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個人経営の産婦人科クリニックで事務をしている者です。

以前に実際にあった問い合わせの例をいくつか挙げさせていただきます。


①「○月○日に僕の彼女の○○という者がそちらで中絶手術を受けたのですが、領収書を無くしてしまったと言うのです。本当に手術を受けたのか?本人は確かに手術を受けたと言っているのですが、僕に嘘をついていて妊娠を継続させているかもしれない。勝手に産んでもらっては困るので、手術をしたのかどうかだけでも教えてほしい。」

②「娘の部屋でそちらのクリニックの領収書を見つけた。自費で13万円支払ったようだが、親に内緒で中絶手術を受けたのではないか?手術したのか教えてほしい。」(娘さんは成人しています)

③「先日わたしの娘の△△という者がそちらで切迫流産と診断されました。はり止めが処方されましたができれば流産してほしいので、積極的な治療はしないでもらいたいのです。次回からお薬を出さないように先生にお伝え願いませんか?」(患者様は未婚でご両親は出産に反対しているようです)

言うまでもなく「そういったお問い合わせにはお答えできません、そのような患者様が当院に受診なさっているのかもお教えできません。」とお伝えししばらく押し問答が続きましたがなんとか納得していただきました。

そして皆さん最後には「こういう電話があったことは本人には言わないでほしい」とおっしゃっていました。

この点が質問なのですが、この場合やはりご本人には言わない方がいいのでしょうか?

私共は患者様のプライバシーは守らねばなりませんが、患者様以外の方の秘密も守るべきなのでしょうか?

自分の立場に置き換えたときに、病院に私に関することで妙な電話がかかってきているのに、私に何の報告もないのはちょっと納得がいかないかな・・・と。

みなさんはどのようにお考えになりますか?今後の参考のためにご意見をお聞かせください。

また法的にはどうなのかご存知の方がおられましたら教えてください。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

no1です



皆さまの回答や、それに対する質問者様のお礼を読み感じました。実はわたしが勤めている法人は日本人なら全員しっている法人です。 ですから、情報漏えいは、個人情報お客様情報すべて、おそろしいくらい厳しいルールがあります。その観点でいうと、教務上知りえたことはなにも言わない、また言えない。また内容に干渉してはいけないルールがあります。 情報の漏えいのもっとも弱いところは、質問者様のような「優しい心、まじめな心、患者様のことを思う心」です。 おおよそ情報漏えいは、置き忘れなどのほかに、このような内容に干渉したもの(気の毒なのでつい洩らした)が多いです。もっとも、不正に営利目的に漏らすものは論外ですけど。

情報には干渉しない。これは基本ですから、まもられることをお進めします。産婦人科を訪れる方には、さまざまな事情があります。訪れた方はかなりの覚悟や決心をして訪れたはずです。 ですから、その方たちを守るために、質問者様は、基本を貫き「内容に干渉してはいけません」そのようなこころを持っていないと、気の毒だとか、これを言わないと責任を感じるなどは、もっともしてはいけないことです。 そもそも医院や病院は、患者様は「もの」としか見ないと治療ができません。 なかにはガン末期とわかっていても、治療や介護しないといけない医師や看護師の方もいるのが『医療業界』です。

わたしは父をガンでなくしましたが、それは、医師は酷いと思いました。本人と家族を目の前にして、全部説明するのです。病状や手術の危険性、予後がどのようになるか、おおよその余命も説明してよいと医師が判断したら本人に説明する場合もあります。

でも、これは仕事なのです。 内容に干渉していては、そういう仕事はできません。質問者様も気持ちはわかりますが、そういうこと(患者様個人)に干渉すべきではありません。 情報を扱うものの基本は単純なのです。
1) 本人確認をして、本人に開示できることしか教えない。
2) 本人の様々の事情には一切干渉しない。

質問者様は誠実に訪れた患者様のためだけに、最上のお世話をしてあげればよいだけです。 個々の事情に干渉はしてはなりません。 患者様のほうからそういう話をされたら、商売だと思って、聞き役になるかしなかいです。きいてあげて、そして無難な返事をする。辛がったら慰めてあげる。勇気を与えてあげる。 しかし、質問者様は仕事で、そういう「心の世話」もしているのです。 そんな、いちいち個々の事情に干渉して気の毒に思っていたら、仕事になりません。 またそういう仕事だと知って、されているのではないですか。 これは医療に従事する方全員にいえることですが、患者様の心を最高に保つようにしてあげる。 それが仕事なのです。 内容に干渉して、本当に気の毒におもってあげる気持ちはわかりますが、医療従事者は、家族ではありません。 これをきちんと把握しおれば、悩むことはないと思います。 また、そんなに悩むならこのような仕事には従事できないです。
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この回答へのお礼

回答者様のおっしゃるように私は仕事の範疇を越えて、患者様への思い入れが少し強いのかもしれません。

確かに患者様は家族や親しい友達等ではなく、あくまでお客様なんですよね。常に患者様の立場に立った心ある対応をと頑張ってきたのですが、ちょっとはき違えていたようです。

ご回答何度も読み返させていただきました。改めて医療従事者として私がすべきこと、心得を再確認できました。

回答者様の厳しくも暖かいご指摘に大変感謝いたします。

2度も丁寧なご回答をいただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/07/29 22:43

自分が患者なら言って欲しいですね。

患者以外の秘密を守る必要はないとおもいます。
ただ、ごたごたに巻き込まれたくないので自分が病院側なら言わないかもしれないです。
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この回答へのお礼

まさに私の心境そのものです。

私なら絶対に言ってほしいですが、正直面倒なことには関わりたくありません。私が余計なことを言って立たなくてもいい波風が立ってしまうかと思うと・・・(>_<)

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/07/28 22:58

素人回答ですが、


勝手に電話してきてウダウダ言ってそれで「秘密にしてくれ」と言うのは
電話してきた側の勝手な都合。
守秘義務は、どこの馬の骨ともわからん電話の相手には適用されないはずです。

ただ、電話の内容によっては「黙っていた方がいい」ものと
「お知らせした方がいい」ものがあると思います。
例題の状況③などは、母親たる患者の意向を無視した「殺人示唆」みたいな内容です。
患者そのものへリークするのは精神的に影響もあるので慎重にすべきですが
担当ドクターなどには報告すべきものではないでしょうか?

切迫流産の原因が③の「自称:親」にある場合、
これは犯罪になる可能性もあると思いますから
医学的見地で因果関係があるかどうか見極める必要がある。
もし因果関係があれば「自称:親」は傷害罪ですよ。
こちらについては報告すべきじゃないですか?
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この回答へのお礼

③の事例については医師にも報告しましたが、医師の判断で黙っていることになりました。やはり妊娠中の患者様には精神的な負担がかかってしまうかもしれないということで。

かなり飛躍した話になってしまいますが、万が一その患者様が何らかの事件に巻き込まれた場合(電話してきた人が患者様のお母様でなく、お腹の子どもの父親の本妻で、患者様が本妻に刺されたり暴行されたり)。
妙な電話が掛かってきて、患者様の妊娠を快く思っていない人物がいるということを病院側は知っていたのに本人に黙っていた。本人に報告していれば何らかの防御措置がとれたのに・・・ということにならないのかどうか心配です。

すみません、上記はすべて私の想像で実際にはその患者様は無事出産し今はご両親と共に赤ちゃんを育てておられます。

しかし実際にはストーカー被害やDV被害で面会制限のある患者様もいらっしゃいますので、そういった事件が起こらないとも限らないなと心配ではあります。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/07/28 23:23

それでOKです。



ま~弁護士に海自請求されたら教えてあげてください。
また、本人の緊急連絡先に記載された方もOKかと思われます。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/07/28 22:54

わたしは関わらないほうがよいと思います。

 そもそも電話してきた相手が本当に名乗っている本人の確認さえできていないはずです。 また余計なことを言えば、応対した方を含め産婦人科そのものに迷惑がかかります。

産婦人科は、ご承知のとおり医院ですから、それに関すること以外は答える必要はないと思います。

>自分の立場に置き換えたときに、病院に私に関することで妙な電話がかかってきているのに、私に何の報告もないのはちょっと納得がいかないかな・・・と。

これは関係ないと思います。 たとえばそこが内科クリニックと考えてみてください。 内科に「○○の夫ですが、妻が胃ガンかもしれないと、そこに行ったはずなのですが、本当の病名は何ですか」という問い合わせがあった場合、看護師が患者に「ご主人が胃ガンの可能性があると心配していましたよ」と言わないはずです。 あまり産婦人科にこだわらず、この診療科は女性特有の疾患で行くところでもあります。 そういう患者さんもいらゃっしゃると思います。(すなわち健康保険が適用できる患者さん)

また、現在は、本人確認をしない限りは一切答えないというのが建前です。窓口にきたなら、写真付きの公的身分証明書。 電話なら、記録されている「氏名・生年月日・住所・自宅電話番号」などです。加えて厳しいところでは、生年月日など数字で表せるものは、オペレータでさえ、情報が見えず、電話機からの入力操作でコンピュータが本人確認しているところさえあります。
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この回答へのお礼

確かに電話してきた方が本当にパートナーやご家族なのかは確認できません。だからこそ心配なのです。

家族以外の人が病院に電話をかけてきて自分の情報を探ろうとしている。・・・と考えると気持ちが悪いです。


ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/07/28 22:53

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