A 回答 (10件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.9
- 回答日時:
以前にも回答した内容と重複しますがお許しください。
地球儀をおいて説明すればすぐ理解頂けると思うのですが、ややわかりにくくなることをお許しくださいね。
まず、人工衛星ってどういうものかご存じですよね。そう地球の周りを回っている衛星で人工的に打ち上げたものですね。では、衛星が地球をまわっているということは、何に大して回っているのでしょうか? それは地球の中心に対してなのです。
では、赤道以外の例として日本の上に静止衛星が可能かどうか考えてみましょう。日本は地球上でどのあたりにあるでしょうか。北緯35度ぐらいでしょうか、やや北へずれていますよね。
そこで思考実験をしてみますね。ここで仮説をたててみます。
1.人工衛星はうんと低いところ、地上すれすれをとぶとします。
2.日本と地球の中心をふくむ面で地球を半分に切ってみます。
その切り口はいろいろできますよね。そう無数にできます。でも緯度線に平行な面はできません。もし衛星が軌道すれすれに飛ぶとしたら、この切った面の円周が、日本の上をとおる人工衛星の可能な軌道なのです。ではいろいろ考えてみてください。どの衛星軌道でも日本の上空にいつもあるという衛星軌道がありますか? ひとつもないですよね。どのように切っても、またどのように地球儀を回転させても、必ず、北へいったり南へいったりします。地球儀をどううまくまわしても、かならずそうなります。
では赤道の場合はどうなのでしょうか。赤道の一点と地球の中心をふくむ面を考えてみましょう。うまく地球儀を回転させれば、あたかもまったく同じ位置に衛星をとめておくことが可能です。ですから赤道上でなければ静止衛星はできないのです。
実際には、1日1回転の速度ですので、人工衛星としてはかなりの高度となります。
さあ、これでうまくわかっていただいたでしょうか?
不明な点があれば私の知っている範囲でお答えさせていただきますよ。
No.8
- 回答日時:
静止衛星というのは「静止」しているわけではないのです。
たとえて言えば、質問者様が電車に乗っていて、窓の外でまったく同じスピードで走っている車が見れれば「静止しているように見える」ようなものです。
つまり、静止衛星というのは「地球の自転の速度と同じスピードで地球の周りをまわっている」ということです。同じスピードなので、空を見上げると「同じ場所にいる」から静止衛星といいます。
さて、次は土星の輪を思い出してもらうといいでしょう。土星の輪は土星の赤道にあり、土星と一緒にぐるぐる回転しています。赤道なら回転軸に対して90度真横に動くことができるわけです。
逆の言い方をすれば日本の緯度(北緯35度)のような中途半端な場所で一周することはできないのです。必ず、地球というボールの一番遠い所を回ることになるからです。そうしないと重力がまっすぐ衛星にかからないので、宇宙のどっかに飛んでいくか、地球の重力で落ちてしまうのです。
地球の重力が常にまっすぐ下にかかり、それでいて地球を一周できるのは「赤道」しかないのです。で、赤道の上空で地球の自転と同じ速度で回っているから「静止」しているようにみえるのです。
No.6
- 回答日時:
端折り過ぎた。
衛星を野球ボールでイメージしてください。
まず、ボールは【引力】で地球に引っ張られ(落ちて)ています。
次にボールを水平方向に投げます。ボールは【放物線】を描いて落ちますね?
ではでは、ボールをもっともっと速く水平方向に投げて【放物線】が地上に触れなくなると?
地球の周りを周り続ける。衛星軌道を描く。
ここまで大前提です。
では次に質問の答えに向かいます。
衛星は常に地球の中心に向かって引っ張られています。
制止衛星にするためには自転速度と引力と衛星軌道の速度がバランスを取ることが条件其の1
条件其の2
引力の軌道?を考える
自転を赤道方向から観察しよう。
赤道上では落下軌道はまっ平らな面を描きながら中心に向かう。
ところが他の場所の上空からでは落下軌道は中心に向かって円錐形を描く
そのためコントロールがものすごく難しいのでできない(しない?)そうです。
No.2
- 回答日時:
地球の重力(引力)は地球の中心方向に向かって働きます。
一方、地球は赤道方向に自転しています。
よって赤道面以外の場所で地球の自転と同じ速度で自転方向に周るためには常に地球の中心方向に働く重力(引力)とは逆方向に同じ大きさの力を与えず付けなければなりません。つまりロケットを噴射し続けることになります。
それを続けるには莫大な燃料が必要で、その重さの衛星を打ち上げるには更に莫大な燃料が必要で、、、となります。
それは現実的に不可能です。
重力(引力)と自転方向が一致する赤道上なら地球を周回することによる遠心力と重力をつりあわせることでロケットを噴射し続けなくても高度を維持できます。そしてその速度が地球の自転速度と同じになる高度が「静止軌道」と呼ばれる場所です。
参考まで。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 宇宙科学・天文学・天気 地球の自転による遠心力を利用した超高建築物 6 2022/08/25 21:49
- 宇宙科学・天文学・天気 衛星の軌道における2000kmの意味 2 2023/05/29 22:20
- 宇宙科学・天文学・天気 今朝(2023年2月15日6時前)南から北へと明るく輝きながら飛んで行った人工衛星 1 2023/02/15 21:32
- 宇宙科学・天文学・天気 恒星を回っている惑星や惑星を回っている衛星は同じ同心円版上(母天体の赤道の延長線上)に有るのでしょう 2 2022/11/07 20:10
- 政治 北朝鮮の衛星の迎撃に失敗して日本が恥を晒す前に、迎撃命令は撤回した方がいいですよね! 7 2023/04/23 16:17
- 工学 何故レーザー通信で海底ケーブルが不要になると言えるのでしょうか? 10 2023/07/01 23:30
- CS・BS NHK受信料について 3 2023/03/26 08:44
- 宇宙科学・天文学・天気 15歳が人工衛星ハッキングしたら少年院ですか? 3 2022/09/13 16:57
- 宇宙科学・天文学・天気 水星金星火星には衛星がないのですか地球には月がありますが水星金星火星には衛星がないとすればどういった 3 2022/12/20 01:30
- 宇宙科学・天文学・天気 なぜH3ロケットはぶっつけ本番で衛生を載せて飛ばしたのですか? 一回目はダミー弾頭を載せて二回目三回 4 2023/04/04 22:20
おすすめ情報
- ・漫画をレンタルでお得に読める!
- ・「それ、メッセージ花火でわざわざ伝えること?」
- ・ゆるやかでぃべーと すべての高校生はアルバイトをするべきだ。
- ・【お題】甲子園での思い出の残し方
- ・【お題】動物のキャッチフレーズ
- ・人生で一番思い出に残ってる靴
- ・これ何て呼びますか Part2
- ・スタッフと宿泊客が全員斜め上を行くホテルのレビュー
- ・あなたが好きな本屋さんを教えてください
- ・かっこよく答えてください!!
- ・一回も披露したことのない豆知識
- ・ショボ短歌会
- ・いちばん失敗した人決定戦
- ・性格悪い人が優勝
- ・最速怪談選手権
- ・限定しりとり
- ・性格いい人が優勝
- ・これ何て呼びますか
- ・チョコミントアイス
- ・単二電池
- ・初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時
- ・「これはヤバかったな」という遅刻エピソード
- ・ゴリラ向け動画サイト「ウホウホ動画」にありがちなこと
- ・泣きながら食べたご飯の思い出
- ・一番好きなみそ汁の具材は?
- ・人生で一番お金がなかったとき
- ・カラオケの鉄板ソング
- ・自分用のお土産
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報
皆さんの分かり易い説明で、よく理解する事が出来ました。
ありがとうございました。
ベストアンサーは回答を寄せて下さった皆さん全てなので、1人を選ぶ事は出来ません!
ごめんなさい