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分光分布グラフを見たら、色光が分かる
分光反射率曲線を見れば、その物体の色を知ることができる
と、色彩検定のテキストにあります。
色光と物体の色は同じ意味ですか?
違うのですか?
どうして分光分布グラフでは色光という言葉を使い、
反射率曲線では物体の色と言う言葉を使っているのか、
ややこしてくて分かりません。
教えてください。

A 回答 (1件)

>色光と物体の色は同じ?



ではありません。

分光分布は、光源の発する可視光線の成分をグラフ化したもの。
つまり、色光とは、光の質の事で、白熱球は色温度が低い(赤味成分が強い)、三波長蛍光灯は鋭い波長のピークが三波ある、曇天や日陰では色温度が高い(青味成分が強い)と言う具合に光質が違うのです。

方や非発光体の色は、物体の反射率で左右される。黄色に見える物体は黄色の反射率が高い。白っぽく見える物体は、全ての波長に対し反射率が高いと言う具合に。それが反射率曲線。

だから、色光(光質)が違うと、同じ白い紙でも色味は違って見える筈。
ただ、それに気づく人は少ない。何故なら、紙は白いものとの思い込みがあり脳内で補正されるから。
これが、デジタルカメラだと、その辺融通が利かない。だから、自動でホワイトバランスを調整する機能が備わっているのです。
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この回答へのお礼

とてもよく分かりました。
ありがとうございました。
おかげで、テキストの理解が進み、ばっちり覚えられそうです。
本当に感謝いたします。
また違うことでこちらのカテゴリーで質問すると思います。
またよろしくお願いします。

お礼日時:2015/09/12 18:11

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