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素人考えで申し訳ないのですが、テナガザルが類人猿の仲間だと言うことが、今ひとつピンとこないのです。どういうところが、チンパンジーやゴリラと同じ類人猿の仲間なんでしょうか。(オラウータンは、ぎりぎり類人猿かなと思う)。失礼ながら、ニホンザルの大型版くらいにしか思えないのです。(昔の映画「猿の惑星」にも、たしかテナガザルはいなかったような記憶があります)

本当のところは、どういう位置づけなのでしょうか。かぎりなく猿に近い類人猿なのでしょうか?

A 回答 (3件)

 もっともな考えだと思います。

実際,テナガザルは,類人猿の中では一般の猿に近いものとされています。
 以下は,岩波生物学辞典第4版の内容です。かなり省略していますので,是非本物でご確認ください。

 類人猿がヒトに類似する点は,脳が大きい,半直立または直立姿勢をとる,頭蓋骨のつくりや歯の形態や歯式が似ている,虫垂がある,尾がない,四肢の関節の可動性が大きい,左右に偏平な胴をもつなど。

 現生の類人類はテナガザル科とヒト科に分けられる。
(1) テナガザル科:小形類人猿。比較的単純な脳をもつことなどの点では一般の猿類に近いが,直立二足歩行についてはヒトに近い。
(2) ヒト科:大形類人猿(オランウータン・ゴリラ・チンパンジー・ピグミーチンパンジー)とヒト。脳が大きく知能が発達し,テナガザル類よりヒトに近い。
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この回答へのお礼

なるほど、やはりテナガザルは単純な脳なのですね。そして、他の類人猿とは、種類も異なっているのですね。大変ありがとうございました。今度図書館で、岩波生物辞典を見てみようと思います。

お礼日時:2004/09/11 16:45

↓の分類表を見ると、テナガザルも類人猿という扱いになっているようです。


ただし、テナガザル科として、チンパンジーなど(オランウータン科)とは別の科になっています。
テナガザル科のなかには、一部ですがニホンザルのように「尻だこ」のある種類もあるそうです。
類人猿のなかで最も普通のサルに近い、という位置づけなのではないでしょうか。

参考URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~t_tajima/nenpyo-1/se …
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この回答へのお礼

興味深いHPありがとうございました。

お礼日時:2004/09/09 01:47

類人猿の定義は,大型の尾のないサルです。

テナガザルも尾はありません。ですから類人猿です。

「大型の尾のないサル」といった分類はDNA等の研究でも正しいことが解ってきました。

参考になりましたなら…
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この回答へのお礼

「尾のないサル」という定義があるということを
知りませんでした。なるほど! 

お礼日時:2004/09/09 01:48

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