激凹みから立ち直る方法

グローバル化を進めようと叫ぶ人は、グローバル化の是非について問われたら、「グローバル化は避けられないものだから」と言ってすぐに話をすり替えようとします。
「グローバル化はいいものだよ、だからグローバル化しようよ」と主張するのであればわかります。でも、グローバル化は安定した国際関係が構築されていなければ維持することができないものです。例えば、中国からミサイルが飛んできたらグローバル化は一瞬でストップします。そして日本を攻めなくても、中国が台湾やフィリピンを攻めればグローバル化は大幅に後退する筈です。その方が可能性が高いでしょう。また、グローバルスタンダードというものはアメリカの強力な政治力、強大な資本力によって維持されている側面が大きいので、アメリカの力が弱まって各国が好き勝手なことを始めてもグローバル化は後退する筈です。
歴史上、大英帝国やモンゴル帝国のように強大な帝国のもと国際化が進んだ時代もあれば、核となる国が存在せず、各国が内向きになった時代もありました。
グローバル化が良いと思うなら堂々とメリットを示せばよいのです。ミサイル一発でストップするグローバル化が避けられないというのは理屈が変です。そして本当に避けられないのであれば、叫ぶ必要すらありません。
例えば20年前を考えると携帯電話は普及が避けられないものだったと思いますが、携帯電話会社の宣伝も多少はあったにしろ、「携帯電話の普及は避けられない!」と言う人は誰もいなかったのに勝手に普及していきましたから。

質問者からの補足コメント

  • ロシアは経済制裁を受けてグローバル化がストップしています。
    中国との関係も、いつ衝突が起こるか分からない状況ですから、そうなればグローバル化はストップせざるを得ないです。海上輸送が止まってしまえばグローバルもクソもないですから(中国が攻めてくるはずはないと言い切れるのは共産党支持者くらいのものです)。

    人や物、情報のスピードは確かに速いですが、電気が止まってしまえば強制的に停止です。
    グローバル化は、今の平和な国際情勢とエネルギーの大量供給があってはじめて維持できるものだと思います。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/06/07 21:18
  • 鎖国しなくても、中国とアメリカの関係が悪化し、断交することにでもなればグローバル化は止まるでしょうし、日本も否応なしに巻き込まれます。
    世界から取り残されるとおっしゃいますが、その世界が分断され、お互いにいがみ合うことになればどうするのですか。
    世界平和というのは各国が努力を重ねてやっと維持できている状態なわけで、世界平和なしにグローバル化が進むのは不可能です。
    日本人が今の生活水準を得ているのは、海外からの資源の輸入に頼っているところが大なわけですが、その資源は有限であり、限られた資源をめぐって今後争いが起きる可能性は充分にあります。

    どちらにしろ今のエネルギー大量消費を前提にした生活はそんなに長く続かないです。日本の軍事力・政治力・経済力を強化して他国を従え、今の生活を維持するか、他国との協調・平和を重視して生活水準を落とすか、二つに一つでしょう。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/06/07 21:43
  • 「グローバル化」とは、情報通信技術の進展、交通手段の発達による移動の容易化、市場の国際的な開放等により、人、物材、情報の国際的移動が活性化して、様々な分野で「国境」の意義があいまいになるとともに、各国が相互に依存し、他国や国際社会の動向を無視できなくなっている現象

    ・・・らしいです。情報化社会とソ連崩壊もグローバル化を促進する要因の一つだとは思いますが、さすがにそれだけではないでしょう。例えば山奥でも快適なネット環境があればグローバルになるんですかね?

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/06/08 23:22

A 回答 (5件)

>グローバル化は、今の平和な国際情勢とエネルギーの大量供給があってはじめて維持できるものだと思います。



はい、その通りだと思います。ですから、今のように平和である以上はグローバル化は止められません。グローバル化がよい、とか悪いということではなく、止められない、のです。

また、中国も日本同様にグローバル化の進行を止めることはできません。どれだけ共産党政府が嫌がっても、日本にくる中国人は増え続け、反日のウソと日本と中国の様々なレベルの差を思い知ることになります。

また、中国にしても韓国にしても、彼らの国を潤している輸出品のパーツの半分ぐらいが日本製です。それを作っている工作機械も日本製です。
 中国は外需依存が40%以上、韓国にいたっては80%以上です。日本は30%強です。

グローバル化が止まれば、日本以上に中国も傷つくのです。

グローバル化するメリットもありますが、デメリットもあります。どちらがいいのかはわかりません。しかし、今はすでに世界中の枠組みが貿易を基礎にしていますので、大きな戦争を起こすこと自体がかなrむずかしいといえます。

ロシアだって、40年前なら戦争を仕掛けていたかもしれませんが、今では経済制裁されても戦争に訴えることはできません。戦争をしたら、ようやく手に入れた「ヨーロッパへのガス供給という切り札」を自分から捨てることになるからです。

グローバル化は避けられない、それだけです。
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現代のグローバル化、というのは次のことを


意味します。

情報化社会とソ連崩壊です。

情報化社会になってグローバル化が進むという
のは理解できると思います。

ソ連崩壊については、崩壊により東側諸国が
市場経済に参入し、グローバル化した、という
ことです。

こう考えれば、グローバル化が避けられないという
ことがお解りになると思いますが。


質問者さんが指摘しているのは、例えば中心となる
国が存在しないと、あるいは平和でないと、
グローバル化は、混乱して
弊害が多くなる、ということでしょう。
この回答への補足あり
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>軍事力・政治力・経済力を強化して他国を従え、今の生活を維持するか、他国との協調・平和を重視して生活水準を落とすか



それってどちらもグローバル化でしょ?
なんでもかんでも1国内でやろうというのが反グローバルですから
ブロック経済にしても地域自由貿易協定でもグローバル化の手段の一つにすぎません
結局質問者ご自身がグローバル化するしかないという結論をだしているように見えますが
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どこまでをグローバル化と定義されています?


戦争などで一時的に物流が止まることをグローバル化の停止とはいいませんが

完全に鎖国し、エネルギー・食料・原材料もすべて自国のみの地産地消を目指す?
まず、生きていけるだけのものが足りないし、非効率な作業もすべて国内で
まかなうとなると、相当インフレが進みます。
仮になんとか成功したとして技術的に世界から取り残されるため
強国の植民地化されるのがオチです
この回答への補足あり
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私はグローバル化はもう避けられないものだと思います。


グローバル化が良い悪いの問題ではなくて、避けることがもうできない時代に入ってしまったのだと思います。

人や物、情報の動くスピードが速くなってしまい、時には人間には制御できないものとなってしまっています。
国同士で物資や技術・情報をやり取りしていかなければ、その国での生活が成り立たなくなっていると思います。
日本の場合はエネルギーや食料がそうですね、それを得るために輸出ができなければと…。

例えばアメリカ主導が崩れたらと言いますが、
それでも、世界各国がその国のみで全てを自活できない状況になってしまっているのでグローバルな状況は続いていくと思います。
この回答への補足あり
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