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こんにちは。早速ですが志望校で迷っています。
私は兵庫県在住で高3です。
理学部物理学科で、素粒子物理学と物性物理学を学びたいということは決まっているんですが、大学が、神戸大学、大阪大学、東北大学で迷っています。
1年のころから神戸大学を志望校にしていましたが、意外と成績が上がって、友達から「もっと上を狙え」ってつっつかれています(笑)
 いずれの大学でも下宿はしなければならないのですが、神戸だったら実家に帰るときもすぐに帰れるし、父に拾ってもらって帰ることもできます。父の知り合いが多いという強みもあります。それに神戸大学には私の学びたい分野しかありません。
 東北大学にも私の学びたい分野はあるのですが、何しろ遠い、新幹線で往復すれば4,5万は覚悟しなければならないわけで、それでもお願いすれば親は出してくれると思いますが、東北は寒いですから(笑)あまり気が進みません。
 大阪はそこそこ近いですが、大阪の物理学科は、物理の全分野に手を出せるような感じで、私の学びたい分野だけというわけではありません。ないことはないというかあるにはあるというか・・・。
 それでも東北、大阪は旧帝大という強みもやはりあるのかなとも思ったりします。
 ちなみに神戸大学の景色がきれいということはメリットになりません。なぜなら、景色には少なければ1週間程度で飽きてしまいその後にはつらい坂道が続くからです(笑) まぁ、どうやら3つの大学すべてが、多少なりとも山のようですが・・・・
 科学者目指すなら京大に行けと1年のころ先生に言われましたが、国語の勉強がこれ以上耐えられないので(笑)あきらめました。
 自分の学力は関係なしに志望校を決めたいので、パンフレットやHPには載ってないような情報とかもぜひ教えてください。

A 回答 (2件)

 諸事情あるでしょうが、


>素粒子物理学びたいということは決まっているんですが、

 というところだけで言うなら(物性のほうはおいといて)
大阪大学です。

 素粒子物理学は最新の機材と最新の情報があれば
いいと思う人も少なくないはずなんですが、
長い研究の歴史、大学が持つ学問に対する姿勢は
無視できません。

 戦前からいわゆる素粒子物理学の研究をちゃんと
やっているのは東大、京大、阪大しかないんです。
余談ですが、東大は戦争中武器開発に専念していた
ため、この分野では少し遅れをとり、さらに
アメリカに研究データの没収や研究の凍結を言い渡さ
れ、戦後しばらくは京大の独走状態でした。

 日本の素粒子研究のメッカはどこかと言えば
今でも京大、阪大です。東大もカミオカンデの
件でちょっと目立っていますが、この分野で
みんなを驚かせるような画期的なことはなにも
やっていまん。

 因みに日本初のノーベル賞を受賞した湯川
博士ですが、出身は京大ですが、受賞時は
阪大の先生でした。

>私は兵庫県在住で高3です。

 物理の教科書に、サイクロトロンという
装置の話が出ていると思います。
この装置、1930年ころアメリカ
カルフォルニア大学のアーネスト
ローレンスによって作られたもので、
ローレンスの協力を得て、日本でも
サイクロトロン設計を行いました。
 終戦時1945年には、日本に4台の
サイクロトロンがありましたが、内2台は
理化学研究所、1台は京大、そしてもう1台が
阪大にあったんです。

 詳しくは参考URLにある伊藤順吉という方の
記事で、上から8行目あたりの
「この頃の原子核物理学の進歩の情況を簡単に記しておく・・・大阪帝国大学・・・菊地正士先生を中心に,
1936年にサイクロトロンの建設が始まり,・・・」

というところです。


 この阪大の菊池先生の事は、私もここで質問した
ことがあるので、よろしければ以下を
ご参照ください。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=604913


>東北は寒いですから(笑)あまり気が進みません。

 実はその寒さを利用して、1960年代前半
くらいまで、東北大学は日本の低温物理学の
最先端の研究をしていました。
 物性物理学にご興味があるなら、超電導はご存知
かと思います。物性物理学と低温物理学の
接点にあるのがこの超電導という現象です。
 1960年代当時、超電導と言えば、理論面は
東大、実験成果は東北大学がトップだったんです。
 
 ところがこのころ、旧国鉄が超電導を利用した
リニアモーターカーの開発に本格的に乗り出したこ
とから、低温物理学も国家事業的色彩を帯びる
ようになり、研究の予算面で東大に重点が置かれる
ようになってしまいました。
 

参考URL:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jps/jps/butsuri/50th/nof …
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この回答へのお礼

詳しい回答本当にありがとうございました。
結局それぞれ一長一短があるということですね。かなり参考になりました。
とりあえず、神戸は却下。その決心はできました。

お礼日時:2004/07/01 20:22

「科学者目指すのなら京都へ行け」これは必要条件みたいなもので、なおかつ入学後クラスでも入学当時から抜群に頭がいいことが条件になってくると思います。

とにかく、大学に残って研究者をやっていこうという場合は素質がモノをいうと思うので、慎重に考えたほうがいいです。(複雑系のような分野の場合は。)

旧帝大クラスの大学(東大、京都を除いて。)に進んだ場合は、大学院修了後、多くがメーカーの研究職として働き始めるでしょう。そういった将来も考えているのであれば、やはり阪大が就職面では有利でしょう。
「学力とは関係なしに志望校を決めたい」というのは、本当に自分のやりたいことを学べるのはどこの大学なのか?を聞きたいということですか?
そうであれば、それは大学院に進学するときに考えればいいことです。高校生の段階で将来の自分の専門領域を決定するのは無理があります。卒論も書いてないし、実験もしたことがない。この状況だったら、自分の専門領域を決定するには判断材料が少なすぎます。

大学時代は、なるべく多くの選択肢を持てる環境で過ごすすべきです。この場合は阪大がいいでしょう。学部の3年生ぐらいまでにじっくりとやりたいことを考えて、大学院入試の時に改めて研究室を選びなおすというのがベストです。 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
実際科学者にこだわっているわけだなく研究職につけたらいです。
京大なんかは3年生まで専門分野に分かれないくらいだから、やはり、実践的な研究となると大学院なのですね。
だんだん阪大に決まってきました。

というわけで、目の前の期末テストをがんばりますね。

お礼日時:2004/07/01 20:30

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