
この質問に対して、「スラックスやジーンズなどパンツ類の中にポロシャツを入れて着るとおっさん臭く見えるのではないか、というおそれがありそうな気がします」(asuncionさん)、「30代の男ですが、いつもポロシャツはアウトで着てますよ。(中略)…見た目がだらしなくなければアウトでも大丈夫だと思います」(tettyan712さん)などの回答が。
やはりパンツにアウトで着るのが一般的なような気がするのだが、なかには、「安いポロシャツは裾も短いので、バンバンアウトで着こなす。そこそこのメーカーはインで着るのが良いと思います。ただし、伸ばしてぴっちりは恰好良くないのでメーカーサイトや海外雑誌を参考に今年の流行などをチェックされるのも良いかと思います」(umi-inuさん)のように、ブランドやデザインによって着こなし方を変えているという人もいるようだ。
■インとアウト、正しくはどっち?
ファッションのプロであるパーソナルスタイリストの黒田さんに、男性のポロシャツは、パンツにインなのかアウトなのか、正しくはどのように着こなすために作られたアイテムなのか聞いてみた。
「カジュアルなポロシャツ、スポーティーなポロシャツはアウトして着用するデザインで作られています。胴まわりが程よいゆとりで、アウトで着ても裾が長くならないように着丈が短めの設定です」(黒田さん)
しかし、クールビズ、オフィスカジュアルが推奨されているここ数年は上からジャケットを羽織っても合うような、オフィス対応のポロシャツが増えているのだとか。
「オフィスタイプのポロシャツは、胴まわりがすっきり、着丈が長めでスラックスにインしても出てこないデザインが多いです」(黒田さん)
つまり、カジュアルなポロシャツか、オフィス対応タイプのキレイ目なポロシャツかでインかアウトかが決まるようだ。
■プロが教えるおすすめコーディネート
それでは、この夏おすすめのポロシャツ着こなし術を教えてもらおう。
「休日のリラックスカジュアルスタイルでは、鮮やかな色、またドットやボーダーなど柄物のポロシャツに膝丈のすっきりしたシルエット短パンを合わせてみては。または、シックな色のポロシャツに柄パンツスタイルなども、ポロシャツを着こなしている感じがでておすすめです」(黒田さん)
休日だからこそ、遊び心のある着こなしを。逆にオフィスにポロシャツを着ていく際は、定番のスタイルが安心とのこと。
「オフィスカジュアルでのポロシャツは、白や水色の爽やかな色、または紺、グレーなどの抑えになるシックな色に、ベーシックカラ―(紺・グレー・ベージュなど)のスラックスで合わせるのが間違いない安心スタイルです」(黒田さん)
さらに、お腹まわりが気になる人はアウト、足長効果を狙い人はインスタイルなど、体型の悩みによってポロシャツを選ぶのもおすすめなのだとか。ポイントを押さえて、この夏はぜひポロシャツを素敵に着こなそう!
●専門家プロフィール:黒田 茜(くろだ あかね)
ファッションデザイナー出身のパーソナルスタイリスト。「どんな服が似合うか分からない」「お洒落をしたいけど、何から始めたらいいか分からない」などの悩みを解決。ショッピング同行やパーソナルカラー診断など、特に働く女性に好評のサービスが充実。
(酒井理恵)