アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

もう30年ほど昔になりますが、当時一橋大教授の野中教授が提唱した「暗黙知と現実知」に出会いました。
当時はよく理解できないところがありましたが、今では、まったくその通りだと感動しています。
最近は企業教育でもコミュニケーション能力がよくいわれています。
そのことと、「暗黙知と現実知」は深い繋がりがあると感じます。
皆さんはいかがお感じでしょうか。

A 回答 (1件)

いわゆる「職人技」を、言葉を中心としたマニュアルだけで後輩に伝えきることはできるか、果ては完全にコンピュータ化できるか、といった問題ですね。


マニュアルだけで微調整まで表現するのはなかなか難しいように思いますし、そもそも、職人業を持つ人自体が、すべてを理屈で理解しているわけではないはずで、これをマニュアル化するのは可能なのか、という気はします。
たしかに、職人の手元を撮影して、それを基にコンピュータ化するという技術は見たことがありますが、その精度たるや、果たして職人業と全く同じことができるのかどうか。
出来てほしいという気持ちがある反面、無理であってほしいという気もあり、複雑な気持ちですね。
ただ、暗黙知という概念を知っていることによって、コミニュケーション能力に深みが増す可能性はありそうです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「職人技のマニュアル化は可能なのかという気はします」
「出来てほしいという気持ちがある反面、無理であってほしいという気もあり、複雑な気持ちですね」
→同感です。その通りでしょうね。
経験の積み重ねによる職人技は、目と手先から脳に至る複雑な組み合わせの結晶ですから、簡単にはいかないでしょうね。
私が感動しているのは、人間が普段何気なく感じたこと(暗黙知)はそのまま消えていくが、これを誰かに話をして、多様な意見を聞くことによって、そのアイデアは徐々に有効なものに形作られていく(現実知)という点です。
これはアイデアの商品化のプロセスとして、企業では無意識のうちに行われていますね。
私は商品化に限らず、人々の日常の悩みでも同じことがいえると実感しています。
例えば、恋愛の悩み、家族間の悩み、仕事の悩みでもです。
つまり、最近盛んにいわれているコミュニケーションの大切さも同意義の範疇だと思います。
こういう捉え方は、「黙して語らず」「寡黙」に美意識をもつ日本人には苦手な世界なのですが。

お礼日時:2015/08/09 07:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!