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 社会学系の大学院を目指しています。
 来週までに研究計画書の下書きを書いて教授とお会い
 するのですが、研究計画書に書きたい事があふれすぎ
 て困っています。
 特に研究背景や研究目的という点では、伝えたいこと
 研究したいことが自分の気持ちが溢れすぎていて逆に
 うまく表現できません。

 私の研究内容には意識調査も含まれるのですが、それ
 に対し今の時点で自分の見解や予測を入れるのはタブー
 でしょうか?
 例えば、「○○に関して、○○な人々は○○な考えを
 持ちがちだが果たしてそれが全てであろうか?私は、
 ○○ではないかと推測する」という表現(文章の未熟
 さはご勘弁ください)を研究計画書に入れてもよいの
 でしょうか?
 マニュアル本を見ると自分の考えよりも客観的な事実
 や先行研究を入れるようにとあるのですが、私の研究 
 テーマは先行研究が乏しくなかなか、その情報があり
 ません。

 また、例えば自分の考えとある文献で紹介されている
 考えが同じだという時は、それは明記すべきですか?
 参考文献を研究計画書に織り込む書き方がよくわから
 ず困っています。

 研究はエッセイではないとよく言われますが、確かに
 自分の考えだけを伝えていたのではジャーナリズム的
 なものになってしまうと思います。
 
 こうやっていろいろな事を考えていると、ますます焦
 ってどうしていいか分かりません。
 アドバイスいただけませんか?

A 回答 (4件)

 まず研究計画書において自分の感情を書きすぎるのは不適当だと思います。

「研究」の「計画書」なのですから、簡単な動機説明は書いたとしても、熱意の部分は口頭で、あるいは別の形で伝えるべきだと思います。

 また、意識調査に関してですが、すでに客観的なデータというか、統計のようなものはあるのでしょうか?それがないのに、「○○に関して、○○な人々は○○な考えを持ちがちだが」というのは、あなたの単なる憶測、思い込みではありませんか?

 研究というのはデータという事実の上に成り立つものですから、そのような推測は書くべきではないと私は思います。また、そのデータがあったとしても、それは十分に信頼できるデータかどうか、自分の研究目的にふさわしいものかどうかを見極めなくてはなりませんし、もし既存のデータが無いのであれば、どのような手段でどのような世代やグループに意識調査を行うかを考えなくてはなりません。

 その「手段」を書くのが研究計画書です。自分は何を研究で明らかにしたいのか、それを実現するためにはどのようなデータが必要か、そのデータはどうやって採取するのか、それらをどのくらいの時間でやるのか…まずそれらを簡潔に書くべきです。

 また最後になってしまったのですが、先行研究などの参考文献がある場合、意見がまったく同じであれば、何も新しく自分が研究することはありません。一部が違うのなら、「この部分は○○氏に賛成であるが、この部分は反対である。なぜなら…」とするべきだと思います。

 あせらなくても大丈夫ですよ。まず落ち着いて、一つずつ箇条書きにでもして整理してみてください。がんばって下さいね。。。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。

 確かに、先行研究と全く同じ事ならいまさら同じ研究をする必要はありませんよね。全てが一致ではなく、有る部分に対してやある見解に対して一致する意見がありました。
 また、意識調査の情報はある程度集めてそれに対して考えるところがありました。

 でも、machirdaさんをはじめみなさんの意見をお聞きし研究計画書はどういうものかというを改めて考え直しました。

 良いものをとか、とりあえずとりつくって書こうという考えがあったかもしれません。

 ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/07 08:05

社会学系は難しいですね。


根拠さえ明確であれば、自分の予測や見解を述べても良いと思います。
その根拠というのも、自分の中で提起した根拠ではなく、
誰が見ても根拠となるような的確な根拠が必要です。
そのような根拠が無いと、空理空論と思われてしまうかもしれません。

自分の考えと同じような考えが他の文献にあった場合は、
なるべく、その文献から引用するかたちで述べた方が良いと思います。
そこに、あなたの見解も盛り込んでおけば、読み手としては、あなたの主張も明確に読み取ることができます。
頑張ってください!
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなって申し訳ありません。

 的確な回答を頂きありがとうございます。
空理空論で、自分の勝手な気持ばかりを事実に基づかない勝手な見解では研究計画どころかただの独りよがりな主張になってしまいますね。

 ぜひ教えていただいたことを参考に自分の意見とこれまでの先行研究などを再検討してみたいと思います。

お礼日時:2004/08/07 08:00

研究計画書に必要な要素は最低3つです。


1.「何を」明らかにしたいか(注:「なぜ」ではない)
2.「どうやって」明らかにしたいか(方法)
3.既存の研究で、どこまでがわかっていて、何がわかっていないのか
これだけです。この3つの記載がないと研究計画書ではありません。そして、
4.「なぜ」明らかにしたいのか(研究の背景も含む)
については、『余裕があれば』『入れてもかまわない』というレベルです。

よくある失敗は、
・「熱意を伝える・思いのたけをぶつける」だけの(自称)研究計画書。
・壮大な計画を立てて、どう考えても2年ではできるわけのないテーマを掲げた(自称)研究計画書

こう言っては失礼ですが、あなた(だけではなく、学部生全般)のできる範囲の「研究計画書」というのは、先生から見たらどれも落第点です。そういうレベルの中で「見所」を探すのです。あまりにも大言壮語してみたり、熱意だけで実現性がなかったり…というのは首を傾げられてしまいます。

まず、上記の1、2、3をまとめてみてください。特に1は1~2行で収まるはずです。10行以上になるようでしたら、余計な内容が含まれていると思います。
その上で、計画書としてストーリーを流すのに必要な部分だけ4を補足的に入れてみてください。
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなって申し訳ありません。
アドバイスしていただいた事にいくつか反省すべき点がありました。
 研究計画書の書き方や教授の視点など自分では沸かない事を教えていただき大変参考になりました。
 ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/07 07:57

一般的なことですが、先ず事実とあなたの考えを明確に分けて書けば、あなたの考えも書いても構わないと思います。



調べたことなのか(参考文献の引用明記)、客観的な事実なのか、あなたの意見なのかを誰が見ても判るようにすればいいと思いますし、あなたの意見、見解を書いた方が良いと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
大変分かりやすい説明ありがとうございます。
 教えていただいたことを参考に、自分の意見と調べた事を書いていこうと思います。

お礼日時:2004/08/07 07:55

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