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フランス語を独学で勉強し始めて10ヶ月になる者です。参考書やネットにて解決策を見つけようとしましたが、当該文法を探せずにここで質問させていただくことにしました。
早速ですが悩んでいる文例です。

(1)Je vais vous dire la vérité.を近接過去にすると
         ↓
  Je viens de vous dire la vérité.

となります。(「de」の次が間接目的語の「vous」)

しかし、動詞direの基本的用法を用いた下記文例では

(2)Tu lui as dit de venir me voir demain ?

となっています。(「de」の次が動詞「venir」、そのあとに「venir」の間接目的語である「me」)

私は今まで単純に(1)の規則((「de」があってもなくても)フランス語では動詞の前に目的語がくる)が全てに該当する、と覚えてきたのですが、本日(2)の文に初めてお目に掛かり、当惑しております。
(てっきり「~de me venir voir demain?」の語順だとばかり思っていました。)

あくまでも自己分析+勝手な推測なのですが、この(2)の文では、「de」が英語でいうところの「to」の役割を果たしていることから、「de venir」(=「to come」)とワンセットになっている、という理解でよろしいのでしょうか?
(1)の近接過去における「de」とは役割が違うことにより、間接目的語の位置が変わってきている、と考えているのですが、その裏付けとなるものがないので不安です。

体系的に文法をもっと研究して勉強すればよいというお叱りを頂戴することを覚悟の上でお訊ねいたします。
もしも上記の私の推測が正しいとすれば、動詞direの他にも demander や permettre 等の場合にも「de+動詞+間接目的語」という語順になるということでしょうか?

フランス語にお詳しい方からのご教示をいただけたら幸いです。
ちなみに上掲の文は過去の仏検問題3級のものからの抜粋です。

どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

(2)Tu lui as dit de venir me voir demain ?



まず、
S dire à 人+de 動詞の原形「(人に)~するようにいう」
したがって、
Tu lui as dit de venir 「君は彼(女)に来るように言った」

次に
venir de 動詞の原形=近接過去
venir 動詞の原形=~しに来る

ここでは me voir が「来る」目的です。
つまり、「私に会いに来る」

もうお分かりですね。
me は venirの間接目的語ではなく、voir の直接目的語です。


ちなみに、
demander à 人+de 動詞の原形「(人に)~するように頼む」
permettre à 人+de 動詞の原形「(人に)~することを許可する」
間接目的語は「de 動詞の原形」の前に来ます。
さもないと、間接目的語主節の動詞にかかるのか、不定詞にかかるのか、分からなくなります。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます!
なるほど...。自分が今までいかに「de」に縛られていたのか、そして文の構造をちゃんと見ていなかったかを痛感しました。わかりやすいご説明に感謝いたします。

お礼日時:2016/02/09 16:51

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