【お題】引っかけ問題(締め切り10月27日(日)23時)

かつて夕顔の君に仕えていた女房の右近が彼女を思う場面で、夕顔の君が生きていれば明石の御方よりは大切にされただろうに。と残念に思っている場面の根拠はどこなのでしょうか?

 夕顔の君が文章からも愛らしく魅力的な女性で、光源氏の目にとまり夢中になった光源氏が死後も懐かしく思う大切な人だとは分かるのですが、すぐ怨霊?物の怪?(六条の御息所?)に憑り殺された悲劇的な印象が強く、儚い人というのが個人的な印象でした。
 対して右近に比較された明石の御方は、身分は低い(無い?)女性ですが気品、教養がある人。光源氏の娘の生母で、後に娘は紫の上が養母となりましたが、娘の産みの母として光源氏に大事にされている印象を受けました。

明石の御方は光源氏が妻として五番目くらいには大事にしていると勝手に思っていました。違うのでしょうか?それ以上に夕顔の君が上であるといわれると、どういった部分でなのかよくわかりません。
回答いただけたらと思います。

A 回答 (2件)

hosigakisuki様が読後、感じた事が答えかと・・・


答えが読者それぞれで違うと思いますよ、だから千年以上も読み継がれ
たのでしょう。

質問の主旨とは違う回答かも知れませんが・・・
視点が違う観点からと思って頂けると幸いです。

以下、40年前に与謝野晶子の現代語訳を読んだ後の個人的な思いです。
藤壺、紫の上、明石の君は物語では重要な人物で、それぞれで役割が
違うのだと思います。
藤壺とは不義密通の間柄だから当然、一緒になれないが、光源氏の子を産む。
紫の上は藤壺の代わりに正妻の葵の上の死後にのち添えになるが、光源氏の
子を産めなかった。
明石の君は光源氏がどん底の時に現れた「あげまん」の女性で明石の姫君を
産んでいる。

光源氏にとっては、何れも大事な女性達で順位は付けられないのでは?

女性の幸せが、結婚(正妻、側室)と子供を産む事に限定的に考えれば
光源氏は誰も幸せにしていない、光源氏自身も天皇に次ぐ権力を手に入れ
たが藤原道長の様な「我が世の春」の思いが漂わないのは、なぜ?
幸せになれなかった?

幸せとは何ぞや?源氏物語のテーマであり永遠のテーマなので答えは、
人それぞれで違うが私の答えでした、多分、棺桶に入るまで、その事で
もがき続けるのでしょうね。
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放送大学の「日本の物語文学」の講義では「如意宝」と称してました、
さすが教授、違うんですね。
2016年12月28日9時00分~45分に第13講義「浮世草子」についてが
放送されます、Radikoで視聴出来ます。
源氏物語の関連は、第5,6,7,8,9講義なので、2017年4月の
一学期が始まるまで待たねばなりませんが・・・
教材もAmazonで新品、中古本が買えます。

Radiko PlayerとMooOボイス録音で講義を録音して潜りの学生してます。
放送大学を潜りで聴いて刺激を受け、源氏物語の原文読破に挑戦してます。
飲酒の量が激減したので健康に良いかも。
団塊世代の独り言でした。
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この回答へのお礼

たいへん参考になりました、ありがとうございます。頭が固く答えがあるものとつい思い込んでしまいました。自分なりの答えを探していこうと思います。
また、講義も視聴してみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/27 20:54

源氏物語が「歴史」?

「源氏物語に登場する明石の御方と、夕顔の君」の回答画像2
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この回答へのお礼

すみません、質問する場所を間違えました。古典ですね。作り物語だとは理解しています。

お礼日時:2016/12/27 20:55

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