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シーンに連動した料理が食べられる!世界の最新映画館事情

シーンに連動した料理が食べられる!世界の最新映画館事情長年、庶民のエンタメの定番に君臨している映画だが、最近、大手シネコンなどでは「4DX」という3Dの次世代に位置付けられたアトラクションを提供しいているところもある。座席が映画のシーンとリンクし、様々な方向へ可動、風や霧、香りなどの効果まで体感できるものもでてきている。そこで、“最新の映画館のカタチ”を、映画の世界に造詣が深い、「Rシネマ|ジムービーポータルサイト」編集長の谷國大輔さんに聞いてみた。

■レストラン同様の食事ができる映画館


「アメリカでは最近、『Studio Movie Grill(スタジオ・ムービーグリル)』、『AMC Dine-in Theatres(AMCダインイン・シアター)』、『iPic Theater(アイピック・シアター)』、『ALAMO DRAFTHOUSE CINEMA(アラモ・ドラフトハウス・シネマ)』等の、レストランのように本格的な料理を出す映画館が人気で、その数も増えてきています。映画館によっては、メニューは100以上あるものもあり、とても充実しています」(谷國さん)

映画館でそんな本格的な料理を出すところがあるとは。さすがハリウッドを生み出したアメリカだけある。

「実際にシーンで登場する料理を食べながら映画を観るという企画もあり、好評を得ています。まさに、B級グルメならぬ“映級グルメ”の登場といったところでしょう。ゆったりした座席で、贅沢な気分で食事をしながらリラックスして映画鑑賞ができるため、これまではあまり映画館に行かなかった人たちも、食事をしに映画館に行くようになってきています。ちなみに、映画を観ながら食事をすれば、時間の節約にもなります。この、”限られた時間を有効に使い時間を節約できること”が人気の大きな要因であると考えられています」(谷國さん)

映画館で、レストラン同様の食事ができるのであれば、昼時や、夕食時でも気兼ねなく映画館に足を運べそうだ。

■食と映画を掛け合わせたスタイルが主流に


「シンガポールなどアメリカ以外でも、同様の映画館が誕生しています。また、イギリスには『EDIBLE CINEMA(エディブル・シネマ)』という映画館があります。この映画館では、映画に登場する料理を食べることができます。今後、世界的にこういった食と映画を掛け合わせた映画館や、上映スタイルが、広がる可能性があるといえるでしょう」(谷國さん)

最近日本の映画館でも、上映作品とのコラボメニューを販売しているところもある。映画館にとっては、フードも重要な収益の基盤なので、ここに力を入れる流れは当然だといえる。また、飲食空間がメインの映画館も登場しはじめているようで、その点についても谷國さんに教えていただいた。

■食と映画を楽しむ”新しい映画上映のカタチ“が日本にも上陸


「アメリカには、飲食空間がメインで上映スペースを兼ね備えた『CINE BISTRO(シネビストロ)』、上映スペース以外はバーになっている『Cinebarre(シネバーレ)』など、飲食機能をよりメインにした映画の上映空間が生まれています。最近、日本でも、こういった飲食空間がメインで上映スペースを兼ね備えた店舗がいくつも誕生しています」(谷國さん)

どうやら日本にも飲食空間と映画の融合が進んでいるようだ

「例えば、神奈川県逗子市の『シネマ・アミーゴ』、沖縄県沖縄市コザの『シアタードーナツ』、東京都北区上十条の『シネカフェ ソト』神奈川県藤沢市の『シネコヤ』などです。いずれも、地元の食材でつくった料理を楽しみながら映画を観たり、映画に登場する食べ物をつくってみんなで食べたりなど、食と映画を掛け合わせ、自由な発想の映画上映空間になっています。また、『おいしい映画祭』や『東京ごはん映画祭』など、食と映画を掛け合わせた新しいスタイルの映画祭も最近、開催されています」(谷國さん)

この動きは今後も広がりそうな気がするが、最後に、谷國さんはこう付け加えた。

「海外の映画館では、日本の映画館のように、じっとして静かに観るのではなく、映画の上映中に拍手をしたり、大声を出したり、大笑いをしたりして楽しむことが多くみうけられます。こういった、フランクに食と映画を楽しむ新しい映画上映のかたちは、映画をきちんと静かに観る映画上映のかたちと共存しながら、おそらく、今後、日本でも増えていくでしょう」(谷國さん)

2Dのエンタメとしてはすっかり成熟した感のある映画だが、味覚とのコラボや他の観客との輪による楽しみ方など、まだまだ新たな可能性があると言える。皆さんならどんな映画館に行ってみたいだろうか? 「教えて!goo」ではみんなのアイデアを募集中だ。

●専門家プロフィール:谷國 大輔
地域プランナー(一級建築士)、プロデューサー(イベント・映画)。電通、政府系シンクタンクを経て株式会社ジムービー代表取締役。著書に『映画に仕組まれたビジネスの見えざる手 なぜ映画館にはポップコーンが売られているのか』(スマートブックス)、『大世紀越え・2000年イベント』(JACE)、『観光実務ハンドブック:フィルムツーリズム 他』(丸善)、『商店街・元気マニュアル』(商店建築社)等がある。

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