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日銀券を日銀は負債として発行すると、勉強したのですが、

市中銀行としては、日銀券を日銀から借りて、公定歩合のレートに従って、利子を払うわけで、市中銀行にとっての負債だと思うのですが、

日銀券が日銀の負債として発行されるというのが腑に落ちません。

教えて下さい。

A 回答 (2件)

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https://www.boj.or.jp/z/sp/announcements/educati …
銀行券が日本銀行のバランスシートにおいて負債に計上されているのはなぜですか?
歴史的にみると、日本銀行が設立された当初、日本銀行の発行する銀行券は、金や銀との交換が保証されていました。こうした制度の下で、日本銀行は、銀行券の保有者からの金や銀への交換依頼にいつでも対応できるよう、銀行券発行高に相当する金や銀を準備として保有しておくことが義務付けられていました。このような銀行券は、いわば日本銀行が振り出す「債務証書」のようなものだと言えます。このため、日本銀行は、金や銀をバランスシートの資産に計上し、発行した銀行券を負債として計上しました。

その後、金や銀の保有義務は撤廃されましたが、一方で、銀行券の価値の安定については、「日本銀行の保有資産から直接導かれるものではなく、むしろ日本銀行の金融政策の適切な遂行によって確保されるべき」という考え方がとられるようになってきました。こうした意味で、銀行券は、日本銀行が信認を確保しなければならない「債務証書」のようなものであるという性格に変わりはなく、現在も負債として計上しています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。助かります。

お礼日時:2016/01/20 17:09

日本銀行は建前上、株式会社であり、上場企業です。

そして、日本銀行券と云う有価証券を発行し、販売をしています。
その日本銀行が売り出す1000円紙幣日本銀行券と云う有価証券は円通貨で1000円で無利子と云う固定された販売価格です。同じように10000円紙幣日本銀行券は円通貨で10000円で無利子と云う固定された販売価格です。この行為を企業経理でのバランスシートから眺めると、日本銀行券と云う有価証券は、将来、返済されるべきものと云う分類として負債となります。
建前では、日本では政府発行の政府券と云う紙幣通貨も実施することが可能ですので、政府券と日本銀行券との二つの円通貨紙幣が流通する可能性を、理論上、否定出来ません。そのような理論の遊びでは、日本銀行は流通している日本銀行券紙幣と云う有価証券の返済を政府券で行うと云う可能性も存在します。
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