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建前という言葉は本音の反対語のようなニュアンスで使われています。つまり本音とは自分の思っている本当の気持ち、建前は偽りの気持ちということになるんでしょうか。
しかしこの「建前」という言葉を辞書で調べたところ「物事の全ての基本の方針・原則」とありました。これでは現在日常会話で使われているのとは意味が少し違うと思うんですが、私の考えは間違っているんでしょうか?

A 回答 (8件)

「物事の全ての基本の方針・原則」という意味をじっくり考えてみるとわかると思います。



「基本の方針・原則」というのは、それが作られたときには、それに従って物事を決めたり行動したりしようとするのです。ところが、現実はなかなか始めに決めたとおりにはいきません。そこで次第に現実的に対応しようとして、最初に決めた「建前」と違った行動をとるようになります。

しかし、一旦決めたことに対して実際の行動が違っていると公表してしまうとまずい場合には、公には元々の「建前」を押し通そうとするのです。
そこで「建前」(表向き)と「本音」(裏側)の使い分けが生まれてくる、考えてみてはどうでしょう。
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建前と本音は対になる概念ですが、例えば・・・



建前・・・世界中の国がみんな幸せになるように。
本音・・・自分の国だけが豊かになればいい。

建前・・・人は外見で判断してはいけない。
本音・・・ルックスがいい人と仲良くしたい。

というように、まあ確かに質問者さんのお考えのとおり「本音」は自分の思っている本当の気持ちなんですが、一般常識を備えた良識ある社会人たるもの、口にするのがはばかれる本音もあるわけですよね。そういう「本音」の概念に対して、「こうあるべき」という概念が「建前」なのではないでしょうか。つまり、「物事の基本の方針・原則」です。そういう意味で、「建前」はきれいごとで、だから、「偽り」という面もないとはいえない、という感じかな。
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本音は、自分のありのままの気持・言葉


建て前は、TPOをふまえた上での気持・言葉
だと思います。

建て前が 偽りとはかぎらないです。
たとえば、仕事上のルールを重んじたり、人との関わりの中で、協調心、優先順位で穏便にことを進めなくてはならない際がありますよね。
ありのままの希望を、調整したり、諦めて相手の気持を尊重する必要があっても、結果自分に有利になることもあったりしますので、それは状況によりでしょうね。
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こんばんは。


ちょっと脇道にそれますが、「建前」の語源をご存じですか?
木造建築ではよく「建前の儀式」をします。これは,ある女性を供養するために始められたということなのです。
ある高名な棟梁が,建前の前夜,玄関の柱が短いことに気付きました。
建前の儀式に建て直しは間に合わない、と悟った棟梁は責任をとって死ぬことも考えました。それを知った妻が、その部分を升で補うという名案を思いつきます。
夫は妻の考えに助けられ,枡をつぎ足して無事、建前を迎えることができました。ところが,このことがバレるのを恐れた棟梁は,妻を殺してしまいます。
そして,その弔いとして、棟に女の七つ道具,口紅,白粉,櫛,かんざし,鏡,かつら,こうがいを飾りました。これが本来の建前の儀式だそうですよ。
建前にこだわったために妻を殺してしまった棟梁,これから「建前」という言葉が生まれたそうです。
参考まで。
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本音と建前などと言うので、建前は本音の反対語のように使われていますが、もともとは辞書で調べたとおり、「基本の方針・原則」の意味です。


言葉と言うのは、使っていくうちに本来の意味が曲げられたり、正しく使われなくなってくることがあります。
その時点では誤った使い方といえますが、その言い方が深く広く浸透しき、誰もがその言葉の意味が大多数の人の間で通用していくようになると、新しい解釈として、姿を変えてくるのです。
そのように、言葉の意味は普遍でなく、生き物のようにその時代や世相で、良きにつけ悪しきにつけ、姿を変えていくのです。
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#2です。

ちょっと補足します。

「建前」は「表向きの方針」と言った方がぴったりでしょうか。
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偽りの気持ちではありません。

pikusiiさんの考えの方が少し勘違いが有るようです。
つまり「物事の全ての基本の方針・原則」通りに出来ない言葉が「本音」ですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。間違った意味で使っていたなんて恥ずかしいです。
それでは「本音」と「建前」は対義語ではないのですか?「本音」は辞書に「本心からでた言葉」とありました。

お礼日時:2004/08/14 23:35

お亡くなりに成られた故 金田一春彦先生も行っていましたが。


言葉は時代とともにその意味が少しずつ変わっていくものです。
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