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酢酸とアミノ基、あるいは、酢酸とヒドロキシ基が反応することをアセチル化と言いますよね。

例えばアミノ酸など、アミノ基とカルボキシ基を併せ持つ物質と無水酢酸を反応させるとき、アセチル化はアミノ基と(無水)酢酸の間でのみ起こると聞きました。

これはなぜなのでしょうか。カルボキシ基と酢酸は、アミノ基と酢酸よりも反応しにくいから、なのでしょうか?(ならば、このような反応のしやすさ、しにくさ、は何故生じるのか?)

また、例えばヒドロキシアミンなど、アミノ基とヒドロキシ基を併せ持つ物質と無水酢酸を反応させるとき、アセチル化はアミノ基と酢酸の間で起きるのか、それともヒドロキシ基と酢酸の間で起きるのか、教えていただきたいです。

できれば理由も付け加えて教えていただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

>カルボキシ基と酢酸は、アミノ基と酢酸よりも反応しにくいから、なのでしょうか?(ならば、このような反応のしやすさ、しにくさ、は何故生じるのか?)


これはトートロジーになってしまうのですが、反応が活発に進むのは生成物のギブスの自由エネルギーが減少(実際には負である)するからだと説明されています。その為無水酢酸よりさらに強力な塩化アセチルを用いると爆発的に進行します。化学反応は専ら液体で起こるためギブスの自由エネルギーで説明されます、圧力変化を気にしなくて良いからです。これより先は物理化学の教科書をお読み下さい。
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