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No.10
- 回答日時:
>シートベルトは他人様に迷惑をかけるものではなく自分の身の安全上のものではないのですか?
主たる目的は搭乗者の生命維持のためですが、少し違いますね。
民主主義においては自由かつ平等でなければならないから
公道を往来する他の者の利益に差が生じる状況は許されない。
単独事故を起こしても一切、保険金を請求しないとか
他車との衝突でケガをしようが死亡しようが「賠償を拒否する」なら
他人の利益は保護されるから構わないが、
予め、公表し、第三者に周知徹底出来ない不可能なことだから。
>この行為に対し罰則があるのは何故ですか。
他に往来する者に対する利益の侵害に通じる違反で、
違反には処罰があるもの。
シートベルトをしていない者が死亡したって
第三者に不利益が及ばないなら別に構わないが、
現実には全国民が不利益を被ることになる。
死亡して保険金なり賠償金なりの授受がなされれば
第三者にとって、保険料の値上がりや賠償金の増額につながるし、
死亡者に子どもがいれば、交通遺児の保護や税金免除を受けたりするが
それらは国民の不利益。
貴方様の様な説明だと中三生として納得行かなくなるのですよ。僕が云っているのは民主主義(自由)人からとやかく言われる筋合いではない、全国民が不利益を被る ? 何故 不利益なのは僕だけでしょう、保険金が入ろうが入るまいがほっといてくれ と 申し上げているのです、強いて言うならば僕がシートベルトをしてなくて貴方に迷惑かけていますか、問題はここなんですよ。 貴方様が仰りたいのは個々の問題ではなく社会性の問題を言いたいのではないのですか ? 色々な回答を頂き感謝しておりますが、内閣法制局の裏で東大での猛者達が練りに練った法案に逆らう訳ではないのですが、玄関止まりにして於かないと、DKにまで入り込もうとしているのですよ、もっと大事な事柄が抜けているのに。
これから僕達は社会に出て税を納めなければならなくなります、そして65歳を過ぎれば仕事が無くなる事も踏まえての意見ですが老後どうすれば生活が出来るのか常日頃祖父が申しております、僅かな年金も目減りさせられ、危険極まりない介護保険の徴収、介護保険がどこまで信頼できるのか ? 先日友人が入院している病院に見舞いに行った時の光景です。丁度昼時で看護師さんが老婆に食事を与えていたのです、その看護師さんはスプーンでむりやり口を開けねじ込んでいるのです、しかも早く食べなければ次の人が食事出来ないでしょうと。この光景どう思われますかシートベルトの騒ぎではない問題ですよね
介護保険は強制らしいのです。この問題でも社会性が問われるのでしょうか。
No.9
- 回答日時:
元法学部です。
この問題は民主主義と法律が関係しあっています。
まず、こういう問題「それをしなかったからと言って、自分が損をするだけなのになぜ強制できるのか」という部分についてです。
このような強制の方法を「パターナリズム」と呼びます。これは弱い立場の者を強い立場の者が強制的に従わせることで、その者の利益を確保する、と言う考え方です。日本語では父権主義ともいいます。子供のように自分を守る能力の低い者を保護監督する父親の権限、から出発しているからです。
パターナリズムの逆は「自己決定権の尊重」「リバタリアニズム」といいます。
これは他人と利益が干渉しない限り、自己決定が最大限に優先される、という考え方です。この考え方は自由民主主義と資本主義の基本になっています。
さて、ここからちょっと歴史的な経緯を含めた難しい話になります。主題は「社会」です。
実は産業革命前後の資本主義社会は、同時に民主主義でもあり、リバタニズムをなるべく実現しようとする社会でした。今のアメリカは世界的に見てもかなりリバタニズムです。
リバタニズムの社会では「自己決定」が重要です。そして自己決定には「責任」が伴うわけです。ですから、アメリカは「自己決定により億万長者になろうが、浮浪者になろうが自由であり、その責任は自分が負う」ということになっています。アメリカにはまともな国民医療保険制度が無いのも、国民全員に加入を強制する保険は「パターナリズム」であり、自己決定権を否定する、と多くのアメリカ人が考えているからです。
逆をいえば、国民健康保険や貧困層に対する福祉政策、子供の義務教育などは、国によるパターナリズム的な性格をもっている、ということになります。
では、これらをすべてやめて「自由にする」のは問題が大きい、ということは質問者様も同意されるでしょう。
では、どこまでがパターナリズムとして強制できるのか?ということになります。
実は意外なことに日本は欧米に比べると、リバタリアン的な国なのです。
少なくとも「生命を守る」ということについていえば日本はかなりのリバタリアンな国です。たとえば、シートベルト着用義務化についてはアメリカやヨーロッパの動きはかなり早く80年代の初頭には前席が義務化され、1990年代には後席もチャイルドシートも義務化されています。
日本は前席シートベルトの義務化が1992年とアメリカに比べれば10年近く遅く、チャイルドシートの義務化も欧米に比べると10年以上遅いのです。
理由はリバタリアン的な考え方が主流だったこともあるのですが、法理論としても「自殺や自傷を罰することはできない」→「事故で自分がけがや死に至ることに罰則を設けるのが妥当ではない」という考えがあったようです。
しかし、アメリカやヨーロッパなどの諸外国がシートベルト着用義務化をすると、みるみるうちに交通事故死傷者が減っていました。つまり効果が絶大だったわけです。
これを「社会の運営」という側から見れば、死者やけが人が減れば医療保険なども安くできるし、救急車なども少なくできる、前席で死傷するのは大人が多いので、子供が親を失うような事態を少なくすることができる、などのよい影響がでて、しかも結果として「財産なども守られる」ようになるわけです。
これは自動車と触れ合わない離島のような生活であっても国民健康保険の保険金として無駄が少なくなる、ということでもあります。
これらの影響、つまり「シートベルトを強制的に着用させたときの自己決定権の無視によるデメリットと、パターナリズムによる社会に与えるメリット」を総合的に勘案した結果、シートベルトの着用が義務化されたのです。
ちなみに、日本では常にそういう決定は世界に比べて遅い方である、と認識したほうがいいでしょう。日本は世界的に見てかなり「リバタリアニズム」が優先される国です。
例を挙げると
・オートバイの日中点灯は北欧が最初、日本の義務化は北欧に遅れること20年ぐらい
・自動車(4輪車)の日中点灯は北欧は義務化(霧が多いから)EUも義務化しているところが多い、日本はいま検討中(自動ライトを義務化する方向)
・ハイマウントストップランプはアメリカが最初に義務化、日本は5年ほど遅れて半義務化(無くてもよい)
・シートベルの後席は欧米は90年代には義務化、罰則は2000年代から順次施行、日本は義務化したが罰則はまだ高速道路だけ
・自転車のヘルメットは欧州では義務化、アメリカでは義務ではないが、子供に着用させていないと虐待で訴追されることがある
・住宅用火災警報器の義務化はアメリカが最初、日本は欧米に遅れること20年で2010年ぐらいにようやく義務化
などです。
良いか悪いか、というのは常に議論になります。しかしシートベルトのように強制することで明らかに社会にメリットがある、と言う場合は強制されるのです。でも日本は世界的にみてその判断が遅いほうである、ということです。
有難う御座いました。
物凄く勉強になり今後の考え方が変わると思います。
内の学校の先生も貴方みたいであれば良いのにと思いました、実は先生も僕達と同じ考えだったのです。
死のうが生きようがほっといてくれ、他人にとやかく指図されたくない、こんな感じで。
すみません。
No.7
- 回答日時:
シートベルトは他人様に迷惑をかけるものではなく
自分の身の安全上のものではないのですか ?
↑
既に回答されているように、衝突などした
場合、シートベルトをしていなかったのが
原因で相手が致死の責任まで負わされることに
なりかねない、という点が一つ。
仮に、自分のみの安全だけが目的だとしても、
罰則を持って守らせるだけの理由があります。
生命は、その人個人のモノだけではありません。
これには色々な意見があるでしょうが、少なくとも
日本国では、人間の生命は国家の重大な関心事でも
ある、とされているのです。
だから、自殺も本来は違法行為なのです。
しかし、自分で自分を殺すのは、それほど悪い
行為ともいえないし、本人も可哀想だ。
だから、自殺は犯罪にはしない、ということに
なっているだけなのです。
シートベルトも同じです。
生命は大切なんだから、刑罰の威嚇をしてまで
守らせよう、それが民主制国家の義務である、
という考えです。
No.5
- 回答日時:
なるほど、運転者ですか。
日本のドライバーのシートベルト非着用率は98.4%で、交通死亡事故の約40%です。
非着用者の死亡率は、着用者の約14倍となっています。
これは、非着用者が
・ハンドル
・フロントガラス
・同乗者
・車外投げ出し
▲
などで死亡に至り易いこともあります。
何より、非着用の場合、相手の車両に過失があっても「相殺」して責任が問えないことにあります。
亡くなっても、自己責任なのはお考えの通りです。
本来ならメーカー責任で、非着用の場合はエンジンが掛からないようにすべきな問題ですね。
ま~法律で、非着用で運転してはならないとあるので、約2%も不心得者がいるのは残念なことですね。
No.4
- 回答日時:
>シートベルトは他人様に迷惑をかけるものではなく自分の身の安全上のものではないのですか?
まだ、相談者は考え方が子供だから「シートベルト」のみでしか考えていません。
これが、もし交通事故が発生したと考えて下さい。
叔父さんが、シートベルトをしたいなかったことが原因で、「死亡」してしまった場合はどうなるのでしょうか?
その責任が、相手の運転手へと問われることになります。
もし、シートベルトをしていれば「怪我」で終わる事故でも、車外へ放り出されたりして死亡している事故もあります。
この様な内容では、「民主主義」という事柄は沿わない内容です。
もともと法律は、「法の元にはすべてにおいて平等」というのがあります。
法律で、禁止されていることをするのですから、当然罰則があるのは当たり前です。
何のために、免許には「点数制度」があるかを考えて下さい。
一定の点数に違反点数が達した場合は、免許停止や取り消しというのがあります。
相談者の考え方では、「飲酒運転」も他人に迷惑を掛けなければ許されることになります。
仮に、運転手がシートベルトをしなくて正面衝突をし、運転手がフロントガラスを突き破り、歩道を歩いていた無関係な歩行者に衝突して、歩行者が「死亡」したら誰が責任をとりますか?
シートベルトは、乗車した人間だけではなく他人も守る為には必要なものです。
No.3
- 回答日時:
あなたがするしないでなく、ドライバーがさせる義務(安全確認責任)を怠ったから捕まったのです。
説明が抜けていました。
僕には付けさせ、叔父(運転者)がしてなかったのです。
(安全確認責任)これは単なる道路交通法で法律ですよね ー 自分が怪我しようとすまいと干渉しないで欲しい、これに対し罰則があるのはどうしてでしょう ?
確かにやけくそ的な言い分でしょうけど他人に迷惑をかけていますか。 事故を起こし立ち上がる事も出来なければ他人のお世話になるからだ と 申されるなら話は違って来ますが、罰則があるのと無いのとでは話は大きく違ってきますが。
No.2
- 回答日時:
この件について民主主義は関係ありません。
シートベルト着用義務は覚醒剤の使用を禁じる法律と似たような意味があります。
国民が各自の安全や健康に留意して生活しなければ健全な社会は運営が難しくなります。
ですが、国民全員が自分を正しく律して生活できるわけではありません。
ですから、著しく健康を害する薬物の禁止やシートベルトの着用の義務を法律によって定めるわけです。
怪我をするのは自己責任なんて言ったって実際のところ自らを救助してひとりで治療してリハビリしてなんてできるわけも無く社会の負担を大きくするだけであることに気づくべきですね。

No.1
- 回答日時:
ここで何故大げさに「民主主義」とやらを持ち出すのかわかりませんが・・・まぁ、中二病的な発想なのだろうと推測して説明します。
運転者には周囲はもちろん、乗員の安全に配慮する義務があります。
乗員にシートベルトを締めさせるのは乗員の安全を守る義務が運転者にあるからです。
民主主義社会では参加するすべての人の人格と生命と財産とを尊重しなければなりません。
自信も含め、他者の生命を尊重し、その安全に最大限配慮するのは民主主義社会に参加するすべての人にとっての共通の義務です。
自動車を運転する行為は一歩間違えば大惨事を引き起こし、不特定多数の人命を奪う可能性のある危険な行為でもあります。
事故を起こして不特定多数の人命を危険にさらすかもしれないというリスクを踏まえたうえで自動車を運転する以上、運転者には危険を及ぼす可能性のあるすべての存在に対して最大限の配慮をする義務が課せられます。
その安全に配慮すべき対象には自分自身を含め、すべての乗員が含まれます。
シートベルトを締める(または締めさせる)行為は、最低限なすべき安全への配慮の一環と考えられています。
よって、法によってシートベルトの着用が義務付けられ、同時にシートベルトを締めない(または締めさせない)行為を「安全への配慮を怠り、安全に配慮する義務を果たしていない」として運転者を罰するのです。
また、運転者以外の乗員がシートベルト着用を拒否する場合、運転者が自動車を運転するために必要な義務を果たすことを妨害することになります。
事故が発生した場合、その責任は運転者に求められますが、運転者が責任を果たすことを妨害し、運転者に不当な不利益を及ぼす可能性のある行為を行うことになります。
つまり、その乗員は運転者という第三者を尊重していないことになり、民主主義の精神に反することになります。
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