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シュレーディンガーは自分の名前の方程式で、
量子力学に貢献したにもかかわらず、

なぜシュレーディンガーの猫という
パラッドクスを考えたのでしょう。

本当に量子力学を否定したかったのでしょうか。

それとも、誰かにこのパラドックスを解決して
欲しかったのでしょうか。

なぜ、自分自信が偉大な貢献をした量子力学を
否定したのか、その思想が理解できません。

本来なら、もっと量子力学を発展させようとするのが、
物理学者ではないでしょうか。

彼の思想をご教授頂けませんでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 早速のたくさんの回答ありがとうございます。

    もし私の記臆違いでしたらすいません。

    シュレーディンガーは、猫のパラドックスの提示し、
    自分がこのような学問に傾倒してしまったことを
    後悔し、生物学に転向したのかと思ってました

    補足です。

      補足日時:2017/07/02 16:49

A 回答 (6件)

シュレーディンガーが量子力学を否定、そんなことしてませんよ。



シュレーディンガーが批判したのは波動関数の解釈に関することだけ。

彼は物理学者として波動関数にはさらによい解釈があるはずであると考え、主流であったコペンハーゲン解釈に対して問題敵意するためにこのような思考実験を考え出したのです。
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シュレーディンガーは量子論の確立者の一人です。

あなたは冗談のサイトで猫を拾って来た様ですが。説明するのは非常に困難。なおアインシュタインもシュレーディンガーに賛嘆の手紙を送っています。敵はニールス・ボーアを中心とする「コペンハーゲン学派」と言われる集団で、こっちもノーベル賞の塊。
猫のパラドックスは極端に難しいのですが、強引に説明すると、箱に猫と放射性物質、それを検知するとシアン化水素を放出する装置を詰めます、猫の食事や空気は無視。これをパリからニューヨークに送る、放射性物質が放射線を出すか出さないかは「絶対に分からないことになっている」。ニューヨークで開けたら猫は死んでいた、それを元に戻してパリに送り返し開けるとなんと猫はぴんぴんしている。これがシュレーディンガーの猫のパラドックスで、コペンハーゲン学派の主張を極端にするとこの主張になる、とアインシュタインとシュレーディンガーは主張した。
だが、コペンハーゲン学派の主張、一般に「量子論の確率論的解釈」と呼ばれるが、そもそもこの猫のパラドックスが「量子論の確率論的解釈」を確実に否定するものなのか、さえ分からない、いわゆる科学哲学になってしまい、明確な結論を見たことが無い、ファインマンは「無駄だから関わるな」と言った。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ファインマンの言葉は仰る通りのような気がします。

シュレーディンガーは、最終的には量子論に関しては
否定的だったのでしょうか。

それともアインシュタインとは、意見は違うけども、
肯定をしつつ、共に問題提起をしたのでしょうか?

お礼日時:2017/07/02 17:38

いろんな誤解があるかと。



・ シュレディンガーが、波動関数を中心とした量子力学の現象を分析する考え方を確立した。
・ ところが、その波動関数の実現象の解釈として、観測するまでさまざまな状況が重なり合い、観測されると状況が確定するという、解釈はピンとこなかった。
・ そのため、ミクロの現象をマクロな現象にむすびつける思考実験をして、その考え方の矛盾を、マクロの非常識につなげるため、・・・猫で、説明してみた。
・ その過程で、代替解釈もすっきりせず、彼が引退するまで、もやもやした気持ちだったのは確か。
・ 現在では、その解釈は正しいことになり、シュレディンガーの猫当時のパラドックスとは違う意味で、この思考実験が例示されることが多い。
・ 実際ミクロな現象が、マクロな現象に結びつく実験結果もある。
・ そもそも量子論は、電磁気学や、相対性理論など、少数の学者の、天才的ひらめきで確率された理論と違い、100年かけて、多人数の物理学者の紆余曲折の論争を経て確立した考え方。
・ その特に創世記において、・・・論とか、・・・力学を、否定とか肯定という考えなどあるわけもなく、すべてがわかった今の視点で、当時の個々人を評価しても無意味かと。

量子革命等を読むことをおすすめします。単行本ありますよ。
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シュレディンガーの猫は、別に量子力学を否定していないと思いますよ。


単なる思考実験ですから、あくまで解釈論をどう考えるかと言うだけの事です。
この思考実験では、量子力学的効果が、どこまで働くかの実験系の範囲が問題にされます。
要は、波動関数の収束がどこで行われるかと言う事です。
ただし、この思考実験を実際に行っても、途中の経過はわかりませんから、結論は出せません。
後は、どこで波動関数が収束したと見なすかと言う解釈だけの問題です。
つまり、量子力学の否定ではありません。
問題を提起するのは、量子力学を発展させる為ですよ。
理論の解釈に欠陥があるなら、解釈を変えれば良いだけの事です。
ただし、実験科学の場合は、解釈によらず、実験結果は一意に定まる事に注意してください。(実験結果は、量子力学の理論に合っています)
現在も、解釈は一定していません。(むしろ、解釈にとらわれず、実験結果の精度を上げて、理論の実証を行う方向に進んでいます)
理論を強化するのは、予想される可能性を出来るだけ再現できる実験で検証する事です。
つまり、どのような実験が必要かを提起する事の方が重要なんですよ。
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量子力学では 奇妙なことに測定(観察)によって状態が決まります。


例として シュレーディンガーの猫の話を持ち出したもので
量子力学を否定するためではありません。
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既に十分ご存じの内容かとは思いますが以下のような解説があります。



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5 …
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB …
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