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No.6
- 回答日時:
水(H2O)に二酸化炭素(CO2)を吹き込むと弱酸である炭酸(H2CO3)が生じる。
CO2+H2O⇆H2CO3
塩基性である石灰水こと水酸化カルシウム水溶液(Ca(OH)2)と酸塩基反応により炭酸カルシウムの沈殿が生じる。
Ca(OH)+CO2→CaCO3↓+H2O
さらに吹き込むと溶液のpHが下がり、電離平衡などから炭酸イオンの濃度が減少し、代わりに炭酸水素イオンの濃度が上昇します。
これまでは[Ca ion][炭酸ion] (←濃度の積) が溶解度積(Ksp)を上回っていたことにより生じていた沈殿が、溶解度積を下回るようになってから溶けるようになる。
CaCO3+CO2+H2O→Ca(HCO3)2
吹き込む→沈殿→さらに→酸性化→沈殿に必要なion減少→溶解
の手順です。

No.5
- 回答日時:
水酸化カルシウム溶液はかなり強いアルカリ性です。
二酸化炭素をアルカリ性の溶液に溶かすと、その大部分は CO3^2- になります。
これは、Ca^2+ と結びつきやすく、難溶性の炭酸カルシウムとして沈殿します。
二酸化炭素をもっと溶かすと、pHが下がっていきます。
すると、CO3^2- + H^+ → HCO3^- の方向へ平衡が移動するので、CO3^2- の濃度が下がります。
それにより Ca2CO3 の溶解度が上がり、沈殿が再び溶解します。
その状態でもっとも多い陰イオンが HCO3^- ですので、(半ば便宜上ですが)カルシウムイオンとつりあいのとれた形で表現すると、Ca(HCO3)2 になります。
No.3
- 回答日時:
CaCO3にH2OとCO2と加えればできます。
原子の数はあっているでしょ?CO3^2-の塩が、HCO3^-の塩になっただけで、式の上では特に難しいこととは思えませんが、これが難しいと思えるのであればもっと勉強が必要です。
No.1
- 回答日時:
それ以前の話として、なぜ始めに白濁したのかわかりますか。
話の順序としては、白濁が先のはずです。そのことと合わせて考えるべきことです。そして、実際にそこで起こって入り実験結果に合うような反応を考えればそうなるということです。
それでないというのであれば、あなたは、その白濁がなんであり、何故に白濁がなくなったと思っているのでしょうか。
何故に、その部分だけを抜き出して「理由がわかりません」というのでしょうか。
この回答へのお礼
お礼日時:2017/08/28 16:26
白濁がCaCO3であり、過剰にCO2を吹き込むと、Ca(HCO3)2が生成して、白濁が消えることは分かるのですが、反応式が作れません…
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