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15世紀半ばの有力守護家の相次ぐ内紛が頻発した理由を教えてください。

A 回答 (1件)

中世の武士は惣領制とよばれる非均等相続で惣領と庶子による武士団を形成していきます。

南北朝から室町時代は、政情の不安定化もあり惣領による統制が強化され軍事指揮権などを伴った惣領職の嫡長子単独相続制の実施が実施されるようになります。これにより嫡出長子とそれ以外での格差は大きくなりますので、惣領をめぐって争いは激しいものになります。
家督相続はいつの世も波乱がつきものです。お家騒動は江戸時代を含め全時代にありますが、14世紀半ばは特に社会的に下剋上という実力主義の社会的風潮が広がる中で、応仁の乱などで複数の家督争いが複雑に絡み合い、特に「内紛が頻発した」というイメージがあります。
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この回答へのお礼

よくわかりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2017/10/15 18:39

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