この回路で常識として真中の線には電流が流れないそうです。
理由は一番上の電位が100V+100Vで200V、同じ抵抗なのでBの電位は100Vなので電流は流れないそうです。
そこで疑問なのですが確かに一番上の電位が200Vならそうなりますが、なぜAで分圧又は分流が無いのが計算せずともわかるのでしょうか?
キルヒホッフ等の計算を使わなくてもぱっとみでこうなって当然のことのようですが、その当然がなぜかわからないのです
計算ではなく根本的な原理がわからないです
No.4
- 回答日時:
電源が直流の場合を考察してみます。
この回路が言っているのは、
・上の抵抗の両端に100Vがかかっている。
⇒なので上の抵抗には絶対に1A流れる(例えばR=100、向きは上から下向きの場合)
・下の抵抗の両端にも100Vがかかっている。
⇒なので下の抵抗にも絶対に1A流れる(前述よりR=100、向きは上から下向きの場合)
・A~B点が繋がっている
⇒なのでA~B間に電流が流れることは出来るが、B点では1Aが入ってきて1Aが出て行くので A~B間の電流は0Aとなる
これ以上の事はないと思います。
本問の様に交流だと 少しややこしくなりますね。
因みにA点近くだけを見たのでは、この点に分流があるのかないのかは分かりません。
当然ですが…。
分かりやすくありがとうございます。ひとつだけ教えて欲しいのてますが、上の電源から出た電流がB→下へ流れずAへ向かう理由は何でしょうか。
電位でいうと下の方が電位が低いので合流し下へ向かいそうなのですが…
No.3
- 回答日時:
考え方です。
・上半分
上の100Vを出て、上のRを通りBからAへ行き上の100Vへ帰る回路が考えられますね。
BからAへ流れる電流は、100/Rアンペアになります。
・下半分
下の100Vを出て、AからBへ行き下のRを通り、下の100Vへ帰る回路が考えられますね。
AからB流れる電流は、100/Rアンペアになります。
AとB間を流れる電流は、絶対値は100/Rアンペアですが、流れる方向が反対方向なります。
電流値は同じですから相殺して0アンペアの電流値となり、結果として流れていないことになる訳です。
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皆様ありがとうございます。上側ループ、下側ループである瞬間を考えると時計回りに回っているので真中の線は相殺するとなるのですね。
この電流の向きは定義によるものなのでしょうか(キルヒホッフ等の計算をする場合自分で電流の向きを定義して計算しますので)
そうでないならば、なぜ計算抜きでB点でAに向かうか下に向かうか見ためで判断できるのでしょうか
やはりキルヒホッフの計算により電流を定義し電圧降下の式より求めるしかないのでしょうか?
ある先生が「この回路はもう計算しなくともぱっとみで真中の線に電流が流れないことが分かるのですよ。」
と言っていたので…公式のようなものなのでしょうか
ありがとうございます。本当に難しいです。やはり公式のようなものなのでしょうか
分からない所を整理してもう一度考えてみます。ありがとうございました