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看護研究で術前訪問について行う事になりました。現在、術前訪問は行っているものの効果があるのか、また不安は軽減されているのかいまいちよくわかりません。そこで、患者さんの精神状態を評価するにあったって看護師でも行える方法はないでしょうか?

A 回答 (4件)

不安が軽減されたか・・・それはとっても難しいと思います。

患者にとって術前訪問が有効であったかどうかを評価するための指標として「不安が軽減されたか、否か」と言う点を評価するのはあまり意味がないのではないでしょうか?
看護研究で術前訪問の有効性を評価するなら、抽象的な問題点ではなく、評価可能な項目を問題点として上げる方が良いと思います。本人の不安について評価することは他の方もおっしゃっているとおり、無理がある(というか看護婦自身が勝手に考えた自己満足な評価にしかならいのでは)と思います。
というのは、術前は病気のことや家族に対すること、仕事や学校のこと、手術が上手くいくかどうか、疾患の今後の経過など多種多様にわたる不安が一気に押し寄せている状態だと言えます。その中にあって、不安によって引き起こされる身体的、精神的な状態の変化からみて、術前訪問一つだけを取って不安が軽減されたかどうか精神状態を評価すると言うことは困難だと思われるからです。

評価をされるなら精神状態と言うよりも、「具体的に術前に患者がどういった不安を持っているのか」ということを把握して、その中から手術についての不安をピックアップしたうえで、その事項について実際に術前訪問を受けたことで改善されたか否かを評価。更に患者が求めていたことと看護婦がしたことに差異がなかったか、他に求めている事はないのか。更に患者家族についても同様に行うと良いと思います。
具体的な問題提起と評価が、一番わかりやすく看護師本意に傾きにくいのではと思います。

患者にとっては、実際の流れのシュミレーション、手術室の見学、当日のスタッフとの面会、患者取り違えを防ぐために行われてる事などを知りたいと言うニーズがあるようです。ただし、実際に手術室を見学するのは怖いという方もいらっしゃるので、どの人にもマニュアル的に術前訪問するのではなく、個人にあわせた対応をできるのがベストだと思います(これが一番大変ですが)。
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不安尺度を使っても、結果は出ません。


その人が病気になる前の状態で基本となる尺度をはかっておくことができないからです。以前、同じ研究ではまってしまいましたから・・・。尺度を研究されている先生にもメールで助言を頂いたりしましたが、解決には至りませんでした。
前の方が書かれているように、説明の方法や用紙の工夫で、どれだけ理解出来たのかという研究の方が結果がでると思います。人によって必要としている情報も違いますし、理解度や身体状況(苦痛のある・なし など)でも変わってくると思います。
今では、病気の詳しい説明や麻酔についての説明を加えた冊子をあらかじめ渡している施設もあるようです。

術前訪問よりも効果があったのが、術中の情報提供でした。医師の承諾を得るのにとても苦労しましたが、家族への配慮は、重要ですので、術前訪問での説明に、このシステムができれば、一緒に説明してみて下さい。

何を必要としているのか、というところから入ると道が開けるかもしれません。
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不安尺度にはいくつか有りますが尺度は当然調べられましたよね。

だから省きます。

看護師さんは癒しの看護を心がけておらますね。だけど、患者側からしたら、どのように評価されているのかと思っていました。看護師さんの自己満足では?
最近、病院でもIT化が進み、パソコンを持ってきて情報収集されていますね。看護師さんの目はパソコンの画面で、患者の方に視線が行くことは少ない。

私も先日入院手術を受けましたが、不安が軽減した評価より、何が行われるか理解した。です。不安が軽減できるなんてそんな・・・。

不安とは何か、単純に心配事と思わないで、哲学から紐解いてください。現象学からの介入ではいけないような気がします。

研究している人と現場の看護師さんの看護について相当の乖離が有るような気がしました。
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直接の回答ではないのですが相対する立場として。



身内が手術を受けたときの経験ですが
やはり、気にかけてくれていると分かるとそれだけで不安は軽減されます。
「どうですか~?」だけではなく
「昨日のような痛みは無くなりました~?」
のように、ちゃんと記憶してくれているとなおの事です。
(たとえ、それが病室に入る前に見た記録からの情報でも)
さらに言えば、相手の性格や年齢に合わせた説明をもらえた時は不安解消にプラスされて前向きになれると思います。

体験談として・・・
========以下はお時間がありましたら読んでください
娘が4歳の時骨折で手術したのですが、大きな病院なのに担当の中堅の先生は頻繁に「顔を見に」来てくれました。
4歳ですから専門的な話は分かりません。手術当日の朝、先生からこんな話がありました。
「今日は、ねむねむの(眠くなる)魔法をかけますよ。先生は絵本の魔法使いと違うから、お薬を使います。
○○ちゃんが寝ている間に折れてしまった骨につっかえ棒をしようと思います。
魔法が解けて目が覚めたら、今度は○○ちゃんが頑張る番ですからね。
病院で出るご飯は骨がしっかりくっつくようにちゃんと食べて、レントゲンで見たあの骨がどんどん繋がっていく様子を考えて楽しみにすごして下さいね。」
まんまと先生の言葉の魔法にかかった娘は、手術後、毎日「どれくらいくっついたかなぁ?」と楽しみにしていました。
 そして退院の前日レントゲンを見て先生は
「すごい!!もう少し居てもらわないとだめだと思ってたけど、○○ちゃんすごいね!もう帰っても大丈夫そうだよ。」と。
さすがに私もここまで来ると「上手いなぁ~」と笑ってしまいましたが。
現在小6の娘はヒジの手術跡を「コレって魔法のしるしなんだよね。」と笑っています。
そして、大きな病院じゃなくて大丈夫な時も未だにあの病院が好きで行きたがります。
==============体験談でした。

患者にとっては、誰か一人でも安心出来るスタッフが居るだけで全然違うんです。
どうぞ、そんな看護士さんで居てください。

そうそう、満足すると聞かれなくても「おかげさまで」と言いたくなります。
きっと、皆さん社交辞令では無いはずです。
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この回答へのお礼

貴重な体験談をありがとうございます。患者さんからの声はどういう内容であれ常に大切なものと考えております。インターネットを通してこのような内容のお話がきけてうれしく思います。これからも、よりよい術前訪問が行えるよう検討していきたいとおもいます。

お礼日時:2004/09/12 13:24

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