アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

最近テレビでやっていた「スーパードクターズ」を見ました。
この中でも日頃から気になっていることが放映されていたので、
思い切って質問しました。

血管が詰まった患者の救済処置ですが、
ステントを入れるとか、石灰化を削るとか、、、。

ここで疑問ですが、
削った際に出るであろうゴミはどうなってしまうのでしょうか。

テレビでは、
血栓はレーザーで溶かす、と言っていました。
石灰化については何も言わず、ただヤスリでこすっていただけでした。
石灰化(カルシウム?)は梗塞などを起こさないのでしょうか。

宜しくお教え下さい。

A 回答 (2件)

新しい血栓はまだ固くないので、カテーテルで風船を使って取り除くことができません。

容易にバルーンは膨らみますが、バルーンを萎ませると元の木阿弥、そこに血栓が残っています。
今まではThrombusterのような血栓吸引カテーテルで吸引して取り除いていました。結構、いい感じで血栓がとれるのですが、最近の研究では効果は否定されてしまいました。

バルーンを膨らませる時に吸い出しながらする事はありません。よって、バルーンを膨らませると血栓でもコレステロール主体の動脈硬化病変でも末梢に飛び散ってしまいます。よって、飛び散らないように、膨らませるバルーンの更に先に小さな丸いバルーンを膨らませ、そこに飛び散った破片が集まるようにしたシステムが以前は使われたことがありました。
でも最近は使われない事が多いです。
例えば、特に硬い病変はドリルのようなロータブレーター(TVでは最新道具と言っていましたが、ウソです。10数年前からあります)で削りますが、これだと末梢に削りくずが溜まって心筋梗塞みたいになる事があります。これとて、しばらくすると流れ去ってしまって無くなってしまいます。特にある薬(施設で違いますが)を冠動脈内に投与するとすーと流れていきます。

という事で、ご心配されるように屑や破片は末梢に飛んでいきます。でも、多くはそのまま流れ去り静脈系にいき、肺でトラップされるので問題になる事は少ないです。とはいえ、稀には no reflowといって、処置した狭窄・閉塞部位はきれいに修復されているのに、患者は呻き苦しがり、心電図はとんでもない心筋梗塞の所見を示す恐ろしい病態になる事はあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速有り難うございました。
結論は、昔は吸引していたが、現在は溶かすか流してしまう、ということでしょうか。
よって、運が悪ければ血管は通ったのに梗塞を発症する、と。
ただ、問題にならない(なっても報道されないだけ?)だけ、ということでしょうか。
怖い話ですね。
そうならないように日頃の生活を見直す必要がありですね。
お世話になりました。

お礼日時:2015/07/01 19:50

新しい血栓はまだ固くないので、カテーテルで風船を使って取り除くことができます。

血管内にカテーテルを挿入し、風船をふくらませて血栓を抜きとります。完全に除去ができた場合は血流が回復します。カテーテルで取り除けない場合は緊急でバイパス手術を行う場合もあります。血液は、吸い出しながら風船を膨らますと思って下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速有り難うございました。
2番の方に否定されましたが、イメージは分かりました。
昔の方法なのでしょうか。
お世話になりました。

お礼日時:2015/07/01 19:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!