないにもかかわらず、ブラジルの政策金利を下回って
>いるのでしょうか?

目論見書などを詳細まで読んでいませんが、アグリコルの立場からでいえば、資金調達コスト
は少しでも安いほうが良いわけです。必ずしもブラジル政策金利より高くなくても。
だとすれば、超低金利にあえぐ日本の個人投資家向けに発行すれば、そこそこのレートでも
売れる。引き受け側の日本の証券会社としても、「これなら売れる」。
そういう意味でレートが低めになっている可能性はなくないかと。

このケースでは、アグリコル側はレアル建での調達をしたい。そしてそれが出来る。
円貨決済などと書いてあるけども、実際のところは為替リスクは投資家が負っているわけで、
実質的にはレアル建となんら変わりはない。

>証券会社などの手数料が含まれているという理解で良い

はい、そうです。発行体は、クレディアグリコル「コーポレートアンドインベストメントバンク」。
つまりCAの投資銀行部門なのでしょう。
そういうわけで日本での個人部門への販売を、この証券会社に委託している形なのでしょう。
そこには当然ながら引受手数料が発生します。(マネックス証券がもらうもの)

>2012年4月の政策金利は9%だったので、差分は0.84%

こっちの債券は見たところ、既発債ですね。
つまり、これから発行される新発ではなく、既に流通して売買されているものです。
ということは、常に市場の需要と供給によって値段が変動していて当たり前のものです。
このURLを見ると、単価が102円05銭となっています。

ただし、です。
債券の場合は、株式市場と異なり、相対取引が通常です。
つまり、株式の売買は、たとえば、東証において集中して取引されていますので、単価は一緒。
(原則です。細かい話は割愛)

それに対し、債券ではディーラー同士のオファーとビットによって値段が決まります。
そこに彼らの収益(スプレッド)も乗っていますし、単純にイールドカーブ通りには決まりません。
安く仕入れて高く売る。どのビジネスにも共通する動きをとっているだけです。
上記の例では102.05よりも安く仕入れているのが普通。

上記のことをすべて踏まえて、納得するならば投資でいいですし、
いや、証券会社にコストを抜かれてるので買いたくない、というのならそれでもよし。


産地直送の新鮮な魚、今朝、港に上がったばかりの新鮮な魚を東京で食べるには、鮮度を保つため
の特殊な輸送手段なんかがあるのでしょう。その輸送コストなどは当然、消費者が負担しています。
銀座の寿司屋に行って、今朝の港での原価なんて表示されてませんね。
それを、「今朝の港に上がった時の原価で食わせろ、こんな高い値でふざけるな」という客は
いません。
その間にはいろいろな人の手を経ている分、コストも入っているし、最終消費者に売る人のコストも
含まれている。

それに価値を見出す客だけが食うわけで、高いと思うならば食わなければいいだけだし、
食いたいけど高いコストは払いたくないというのなら、その港まで早朝に行って、漁師に船に乗せて
もらえるよう頼みに行って自分で獲ってくればよいわけです。

ただし、食った後に、コスト以上の満足感を得られるか、はたまた、食中毒に当たるかどうかは、
本人の自己責任ということです。
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よく気が付きましたね・・・・なぜなのか・・大部分の人は何も調べないし、知らないからです。


 要するにお馬鹿な一般投資家向け(個人に売りつける)で、日本の金利より、遥かに高いですよ言って、お馬鹿に売りつけるからです。
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