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昔、私が子供の頃は雪国ではスパイクタイヤを履くのが普通でした。でも春先になってもスパイクタイヤを外さないので粉塵がすごく、仙台あたりは煙で大変なことになってました。疑問なのですが、スタッドレスタイヤが開発されたからスパイクタイヤを規制したのでしょうか?それともスパイクタイヤが規制されたので、大慌てでスタッドレスタイヤが開発されたのでしょうか?

A 回答 (3件)

スパイクタイヤが規制されたから、大慌てでスタッドレスを開発したのです。



確かに仙台など「凍結があるけど雪はあまり降らない地域」でスパイクタイヤがアスファルトを削る粉じん公害が問題になりました。1970年代後半から80年代の初頭にかけてです。この時期は日本の自動車社会がピークに達していた時期で、スパイクタイヤの売り上げは1985年がピークになっています。

この前後の頃に、行政や学会などがスパイクタイヤの公害を問題視し始め、1985年に宮城県がスパイクタイヤ対策条例を施行し、1986年には政府がスパイクタイヤの減産対策などを指示、1988年には公害調停なども行われるようになり、1990年(平成2年)6月27日には「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」ができて、翌91年には禁止されました。

スタッドレスはそれ以前からあったのですが、1984年にスパイクタイヤの公害検証でスタッドレスとスパイクタイヤの制動比較テストなどをして「スタッドレスでも大丈夫」ということになって、法整備が急速に進み、問題視されてから5年程度で廃止になったわけです。

私は1987年に免許を取り、スキーなどに行く関係でスタッドレスタイヤもスパイクタイヤも両方経験していますが、当時のスタッドレスは「とても安心して乗れるレベルのモノではない」状態でした。今でいえばオールシーズンタイヤとかスノータイヤと呼ばれるものがありますが、あれと同じぐらいかそれ以下の性能しかなかったのです。

それを禁止する法整備までになんとか「性能は劣るけどなんとか使えるレベル」まで向上させたタイヤメーカーの企業努力はものすごいものがあります。1990年代のスタッドレスは凍結路はともかく、雪道の性能はかなりのものでした。

今はよほどミラーバーンにならないかぎりは、ほぼ大丈夫ですね。
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この回答へのお礼

企業の開発者は大したもんですね!

お礼日時:2017/11/26 20:08

以下の解説にある「開発の経緯」が参考になります。



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF …

以下の解説にある「年表」もあわせて参照されるとよりわかりやすいかと思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91 …

参考まで。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます(^^)

お礼日時:2017/11/26 20:08

スパイクタイヤが規制されるまでに時間があったので 寄生されるまで スタッドレスタイヤを開発しました

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この回答へのお礼

規制されてからスタッドレスタイヤを思いつくなんて凄いですね!

お礼日時:2017/11/26 20:06

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