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大部分の漢字からその意味が読み取れることが多いのですが、この「独楽」については全く不思議な気がしてなりません。語源、由来を教えてください。

A 回答 (4件)

「独楽」は当て字です。

「こま」という呼び名は「高麗」から来ているということですが、「独楽」の「楽」はおそらく「語源説」にある「歌舞曲」から来ていると思います。「独」については、不明ですが、
 「(4)紋所の名。(1)をかたどったもの。独楽、三つ独楽などがある。」
とある「紋章」の説明に出てくる「三つ独楽」に対する「一つ独楽」から来ていると考えることもできます。「独」=「一つ」
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[日本国語大辞典]より



こま 【独楽】 〔名〕
(1)子どもの玩具の一つ。木や鉄などで円形に作り、中心にある軸を指でひねったり、ひもを巻きつけたりして、投げ回して遊ぶもの。博多独楽、貝独楽(ばいごま)、唐独楽(とうごま)、無精独楽(ぶしょうごま)など種類が多い。こまつくり。こまつぶり。つむくり。《季・新年》

(2)(1)を博打(ばくち)の用具として用いたもの。六角または八角の各面に絵や文字が描いてある。また、これを回して行なう博打。お花独楽。
(3)一つの固定点(支点)のまわりに自由に回転できる剛体。
(4)紋所の名。(1)をかたどったもの。独楽、三つ独楽などがある。
(5)天窓を開閉するために付ける綱を通す滑車様のもの。

[語誌]
(1)(1)は「十巻本和名抄‐二」に「古末都玖利(こまつくり)」、また「大鏡」「宇治拾遺」には「こまつぶり」とある。「狗」「高麗」とも書かれるように高麗経由で日本に渡来したらしい。
(2)奈良時代、宮廷儀式に際して用いられていたが、平安時代には貴族の遊びとして行なわれるようになった。挙例の「太平記」では子供がこれで遊んでいるのが注目される。江戸時代に子供の遊びとして庶民生活に浸透していったが、大人の間でも賭け事や見せ物として行なわれた。

[語源説]
(1)「日本書紀」で、高麗の軍兵が行なった体を回転させる歌舞のさまを「楽」といい、コマと訓じたところから〔大言海〕。
(2)コマ(高麗)から渡来したものであるところからか〔嬉遊笑覧・和訓栞〕。
(3)クルマの略か〔守貞漫稿〕。
(4)コママハリ(細廻)の義〔名言通〕。
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独楽は意外にも日本古来の物。

世界的に同じような物が有り、遊びの過程で世界中で自然発生したと思います。

さて、名前。独りで楽しむから「独楽」と言う説も有りますが、独楽は一人でしても面白くない。「独楽」は当て字の様ですが、何から当てたかが問題。

独。独り(一人)ですが、自身で回る、という意味ではないでしょう。楽。「楽しむ」というより「奏でる」。

独りで奏でる。自信で音を出しながら奏でる。

私感です。50代半ばの親父。独楽、未だに好きです。
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