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確定申告について教えて下さい。
本日H28年度分の確定申告が終了しました。
当方業務委託の仕事をしており、白色申告&家内労働の特例で申告しました。
税務署の方に青色申告と租税特別措置法27条が併用出来ると聞き、来年の確定申告は青色申告10万円控除で出せるよう申請を出しました。
10万円控除を受けようと思うと簡易簿記で記帳が必要との事ですが、
現金出納帳、経費帳、売掛金、買掛金、固定資産台帳などの帳簿が必要だと調べたのですが、当方業務委託ですので売掛や買掛などはなく、経費も毎月の交通費くらいです。
仕事に係る入出金などは特になく、委託料が通帳に入金されるだけです。家内労働の特例65万で出すつもりなので、この場合何が必要になるのでしょうか?
青色控除65万と同じように仕事に関係なく生活に係る入出金(事業主貸)なども全て帳簿につけないといけないのでしょうか?
あまりよくわかっておらずすみません。
ご存知の方教えて頂きたいです。
よろしくお願い致します。
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
「売掛金10,000/売上10,000
となって、振込日には
普通預金10,000/売掛金10,000となるのでしょうか?」
それが簿記教科書とか簿記検定では求められる仕訳です。
「売上が一定額を超えると個人報奨金やランク手当などもありそれは振込日に振り込まれるのでいつの日付のものにしたらよいのか帳簿にどのように記入したらよいのでしょうか?」
報奨金の類は「こちらが請求するものではない」性質を持ちますので、「売掛金・売上」仕訳になじみません。
振込がされた時点で「あら、これだけ貰えたわ」と「預金・売上」仕訳で良いのです。
ただし「あなたに報奨金を上げます。よく頑張りました。報奨金額はいくらです。欲しいなら請求書を出してね」と言われた場合には、その請求書を発行した日が売上発生日です。
せっかくですから、余計に。
「確定申告についての質問」は、実は二つに分かれてます。
記帳方法についてわからん!というのと、申告書の書き方がわからん!というのの二つです。
記帳方法は簿記とか会計学の学習が必要なのですが、これは複式簿記での記録を目指すとき。
ご質問者のように「売上はひとつだぜ」「ついでに経費もひとつだ」という方は、複式簿記などは、ご自宅の目の前にあるコンビニへ、でかいベンツを車庫から出して行くようなものです。
「車庫から出してる間に歩いた方が早いじゃん」です。
「100円均一の大学ノートに記録しておけば充分」というのは、そういう意味です。
申告書の書き方が分からんというのは、税法そのものがよっくわかってない時。
「経費の前に特って書いて〇で囲むってなんじゃろ」ってのは租税特別措置法27条の65万円経費を使ったからよろしくって意味なんですが、どうして、なんでそうするなどと考え込むと深みにはまり「わからないじゃん」となるんです。
つまり「簿記会計の知識」と「税法の知識」は別物です。税法によってああだこうだとされてる部分に、記帳するときに対応するため、簿記会計では、ああしろこうしろ、摘要を書いておけとか、仕訳はこうしろというように影響を受けるのですが、売上が一本しかないぜ、経費も交通費だけさ、というような方でしたら、複式簿記での記録そのものを税法では要求してきません。
なるほど、色々と調べてるうちにだんだんとわかってきたように思います。
その次の年の為に青色65万の方の勉強も少しずつしていきたいなと思っているので簿記や仕訳の仕組みもちゃんと学びたいと思います。
hata。79様のおかげでだいぶ道が開けた感じがしています。本当にありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
業務に関する「お金」の入出金が記録されていれば、充分です。
すべての人にこれが当てはまるのではないです。ご質問者の場合には充分という事です。
複式簿記で、会計ソフトを利用して決算書を作るのがベストでしょうが、入金は売上だけ(それも請求書を出さないで向こうが計算して振り込んでくるパターン)、経費は交通費しかないというなら、充分なのです。
理由は、家内労働の経費特例を使う前提だからです。
「どげん頑張っても経費として65万円なんて支出はないぜ」という話が前提なのです。
車を使用してて、減価償却費を計上するとか、仕事の打ち合わせを喫茶店でした際の勘定を払ったとか、車を修理したとか、あれこれ経費になるものを全部書き出しても「およそ65万円には届かないだろう」という人なら、青色申告の承認を受けて、上に記したレベルの記帳をしておけば十分です。
おつりが来るぐらいです。
なぜなら「実経費の証明をする必要がない」のです。
もっと言うと「売上金額だけしかわからない」状態でも良いわけです。
しかし、青色申告承認は「帳簿をつけておる」のが前提の制度ですから、上記のように「業務に関するお金の入出金だけは記録しておく」のは礼儀です。
「65万円にはるかに届かないとわかっているが、いったいどのくらい経費を使ってるのかぐらいはわかるように」しておきましょう。
青色申告特別控除10万円を受けるのですから、礼儀というか仁義というか人の道としてですね。
100円均一で大学ノート買って記録しましょう。
これも立派な簿記ですから、大丈夫。
究極を言えば「実地税務調査の対象になって、帳簿の付け方が悪いから青色申告承認を取り消される」事態に陥る可能性などゼロパーセントですから。
税務署員てそんなに暇ではないんです。あなたの処を調査対象にしたら上司からぶん殴られます。他の処探せって。
「どうでもいい、好きにしろ」という投げやりな回答に思われるとシャクなので、ポイントを。
12月に仕事をして、翌年1月に入金がされると思います。
これは「入金がなくても、12月に仕事を終えた部分は12月の売り上げ」にする必要があります。
どういうことか。売上は「業務完了して請求をした日」で発生するので、28年12月業務終了したお金が29年1月に入金されても「28年の売上にせんといかん」のですわ。
テクニックとして、入金額を年間集計して、それから「29年1月分の入金額を引いて」「30年の1月に入金があった分を足す」です。
どっちみち年が明けてから、集計作業をするのですから、1月分の入金は「去年の売上」として把握すれば済むのです。
そのとき「29年1月の入金額を売り上げに計上」するドジをしないように。
29年1月に入金されてるのは28年12月に業務終了し、請求書を12月に出した(ことになってるはず)お金です。これを29年分にしてしまうと売上を二重に計上してお国が喜ぶことになります。
とても丁寧でわかりやすい回答でとても助かります、ありがとうございますm(__)m
当方セラピストの仕事をしておりまして、1日の入った分数×分単価や指名料が報酬になります。
仮にその日の報酬が10000円だった場合、
簿記的には
売掛金10,000/売上10,000
となって、振込日には
普通預金10,000/売掛金10,000となるのでしょうか?
それに加えて売上が一定額を超えると個人報奨金やランク手当などもありそれは振込日に振り込まれるのでいつの日付のものにしたらよいのか帳簿にどのように記入したらよいのでしょうか?
経費は本当に交通費しかありません。
店で使用するタオルやクリームなどその他諸々は全て会社持ちです。
ほんとにどげん頑張っても経費として65万円なんて支出はありませんm(__)m
No.2
- 回答日時:
他の回答と重複するかもしれませんが・・・。
勘違いされていますね。
売掛や買掛は商品販売だけのものではありません。
業務委託などであれば、働いた付きの報酬を翌月や翌々月にもらうでしょう。
これを働いた月・請求した月に売り上げ計上を行うというのが発生主義であり、青色申告の条件なのです。
どうせ青色申告の特別控除を10万円でよいのであれば、現金主義を使う特例を出せば、発生主義によらず、今まで通り入金ベースで考えることも可能です。
ただ、簡易帳簿と言ってもそれなりに大変です。どうせなら複式簿記と発生主義を学んで対応し、青色申告特別控除65万円を受けることをおすすめします。
確定申告を夢中に計算していると忘れがちなのですが、所得税の確定申告は所得税だけのものではないのです。
所得税の申告を行うと、税務署から市役所に情報が通知され、住民税の申告を行ったものと同じ扱いを受け、後日住民税の課税通知などを受けることとなります。
また、国民健康保険となっていると思いますので、国民健康保険料の計算は住民税の申告情報により計算されるとされています。
例を挙げると、所得税は5%~45%とという所得に応じた税率(超過累進課税)となっています。住民税は基本的に10%のはずです。国民健康保険料は市町村等により異なるので別途お考えください。
65万円の控除と10万円の控除の差が55万円あり、所得税の影響は27,500円~247,500円となり、住民税は55,000円の影響が考えられます。
したがって、所得税と住民税を合わせると、税額が生じる人は最低税率でも82,500円の影響を受けるのです。これだけのお金があれば、家族旅行もできますし、買うことをためらう家電の購入もできる金額です。
さらに国民健康保険の保険料に影響され、お子さんがいれば公立保育園の保育料にも影響するのです。
家内労働はよく知りませんが、ご家族がほかで働かずにあなたの手伝いをされるというのであれば、青色事業専従者給与を検討したほうがよいでしょう。
経費計上できる給与65万円よりも給与96万円のほうがよくありませんか?
あえて96万円にしたのは、扶養家族に税金のかからない範囲、給与所得控除65万円と基礎控除38万円の合計103万円というところが一つです。さらに、住民税もかからないようにと考えると、給与所得控除65万円と基礎控除33万円の合計98万円というものがあります。割りかえすと約月8万円となり、源泉徴収も0となり、霧の良い数字でもあるためです。
生活費すべての経理を行う必要もありません。
事業主貸や事業主借という勘定科目を使う経理は、事業用資金を生活資金へ移動させた際に使うものなのです。ですので、生活資金へ移した後のお金の動きは不要です。生活資金の預貯金口座と事業用資金の預貯金口座を同じものにしていると、経理処理が増えてしまいます。しっかりと事業用資金口座を別に作れば、生活用口座の経理は不要なのです。現金も同様です。お財布を分けており、事業用の財布から生活用財布へ移した記録だけを行えばよいのです。
ただどうしても分けにくいものだけを事業用の財布や事業用の口座を利用し、按分計算などを行えばよいのです。その際には事業主貸などを利用すればよいのです。
税理士に相談のうえで、経理事務作業を減らすようにして依頼することができれば、税理士費用も安価で済むかもしれません。安く上がる税金程度で依頼できる税理士もいるかもしれません。そうすることで、事務などの負担が軽減され、仕事に専念ができることでしょう。
税理士はちょっとと思うのであれば、各地域にあります商工会・商工会議所・青色申告会などの利用もよいと思います。記帳や簡単な税務相談を受けさせてくれて、提携税理士による税務相談会への参加もできることでしょう。必要であれば、税理士依頼の紹介も可能かもしれませんし、税理士との出会いもできますので、もしもあなたが急病等で申告が間に合わないとなっても、日々の記帳や資料の管理ができていることで依頼もしやすくなります。
これらの団体はそれぞれ目的やサービスが異なりますが、重複するサービスもあります。公益団体などということもあり、比較的安価で会員等になることができますし、記帳や税だけでなく、助成金や補助金、融資や事業計画などの相談もでき、地域とのかかわりも増え、業種によっては仕事につながります。
また、自営ですとあきらめがちな労災保険にも特別加入できる場合もあります。当然費用は別途ですが、自営業者が生命保険などをかける場合の保険料負担に比べたら安価な国の保険に加入できるというメリットもあるのです。
あまり単純に考えず、幅広い視野で検討されるとよいですよ。
ちなみに、私は元税理士事務所でいろいろ経験を積んだのち、家族で起業し、法人化、従業員15名の会社まで仕事を大きくできました。税理士に頼み費用をケチるため、法人の申告など自分で行いましたが、経験が役立ち大きな負担となりませんでしたね。そのうえでいろいろな人との出会いや情報をあつめることで、税金を正しく払っているから役所にも文句が言えますし、役所などの支援が必要なときにも十分な支援を受けられるのです。知らないと得られるかもしれない機会を知らずに捨てるのですからね。
頑張ってください。
とてもご丁寧にありがとうございます。
毎月23万ほど報酬が入ってきたらすぐに全て引き出して交通費以外は5万は貯金、残りは生活資金にしています。
ということは全て事業主貸になるということでしょうか?
No.1
- 回答日時:
>本日H28年度分の確定申告…
個人の税金は 1/1~12/31 の「1年分」がひとくくりで、「年度」4/1~3/31 ではありません。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/ …
>当方業務委託ですので売掛や買掛などはなく…
あなたは毎日仕事が終わったらその日にお金をもらってくるのですか。
いつもニコニコ現金払いなのですか。
そうではないのでしょう。
一つの仕事が終わった日に
【売掛金 100円/売上 100円】
入金された日に
【現金 or 普通預金 100円/売掛金 100円】
です。
ただ、青色申告特別控除が 10万円でよいのなら、このような複式簿記により仕訳は無用ですが、「売上」を計上する日は入金された日ではないことに注意が必要です。
単式簿記だとこのあたりの管理はかえってややこしく思えることもあります。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2200.htm
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2210.htm
>仕事に関係なく生活に係る入出金(事業主貸)なども全て帳簿…
青色申告特別控除が 10万円でよいのなら、貸借対照表は無記入でよいのですから、その必要はありません。
>この場合何が必要になるのでしょうか…
少なくとも
・現金出納帳
・売上帳 (売掛帳と合体でも可)
・経費帳
は必要です。
税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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