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「廃油をディーゼル油にリサイクルする」とかありますが、単純に補助燃料剤的な働きをするものにリサイクルってのはないのでしょうか?焼却時のエネルギーの助けになるとか・・油だからよく燃えるんじゃとかそんな単純なものではないでしょうか(^^;

A 回答 (6件)

日本ではメジャーではないみたいですが、海外では軽油に植物油を混ぜて使っている


人もいますし、ボイラ燃料の中に混ぜる人も居る様子ですね~。
(ま、自己責任でやっているわけですな。)
日本でも、表には出てこなくてもやっている人は居るでしょうし。
( というか、昔私の周りに居ました。 ^^; )


>>油だからよく燃えるんじゃとかそんな単純なものではないでしょうか

誤解を恐れずに本音を言えばそんなものです。

ポンプ等機械面の制約とか主燃料の種類とか燃焼温度とか、突っ込んでいけば
色々知識が必要ですが....。
例えば(そんな例が多いかどうかは別にして)燃えにくいものを燃やすときに
燃焼を助ける意味で灯油を使うなら、そこに廃植物油をいくらか混ぜるっての
は、下水に流したりそのまま埋め立てるよりはズンと良いですしね~。

建前を云えば「火災や故障や怪我の原因となるので、充分な知識を元にして行って
欲しい」となりますけども....。

BDFだって(言い方は悪いですが)そんな物です。
原理を読むと難しいですが、アルコールとアルカリと油を混ぜるってだけ。

ですから、一手間かけてBDF(VDFって表現でもいいんですが)にして、リサイクル
100%リサイクル燃料で使う人が多いともいえますね~。
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この回答へのお礼

ありがとうございます☆

お礼日時:2004/07/15 08:44

#5で書き忘れました。



実際、脂肪酸メチルエステル(FAME)はガスクロ(GLC)で分析したりするのですが、炭素数20以上のもの(固形の動物油脂に多い)でも270度あれば短時間で気化します。

植物油のFAMEであれば軽油の気化温度と大差ないかもしれません。
#FAMEの自己着火する温度はわかりませんでした。

参考URL:http://www.isuzu.co.jp/semi/diesel_1/merit/05.html
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この回答へのお礼

皆様ありがとうございました☆☆☆

お礼日時:2004/07/23 11:05

「単純に補助燃料剤的な働き」ではありません。



製法は参考URLのしたのほうに書いていますが、植物廃油の脂肪酸をアルカリ触媒下でメチルエステル化することにより粘度、沸点を低くしディーゼルエンジンで燃料として使えるようにしたものです。
#実際は酸性触媒でもメチルエステルは生成できます。廃油の場合そちらのほうが楽かもしれませんが、残存する触媒(酸)がエンジンにダメージを与える可能性があるのでBDFではアルカリ触媒を使うものと考えられます。

どの程度使えるかは、http://journeytoforever.org/jp/biodiesel_vehicle …
の記述によると「1996年以降に製造した車は100%バイオディーゼル燃料に対応している」のだそうですが、一部ゴム部品の交換は必要みたいですね。

参考URL:http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kankanri/sui …
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 まず廃油(機械オイル類、ほか)とディーゼル油(軽油)は、明らかに異なるものです。

既述の通り、多少は軽油に混ぜても走れますが、その場合不完全燃焼が起こりやすく、また様々な燃えカス(粒子状物質)が大気解放されてしまうため、エネルギー的な観点以外においても様々な環境・健康汚染が生じます。

 総エネルギー的な視点もそうですが、ただ燃やすだけでは済まないんですよ(^^;;
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この回答へのお礼

皆様ありがとうございます☆やはし不純物いっぱいのもの燃やしたり単純な考えでは色々問題でてきますよね(^^;

お礼日時:2004/07/15 08:47

真に心苦しく思いながら........。


変な他意はありませんが、ちょっと厳しい部分だけ訂正させてください。


植物性油、生産される際の二酸化炭素量と大気に放出される二酸化炭素量は全然
違います。

食品について、生産のための投入エネルギーで評価する手法があるんですが、農
作物の場合は採取農業(?)でない限り、生産のためにはその食品が持っている
以上のエネルギーが必要で、エネルギーといっても、肥料だの何だのあるんです
が、殆ど全て、どこかで化石燃料のお世話になっていますので、生産段階の二酸
化炭素量は、生み出された作物を燃やした発生する量より多いです。


確かに、埋め立てですと油が持つ熱量を利用せずに捨てますので、それを燃やす
ということなら「石油(化石燃料)の削減」に繋がるんですが、これは「廃油で
あるか無いか」に関わる部分なんですね。 ですから、「植物油だから炭酸ガス
収支がトントンになるとかいう事は無く、微視的に見れば生産時の投入エネルギー
は鉱物油の方が低いって見方もできますので....。
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廃油自体は燃えにくいと思います。

しかもエンジンに悪影響の出る可能性があります。
しかし以下の理由で地球環境に望ましい面もあります。

1.石油資源の節約
2.環境問題(ディーゼル油を燃やすと硫黄酸化物など有害物質が放出される。)
3.廃油は植物性のため燃やして出る二酸化炭素と、植物により生産される際の二酸化炭素の吸収で、大気中に放出される二酸化炭素の量がトントンとなる。
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この回答へのお礼

ありがとうございます☆

お礼日時:2004/07/15 08:45

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