
ピアジオのビバリー125(スクーター)に乗っていますが
高回転で燃料不足の頭打ちのような症状が出て
負圧燃料ポンプを交換しましたが、改善しませんでした。
負圧コックは付いていないのでソコがネックではありません。
この症状の改善というより(電磁ポンプに交換してみる予定)
教えて頂きたい事があります。
負圧燃料ポンプは高回転で燃料供給不足にならないのか?
ということです。
負圧ポンプは吸気脈動を利用して
ダイヤフラムをペコペコ振動させて燃料を送りますが
高回転では脈動が速過ぎて(ダイヤフラムが振動する間もなく)
吸引されっぱなしになると思うのです
吸気の慣性も働いていると思います。
試しにフロート室に溜まった燃料だけでエンジンをふかし
燃料ホースから出る量を見てみると
アイドリング状態では脈動がハッキリしているのでドバドバ出ますが
回転数が上がるほど、やはり少ししか出てきません
燃料が必要な状態ほど吐出量が減るというマズイ傾向になってます
このような燃料不足の問題があちこちで起きている話もあまり聞きませんし
高回転でのチョロチョロの量で燃料液面が下がることは無いということでしょうか
どなたかこのモヤモヤをスッキリ教えて頂けないでしょうか。
「メーカーが付けてんだから大丈夫なんだろ」的なお答えは無しでお願いします。
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
No.1です。
横から恐縮ですが・・・
>取り付け予定の電磁ポンプは吐圧が小さく
閉じたフロートバルブを押し下げる力は無い事を
小型のキャブで確認しています
それは、当たり前で普通の動作です。
キャブの原理をもう少し正しく理解してください。
誤解や思い込みは、仮説を間違った方向に導きます。
逆に、フロートバルブを押し上げる、下げるほうが問題がある
というか、キャブは、ガソリンが減ってフロートが下がると
テコの原理でフロートバルブが押し上げられ、不足分のガソリンを
供給します。負圧ポンプ、電磁ポンプを装着するのは
燃料タンクとキャブの位置関係が自由にでき、不足した燃料を
補えるからです。FIの電磁ポンプ以外は、加圧しないと思ってください。
ビバリー125はどうか存じませんが、スクーターの多くは
燃料タンクの位置、設計上、通常のMTと違ってオートチョークで
燃料コックがありません。
したがって燃料のストレーナーもタンク-負圧コック間に
設定している場合があります。または負圧コックと一体型で
農業機械と同様簡素な物もあります。
あと、1か月に2回しか乗らない、フロートチャンバーは
いつも空になっているなら負圧コックよりキャブを
全バラ、分解清掃、消耗品交換がまず先です。
当方なら、こんな順で動作チェック、作業を進めます。
キャブ型式(VMかCVその他)で異なるが
1.全バラし負圧ポンプ、フィルター、ホース、ジェット類
フロートバルブ、バルブシート&スターター・エアスクリューの
Oリング新調、タンク内の異物・錆もチェック
2.オートチョークの単独動作チェック
(オートチョークも消耗品で戻りが悪くなる=濃いまま)
3.ニードルジェット&ホルダを使い回すときは摩耗限界を測定
(できれば新調、経年で摩耗し濃くなる=燃費悪化、高回転もたつく)
4.すべての通路、経路の貫通確認
5.組み付け
6.油面調整と始動チェック、無負荷での全開
7.実走での動作チェックしプラグの焼け確認
鉄則ですが、不安要素はすべて最初に排除しておく。
フロートチャンバーのOリングは、弾力がまだあり
漏れなければ再使用して差し支えありません。
ただし、液体ガスケットは使用不可で使用した痕跡が
あるなら、キャブ丸ごと交換前提で。
なぜかと言うと、液体ガスケットが経路を塞ぎ
キャブクリーナーで溶けない、エアーで除去できないから。
1や燃料ラインが不安な場合、ペットボトルを改造して
自然落下式の点滴キットを作るといいです。
こうすることでキャブまでの燃料供給は確保できます。
ご存じかどうか不明ですが、燃料は薄すぎても濃すぎても
弊害があります。薄いと始動不能、高回転での焼き付きがあり
濃すぎても高回転が吹けません。
オートチョークの多くは、中にワックスが仕込んであり
メインONで熱により膨張し、ニードルが伸びて濃くします。
原付2種含め、元々やや濃いめのセッティングが多く
経年で劣化し戻りが悪くなる=さらに濃いままとなります。
また、走行中にスロットル開度に反応しない場合で
CVキャブなら、ダイヤフラム劣化、固着、穴あき、噛んでる
ことが往々にしてあります。(VMキャブは、ピストンバルブと
スロットルワイヤー直結なんで関係ない)
現状のまま、電磁ポンプに交換しても、ある程度
結果が予想できるので、基本に戻り、再チェックしましょう。
すべてが正常の範囲なら、正常に戻ります。
エンジンは「嘘」つかないですから。
輸入車の場合は、面倒見てくれるところを探すのが大変ですが
困ったときは、プロに頼るのも一理ありますよ。
追記有難うございます
濃い薄いは分かるつもりです
キャブはワルボロのCVでケイヒン系です
キャブの内部ラインは理解しています。
ジェット類も理由が無ければ変えません
(セッティングが下手という理由もある)
質問前にすでに確認したことは
初めは油面が低いと疑っていましたがOK
圧縮も11kg/cmと規定値内
CDIのコンデンサもOK(パルスジェネレータでチェック、DC-CDIなので)
ダイヤフラムも硬化が進んでいたので交換済
エアスクリュを含めOリング、パッキン類を全交換済
もちろんニトリルゴム製です
キャブに液体ガスケットなど論外ですのでご安心を。
ニードルは交換済み、ジェットホルダは回転(気休め)
オートチョーク伸長はSマニュアルの規定値内
(数値を当てにせずラインを塞ぐまで確認)
ま、いづれ(必ず)壊れると思いますが。
ご指摘のとおり
調子の悪い原因を追究せず
安易に電磁ポンプに逃げて良いものかと
私も思っていたのです
が、やはり
液体を抱えたダイヤフラムが133Hz(8000rpm)の負圧脈動に
追従できるとは思えないのです。。
高回転で性能が落ちる(油面低下する)傾向と思うのです。
しかも、日本製ならともかく陽気なイタリア製です。
追記有難うございます。
No.2
- 回答日時:
あまり回答が付いていない様なので、参考に書いておきます。
>負圧燃料ポンプは高回転で燃料供給不足にならないのか?
No.1様も書いてらっしゃいますが、正常な状態であれば供給不足にはなりません。
>このような燃料不足の問題があちこちで起きている話もあまり聞きませんし
今回の件と直接関係があるかどうかは別として、高回転になる(スピードが上がってくる)とガス欠の様な症状が出るというのは、ちょくちょく聞かれる症状ですよ。
その様な症状を訴えてくるお客さんの車両で一番先に疑うのは、燃料タンク下部 or 経路にあるストレーナ(フィルター)の詰まりですね。
高回転になり燃料消費量が増えた場合、ストレーナが詰まりかけていると燃料が追い付かない事がありますが、今回は実際に負圧ポンプを外して確認されている(低回転時より燃料の吐出量が減る)ので、この疑いはないでしょう。
また次に疑うべき、燃料キャップ部のエアー抜き不具合に起因する、タンク内負圧による供給不足も、同じ理由で(低回転時より燃料の吐出量が減る)ので該当はしないはずです。
となると、次に疑うのが燃料ポンプで供給している方式のバイクであれば、ポンプの機能不全です。
今回は負圧ポンプなので、やはり疑うべきは負圧経路の亀裂や、ホース差し込み部等の隙間からの吸い込みによる負圧低下でしょうか。
御存知のように、これに関しては高回転時に燃料の吐出量が減るという確認現象だけでは否定されませんので。
(低回転時に負圧低下による症状が顕現していなくても、高回転時だと顕著に現れる事がある。)
ここでも異常が無いとすれば、負圧ポンプ自体の機能不全となりますが、今回は新品の負圧ポンプに交換してあるとの事で、それも可能性は低いでしょうねぇ。
症状からするとダイヤフラムの経年劣化による柔軟性の低下で、高回転時に追従できていないとか、キャブフロート満水(満ガソリン?)状態での過剰供給防止用のワンウェイ機構不全とか、疑わしいと考えられる点はあるのですが、新品との事なので考えにくいですね。
>モヤモヤ解消というより電磁ポンプに交換する決心をつけたいというのが本音です。
不具合の原因究明がされていない状況で対策を取るとなると、その対策が徒労に終わる可能性がありますが、それでも良ければ試してみては如何でしょうか。
ただ気になるのが、上に書いたように負圧ポンプにはキャブのフロート室が満水になった時に、それ以上燃料を送り続けない(具体的にはそれ以上負圧ポンプが燃料を吸い込めなくする)機構がありますが、電磁ポンプに換装するとなると、単純な電磁ポンプへの電力供給だけでは無く、フロート室満水時に電力をカットする特殊リレーが必要になってくる筈です。
(場合によっては、そのリレーからの信号を元に、電力をカットするECUも交換かな?)
ピアジオのビバリー自体には見識がないのですが、後期型(現行?)とかに電磁ポンプ式に変更されたモデルがあるのかもしれないですが、それを流用するとかの算段が付いていれば、交換してみるのもありかもしれませんねぇ。
いずれにせよ、電磁ポンプに交換して直れば良し。ただ直らなかった時の徒労感・虚脱感(あとは少しばかりの出費)に耐えられる覚悟があれば、挑戦あるのみ!ではないでしょうか。
ご丁寧なご回答感謝いたします。
なるほど! ストレーナの詰まりは未チェックです
3万キロ走っていますので網の目は詰まっているカモです
さっそく見てみます。
取り付け予定の電磁ポンプは吐圧が小さく
閉じたフロートバルブを押し下げる力は無い事を
小型のキャブで確認しています
もしオーバーフローしたらバルブの段つきか
当たり面が悪いのでしょうね
その時は対処します
月に2度ほどしか乗らないので
フロート室はいつも蒸発していて
燃料を満たすため、初回だけセルを
10秒ほど回さなければいけません。
やはり電磁ポンプにすればIGN-ONで
満水になるので電磁ポンプに変更しようと思います
電磁ポンプに交換するにしても
ストレーナのチェックは忘れていましたので
もし、原因がソコなら迷路に入ってしまうところでした
大変ありがたいアドバイスを頂きました。
ありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
>負圧燃料ポンプは高回転で燃料供給不足にならないのか?
通常は、ならない。
キャブ仕様のスクーターで、日常茶飯事に
そうなったら、欠陥か設計ミスですし
負圧コック一体型の燃料コックでも通常起きない現象。
新品に交換する場合は、負圧ホースも交換です。
なぜなら、ホースに経年劣化や亀裂、接続部の緩みが
原因で、負圧が逃げている、うまく伝わらないことが
往々にしてあるからです。
>試しにフロート室に溜まった燃料だけでエンジンをふかし
燃料ホースから出る量を見てみると
アイドリング状態では脈動がハッキリしているのでドバドバ出ますが
回転数が上がるほど、やはり少ししか出てきません
脈動とか慣性、そんなの関係ないです。
エンジンの回転数上がれば、ガソリン供給量が増えるのが
普通なので、現状は普通でないです。
電磁ポンプは、回転数に関係なく強制的に送るので
不足することはないので、ホース交換してもダメなら
検討してみるとか。
あと、意外と知られていないのは、台湾からの輸入バイク
特にスクーターは、台湾の気温に合わせたオートチョークに
なっているので、日本の冬場、特に東北や北海道の朝、夜は
エンジンの掛かりが悪いかも。
ご丁寧な回答有難うございます
負圧の逃げ、つまり余計なところから吸っていることは
バキュームホースを口で吸う(キタネ)
注射ポンプで吸う、で確認しました。OKのようです
ホースの硬化も進んでいるので
一度、負圧のラインを一新して
スッキリさせて
もう少し、探ってみます。
有難うございました。
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