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旧家の知人の土蔵で、
奇妙な「はにわ」を見つけました。
笠のような三角形の帽子を被っています。

「珍中の珍なり」
というような、解説がついていましたが、
私はてっきり贋作と思っていました。
(日本と言うより、スキタイ人風?)

しかし、最近、三角冠(帽子?)を被った
「はにわ」も存在する事を知って、
驚きました。

そこで質問です。

1:三角冠は何を意味するのでしょうか?
  どの程度、珍しい物なんでしょうか?

2:中央アジアのスキタイ人の様でしたが、
  外国の風俗を模した物なんでしょうか?

以上、よろしくお願いします。
  

A 回答 (4件)

私にはちょっと難しいです…。


お役に立てずに申し訳ありません。
降参です。

ましてや、あなたのおっしゃる「三角冠」がどのようなものを示すのかが、文字だけでは伝わりません。
質問者と回答者の間で「三角冠とはこういう形」の相互確認がありませんので、このままでは一向に話が進みません。

もし、文書から解答を導き出そうとすると、考古学の、それも一般書ではなく、研究紀要などの論文レベルを読まないと分からないでしょう。
(埴輪の地域性なんて、まるで大学のレポートみたいだ)

そこまで興味をお持ちなら、いっそご自分で調べてみてはいかがでしょう?
WEBでは、解答はおろかヒントすらも出ないでしょうから。

埋蔵文化財センターへぜひどうぞ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かこんな感じでした。↓
http://www.evam.ne.jp/niouson/haniwa-musee.html

まず、
「こりゃ、日本じゃないよ」と言う感じがします。

その他、色々調べてみたのですが、古代の発掘物は、
「銅鐸」すら、その用途は不明なんですね。

埴輪にしても、
「馬子ではないか?」「農夫かも?」
という程度で、名称も現代人が付けたものばかり。
(鎧のような物を着ているから戦士とか)

ましてや、「被り物」や「衣装」で埴輪を分類する、
なんて研究は、一般ではお目にかかれない
ようですね。

文献がほとんど無い時代の物を考証する難しさを
甘く見ていました。

こんな質問に付き合って下さって、
重ねて御礼を申し上げます。

お礼日時:2004/08/11 22:30

質問では、かぶっているのは笠のような三角形の帽子」となっていますが、「三角冠」という言葉も使っておられますよね?どちらでしょうか?どちらかでだいぶ違います。



言っておられる「三角冠」の人物埴輪は、千葉県の姫塚古墳から出土したものですかね。また、かぶっているのが三度笠のような平たい三角錐のものであれば、同古墳から出土している別の人物埴輪で、「農夫」「馬子」などとされているものが近いかと想像しましたが。

この古墳の「三角冠」の人物埴輪は、風貌から身分の高い人と想像されています。この手の冠をかぶっている人物埴輪は、他の古墳でもそこそこあるのではないでしょうか(断言できませんが)。「笠」だと、上記したように身分が低いです。こっちは珍しいのではないでしょうか(こちらも断言できませんが)。

今のところ特に、この二種類については外国の風俗を模したとは考えられていませんが、あなたのお知りあいが所有しておられる物についてはよくわからないので調べてみてください。

ちなみに、この姫塚古墳の埴輪は今、千葉県山武郡にある芝山はにわ博物館というところにあります。

知り合いの方がどの地域に住んでおられるのかも含めて、非常に興味深いお話でした。贋作か本物かは、やはり近くの考古学博物館や教育委員会の文化財課に持っていって聞かれるのがよいでしょう。あまりお役に立てそうにない回答ですみませんが、とりあえず。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

その知人というのは、元上司なのですが、
うーむ。色々事情があって、今は連絡取りづらい
状況です。(その後、リストラされちゃったからなあ)

とにかく、物をもう一度見たいのですが、
今の時点では「はにわの件で」会う訳にもいかず、
何か良い口実を考えています。

お礼日時:2004/08/17 18:24

>「馬子ではないか?」「農夫かも?」


>という程度で、名称も現代人が付けたものばかり。

考古学って、ほとんどが「かも」ですから。
最近話題になった「捏造遺跡」からも分かるように、何が真実かなんて誰にも分からないのですね。

考古学というのは、出土する遺物だけでは語ることはできませんし、ましてや遺物だけ対象に語るというのもナンセンスなんです。

つまり、遺物や遺構(住居址など)は、歴史を紐解くための一手段でしかありません。時には機器を用いた科学分析なども交えながらや、時代の流れ・当時の風習文化・風俗・経済(というか流通)などを探っていく学問が考古学だと思っています。

埴輪や土偶などを造形の面からだけ見た場合、それは、考古学というよりは古代美術という分野になるのかもしれません。

>こんな質問に付き合って下さって、
>重ねて御礼を申し上げます。
こちらこそ、いろいろ考えることができて面白かったです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そこから発展して、話は変りますが、
夜寝る時に被る、ナイトキャップってありますよね?
(三角錘で、先に丸い玉が付いているヤツ)
西洋の昔話で、おじいさんが寝る時、被るヤツです。

あれは一体何の意味があるのか?
何かの役に立つのか?
何故あの形なのか?
何故、ボーダーが定番なのか?

これも
調査中ですが、一向にわかりません。

ましてや、古代世界の風俗はお手上げですね。

お礼日時:2004/08/17 18:14

残念ながら…。



これだけの情報では、回答はまずつかないでしょうね。
写真でもあれば話は別ですが。

なお、専門家が見れば、形状だけでなく、焼成の具合や経年劣化などから、本物か贋作かは一目瞭然です。本物か贋作かが気になるなら、埋蔵センターか博物館の学芸員に相談してみたらいかがですか?


本物かどうかの判断ではなく、あくまで「ロマン」を求めるなら、「中近東文化センター」の図録などを取り寄せて調べてみると面白いかもしれません。

参考URL:http://www.meccj.or.jp/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

読み返してみると、
質問の仕方が適切ではありませんでした。
正確に言うと、以下の如しです。

1:最近、日本で「三角冠の埴輪」がある事を知った。
2:そこで以前、知人の家で見た埴輪を思いだした。
3:当時は「近代人の空想による」贋作と思ったが、
  今思えば、地域によっては
  意外と多いタイプの埴輪なのかも知れない。

それが贋作か否か?は置いといて、日本での
三角冠の埴輪について、なんらかの情報が
頂ければ幸いです。

お礼日時:2004/08/11 11:55

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