こちらでも昔、似たような質問がにあがった事なのですが、
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/6111783.html
自分は40代ですが、10代の時に「火垂るの墓」をみて「うわー戦争って悲惨なんだー かわいそうだ」と強く想い、
「身近で戦争を体験したという人の話を聞いてみよう」
と思って身近なお年寄りの方14人くらいにお話を聞いたことがありました。
住んでいたところが田舎だったせいか、
「お腹をすかせた覚えはなかった、米はあったし」
「夏祭りが自粛されたがかわりに公民館で宴会があった」
など当時安直に考えていた「期待していたかわいそうな話や悲惨な話」は、ほとんど聞けず
ぎりぎり
「近くの畑に一度爆弾がおちたので総出で見に行ったときに弁当くった」
「兵隊さんが来たときにおにぎりを作った」
といったことでした。
そこで思ったのですが、戦時中の話をするとき「悲惨な話」しかしてはいけない風潮はおかしいと思います。もちろん刺激的であるので話題になりやすいという気持ちはわかります。
なんらかの正義感的?な感情がわきあがり、興奮状態で悲惨さをかたる気持ちも理解は出来ます。
しかし本来であればそういう日常的な声もすくい上げなければ、本当の戦時中の話をすることにはならないと思いますが、みなさんどう思いますか?
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
>自分は40代ですが、10代の時に「火垂るの墓」をみて「うわー戦争って悲惨なんだー かわいそうだ」と強く想い、
あれは、①太平洋戦争末期に物資が不足してきたときに隣組からスポイルされた、②敗戦とともに隣組さえ崩壊、持たざる者の物資不足+流通の滞り、という2つのタイミングで捉えた方が良いでしょう。
戦時中は物資供出があったにせよ、むしろ原油が少なくなることで実体経済が疲弊していった時期です。地方というか田舎では自分達が食べる食物はありました。反面、都市部では爆撃で家が無くなった、流通が少しづつ途絶えつつありました。それでも国家による戦時経済が借金で固められた虚構とはいえ、経済は存在していたのです。田舎には食物と自然があり、都会には虚構経済と爆撃があったのです。
なので、悲惨な話とのんびりした話が同時代の同じ国の中で並存しています。唯一の共通項は徴兵と徴用された兵(=身近な肉親)の戦死、拘留でしょう。
>そこで思ったのですが、戦時中の話をするとき「悲惨な話」しかしてはいけない風潮はおかしいと思います。もちろん刺激的であるので話題になりやすいという気持ちはわかります。
>しかし本来であればそういう日常的な声もすくい上げなければ、本当の戦時中の話をすることにはならないと思いますが、みなさんどう思いますか?
都市部は人が多く、攻撃も受け、故に死者も多かったので、伝わる量は圧倒的に多いでしょう。悲惨ではない当時の話もあって良いとは思いますが、それよりは誰にとっても敗戦後の混乱の方がインパクトは強かったのではないかと思います。
No.4
- 回答日時:
亡き父も、母も戦前生まれです。
しかし、戦争中は対照的な暮らしをしていたようです。母は空襲から逃げ回り、街を丸焼けにされ、家族の少ない男手である母の従兄も出征してしまい、復員するまで非常に苦しい思いをしました。
途絶えがちの配給の食料、庭で芋とか南瓜とかを作っても、普段食べられるのは、その蔓とか種とかばかりで実にひもじかったそうです。
終戦後も闇の食料を得るためにあちこち奔走し、警官にみつかると食料も何も没収されてしまうので、荷物を隠すなど毎日が命がけでした。
一方、かなり田舎の父は、さほどの不自由もなく過ごしていて、本土決戦用に近くの鉱山の坑道に隠すらしき戦車を見たくらいが戦争の思い出でした。
学生時代の友人の父母は祖父母かと思うぐらいご高齢で、戦争中すでに成人に近いお歳でした。
お父様は、士官か下士官出候補生で訓練中に終戦となってしまいました。お話もけっこう独特でした。
古参兵の暴力など陸海軍ともにたくさんあったはずが、友人のお父様に言わせると「大事な兵隊さんを誰が殴るもんか」でした。
衣食住も不自由はなく、訓練の日々は楽しかったようで、ボーイスカウトみたいな感じだったようです。「これで人が死ななきゃ最高なんだけど」と感じたそうです。
復員の際も悠々と列車で帰ったそうで、インドの鉄道みたいな買いだしの人で鈴なりの列車なんて見たことなかったそうです。
一方、友人のお母様は、某航空機工場に動員され有名な試作機の製造に携わっていたそうです。
一方すでに故人ですが私の母の従兄は、大陸で苦戦し、九死に一生を得ました。
南方に比べればまだましなのかも知れませんが、厳しかったようです。補充兵が来たと思えば、軍服の生地も粗末で、靴やベルトもゴム引きの布や、鮫革みたいなので、
下げてる水筒や銃剣の鞘は竹で、肝心の小銃は工作も雑でろくに弾も出ず、どうやって戦う?状態。
部隊には自動車や駄馬なども無く、重い荷物担いでいつも歩くだけで、戦闘が始まるとともかく横になれるのでほっとしたそう。
ついに敵に包囲され、補給も連絡も途絶え、「いよいよ玉砕だな…」と語り合っていた頃終戦となったのでした。
確かに両極端な話になっています。どちらも確かに戦時中のある時ある場所の事実なのでしょう。
しかし、悲惨な思い出を語った母や、亡き母の従兄も、まだ運がよかった方です。悲惨な体験を語ることができたのだから。
軍人にしろ、民間人にしろ、死んでしまった人は何も語りようがない。
戦時にも、日常と変わらない暮らしを送った人もいたでしょう。楽しい思いをした人もいたでしょう。それは「こんなこともあった」というある意味例外的逸話になるのでしょう。
しかし、平時に、戦って傷つく人や空襲で死ぬ人はいません。こちらの話が中心になるのは必然ではないでしょうか。
No.3
- 回答日時:
漫画「戦争論」の作者 小林よしのりさんの
伯父さん(叔父さん?)は、戦地から帰っておられた時、
丸々と太って日本に戻ってこられたそうです。
(漫画の中に描いてありました)
戦地先の地元の人たちと、仲良くなり、食べ物にも
困ったことは無かったそうです。
私の両親は、福岡の田舎に住んでましたが、農家だったので、
食べ物には困らなかったそうです。
No.2
- 回答日時:
今なら、イスラム国へ行けば、田舎だからとか言えるか、わかるので、勉強して、国境なき医師団でも入れば・・・実体験できます。
そう安易なものではありません。現に、俺の親父は戦争で亡くなりました。お袋は挺身隊で、女工に駆り出されていました。田舎ですが、隣の親父は、帰ってくると、誰の子かわからん子供を抱いた、嫁さんが迎えてくれましたが・・・嫁さんは自殺して、親父さんが育てました。田舎??そんなものあるか!!
日常などありません。毎日、生きているか死んでいるかしかありません。
No.1
- 回答日時:
戦争当初は、兵隊だけが参戦すればよかったので、そういう話もありますが。
戦争末期は、鍋釜も、見つかれば全て供出(強制的に取り上げられる。)して、お寺の釣鐘もありませんでした。都会からは、お寺などへ、集団疎開して、共同生活ですが。金がないので、野菜と芋の生活です。そして、その頃は百姓が一番のさばった時です。(何分、食物があるのでね)
韓国などでは、お金でなくて、軍票と言って金の代わりに流通してましたが。戦争に負けると、全て紙切れになりました。
そして、町内会では、竹を切って、米国が来るからと、竹槍訓練があり、女性で働ける人は、挺身隊と言って、軍需工場へ駆り出されました。(韓国はこれも慰安婦のように言うが真実は女工です)最後に日本の天皇から、NHKで、<>玉音放送がなされました。
畑で野良仕事しながら、崩れて大泣きする方達が、たくさんいました。広島などは、けが人ばかりと、川にはたくさんの死体が、山積みになり、あちらこちらで、死体を焼く煙が、たくさん上がっていました。
韓国中国から帰る、引揚者と兵隊達は、列車の中で、韓国 中国人に、腕時計、指輪、中には財布まで取り上げられても、何も言えず、とりあえず、生きて日本へ帰れることを願っていました。帰ってきて、街を見ると、東北の震災の時と同じ感じで、全てが廃墟となっていました。
そんな思いを経験された人たちは、戦後70年、平和の日本を願っているのです。
そして、孫 子 にそんな思いをさせたくない、との、一念で、日本を復興させてきたのです。戦争経験者は減るばかりですが、田舎も都会も、変わりなく、終戦を迎えたことを知るべきです。
URLは終戦の放送をリンクしてます。聞いて臨場感を感じて、何か思われることがあれば幸いです。
なぜ、わざわざ韓国やら広島やらの話を持ってくるのですか? なんの正義感ですか?
すっごい大多数的な感じでお話しされていますが、それが根本的におかしいと思いませんか?
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