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探偵学校では何を教えているの?現役講師を直撃してみた!

探偵学校では何を教えているの?現役講師を直撃してみた!世の中には様々な学校が存在するが、浮気調査でお馴染みの探偵にも、その関連知識を学ぶための学校がある。いわゆる“探偵学校”である。探偵業務の守備範囲は広く、そして「教えて!goo」「探偵泣かせの浮気・不倫調査、その巧みな浮気のカモフラージュ術を探偵が暴露」の事例のように一筋縄ではいかない案件に対応することもある。そんな精神的・肉体的にハード、かつ高い知性も要求される探偵だけに、その卵が集う探偵学校の授業内容は気になるところだ。そこで、今回はJDAD探偵学校の吉澤真一郎さんに、カリキュラムを含めた探偵学校の詳細について話を聞いた。

■実践力重視のバラエティー豊かな学習内容


まず、探偵学校での授業内容について教えていただいた。

「授業には当校だけの特色である心理学や、調査方法、法律、将来の独立開業のための知識や顧客への対応方法、そして探偵業務の要である尾行の技術と報告書作成の実習などがあります」(吉澤さん)

授業は基本的に座学と尾行実習の構成となっており、尾行の実習ではビデオ撮影から報告書の作成までみっちりと指導されるそう。報告書は依頼人にとって調査の成果を知る大切な材料であることを考えれば、厳しい訓練は当然のことなのだ。

■尾行を学びたいなら探偵を尾行せよ


それではその尾行演習では具体的にどのようなことが指導されているのだろう。

「尾行実習では実際に街に出て、約2時間、現役探偵を尾行します。そして自分で考えて行動し、実習終了後に現役探偵が問題点を指摘します。このようにして相手に気付かれない距離、失敗しない距離、どんな状況だとばれやすいか、失敗しやすいかを学んでいくのです。さらに、尾行に慣れてきたら、対象者の行動をすべて記録し、要所をビデオで撮影する訓練をします」(吉澤さん)

吉澤さんによれば、相手に気付かれずに大事な場面をきれいに撮影することが、探偵にとって一番難しくて重要な作業とのことだ。ちなみに探偵=変装というイメージを持つ方も多いと思うが、吉澤さんによると「最終的には変装しなくてもいいくらい尾行が上手い探偵になることが目標」とのことで、変装についての指導はあまりしないそうだ。

■学生からリタイア組までが集う、多様な業界


なんだか我々の想像以上に学ぶことがたくさんありそうだ……それでも覚悟して入学してくる学生とはどのような人物なのだろうか。

「現役大学生から勤務先を定年退職された方まで、男女問わず様々な方に入学していただいています。男女比は、6:4くらいです。定年退職や中途退社後の仕事として探偵業を考える方、自らの問題・自社のトラブルに対処するために技術を身につけたい方、単純に興味を持って入学される方、他の探偵社への就職を考えて入学される方など、入学する理由は様々です」(吉澤さん)

吉澤さんによれば、卒業後は6割もの卒業生が開業し、2割が探偵社へ就職している一方、現職を続ける人もいるそうだ。実務経験に近いカリキュラムなので、探偵学校で学んだ知識は多方面で活用できるのかもしれない。

吉澤さんは探偵業を「公的機関では助けてもらえず、家族や友人では対応できない問題で困っている人のために働く仕事です」と強調する。人の役に立ちたいという気持ちがあり、学び続ける気力がある人にとっては、探偵業はやりがいのある、魅力的な職業の一つといえるだろう。

● 専門家プロフィール:吉澤 真一郎
探偵。浮気調査、人探し、信用調査等に対応。JDAD探偵学校を運営する一般社団法人 日本調査業適正協議会の代表理事。学校では、東京・御茶ノ水教室では調査内容の授業で講師を務める。

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