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気を付けたい爪の病気3選

気を付けたい爪の病気3選先日、「教えて!goo」爪が厚くなるのはある病気が原因だった!そして手より足の爪が厚い理由が判明という記事をリリースした。ここでは爪が盛り上がるように硬く厚くなる「厚硬爪甲(こうこうそうこう)」や中央が凹んでスプーン状になる「さじ状爪」などについて紹介したが、爪の病気についてもっと知るべく、再び皮膚科医の蘇原しのぶ先生を直撃した。

■爪が白く濁る「爪水虫」の原因、対策は?


夏になると多く寄せられる悩みに「爪水虫」がある。爪水虫は白癬菌(はくせんきん)が爪のなかに感染して、爪が厚くなったり、変色、変形が起こる病気。爪の先端が白色から黄色に濁るので、見た目にも分かりやすい。

「基本的に爪水虫は、足の裏に水虫があり、それが爪のなかに移行することで起こります。水虫菌はタオルやバスマットなど毛のあるところに特にたくさんいて、足の皮膚が乾燥していたり、荒れていると角質のなかにカビが感染します。皮膚がカサついているということは、細胞と細胞のすき間が空いていて、カビや細菌が侵入できる状態。足の皮膚が綺麗だったら、普通は感染しません」(しのぶ先生)

水虫菌、つまりカビは世の中にたくさんいる。しかし、元気なときに風邪をひかないのと同じで、皮膚が元気なら水虫にはならないのだそうだ。

「カビは高温多湿な場所が好きなので、プールや温泉にたくさんいます。また、夏に履く頻度が増えるサンダルは、通気性はよいかもしれませんが、汗をかいても乾燥しません。そのため足の裏が高温多湿になりがちです。一番よいのは、綿の靴下、できれば5本指の靴下と通気性のよい靴を履くことです。革靴などは蒸れるので避けましょう。汗をかいたなと思ったら靴下を交換すること。また、家族に水虫の人がいるときはバスマットやタオルを分けることが大切です」(しのぶ先生)

フローリングからはあまりうつらないのだという。爪水虫は赤ちゃんにもうつることがあるそうなので、家族の人は特に注意しよう。感染する前なら水虫菌は洗えばとれるとのこと。

「治るまでは半年くらいみる必要があります。新しい皮膚が古い皮膚を押し出し、爪が生え変わったときが完治のイメージ。ただし年を取ると新陳代謝が悪くなり、爪が伸びなくなるので、もっとかかる場合があります」(しのぶ先生)

以前は爪水虫の治療といえば内服薬が一般的だったが、副作用で肝臓が悪くなることもあったという。今はつけ薬で治るようになり、治療もだいぶ楽になったようだ。

■お洒落が台無し!ジェルネイルのトラブルにご用心


夏に起こりやすい爪のトラブルの元として非常に多いのが、お洒落な女性のたしなみ、ジェルネイル。

「夏は、ジェルネイルトラブルで受診する患者さんが非常に多くなります。カンジダ菌というカビ菌や緑膿菌などが爪の組織に感染して起こる感染症で、見た目が緑色になるので『グリーンネイル』とも呼ばれます。ネイルで覆っているので皮膚が呼吸できなくなり、まさに高温多湿の状態。また、ネイルケアとして甘皮を取り過ぎたことにより、感染症にかかるケーズも多いです」(しのぶ先生)

対策としては、爪の横を切り過ぎず、スクエアカットが望ましいとのこと。爪は表面張力で真っすぐに生えているので、長過ぎないことも大切なようだ。ささくれを取り過ぎない、オイルなどで栄養補給するといった点にも気をつけよう。

「ほかの病気としては、爪が浮き上がった状態となる爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)にも要注意です。原因としては、爪を削ったことで爪が弱くなった、というような外因のほか、感染症、薬の影響も挙げられます。指と爪の間にほこりが溜まったり、爪が裂ける人は接着剤でくっつけているような人もいます」(しのぶ先生)

爪甲剥離症の場合、原因となっている疾患の治療が必須なのでまずは病院に行こう。

ここまでの話を総括し、爪の病気を防ぐための対策について教えてもらった。

「爪は皮膚の一部。爪のケアは皮膚ケアから始まるといっても過言ではありません。爪をよい状態にするには周りの皮膚を手入れすることがとても重要ですが、外側ばかりケアしていても内側の栄養が足りていなくては意味がありませんので、タンパク質やミネラルなどを取り入れたバランスのよい食事を心がけることも大切です」(しのぶ先生)

爪の変化は、不調を知らせてくれる身体のサイン。見逃さないようにしよう。

蘇原 しのぶ●専門家プロフィール:蘇原 しのぶ
皮膚科・皮膚外科歴13年。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、白斑専門の新宿皮フ科副院長。2016年にしのぶ皮膚科開業。オールアバウト美と健康のガイドで、メディア活動も精力的にこなす。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。専門はアトピー性皮膚炎治療。
(酒井理恵)

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