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長くなりますがよろしくお願いします。

B1まではスクールで学び現在はB2を独学で進めています。

Lesenで苦労しています。
センテンスの間が抜けていてそこにリストされた単語を埋めあてるのですが
例えば辞書でしらべた単語の意味と文全体の意味がどうしてもつながらないのです。

B2独学Lesenではこういう状況が頻繁に起こり、文全体の意味がその単語とつながらないものを
どうやって勉強していくべきかと悩んでおります。
つながらないものは覚えられそうもないからです。

例えば(長いです)
Nach der Begruessung im Sitzkreis, die jedem Kind die ( 1 )bietet, etwas zu erzaelen, was es auf dem (Herzen) hat, machen die drei Erzieherinnen mit jeweils sechs bis sieben Kindern einige Yogauebungen. Die Kinder sollen dabei ( 2 ) im Kindergarten ankommen und eventuelle Spannungen (abbauen ).

()内に記入できているものは理解できます。
それ以外の2つには
1:Moeglichkeit 2:innerlich が入りますが(選択する単語があります)
1の場合ですと Moeglichkeit bieten の意味がどうしても繋がらないのです。どうしてそこにMoeglichkeitがくるのか・・・。
2も同様に文としてなぜそこにinnerlichが入るのかがわからないのです。

これは一例でB2のLesenの勉強を始めてからこういう状況が頻繁に起きています。
難しい・・・と感じています。

そこで勉強方法の質問です。
文全体として何度も音読して上記のような1,2の使い方をするということを覚えてしまうしか
ないのでしょうか。
文としての全体の意味がつながらない以上、単語自体覚えらえないし身になりそうにもありません。
何かよいアドバイスを頂けたら・・と思っております。

英語が解りますのでそれと無意識的に比べているのかもわかりませんが、
ドイツ語は語の並び方や単語を覚えるのが(ver....やbe.....が頭にくる単語の記憶やウムラウトがつくかつかないかの違いで意味が全く違う単語が多い・・というよりそればかりなので)が本当に難しいなと感じます。

くじけそうです・・・・。
どうぞご教授ください!!

A 回答 (3件)

(続き)



さて、「innerlich ankommen」という2語の組み合わせが特に熟語としてあるわけではないので、
複数の文脈でこの表現を読むことでニュアンスを理解することが必要になります。
辞書ではどうにもなりませんので、インターネットでフレーズ検索をします。
検索キーワードは、"innerlich ankommen" とか "innerlich angekommen" などに設定します。

Qigong – Durchatmen und innerlich ankommen
気功 – 深呼吸をし、精神的に落ち着くこと。
https://www.wujian-leipzig.de/20-angebot/index.p …

(ボディ・ランゲージに関する書籍より)
Bevor Sie anderen etwas Wichtiges mitteilen, gönnen Sie sich eine kleine Pause,
in der Sie innerlich ankommen und Ihren Raum einnehmen.
Dann können auch Ihre Zuhörer innerlich “ankommen”.
あなたがほかの人たちに何か重要なことを伝える前には、ちょっとした「間」をうまく使って、
自分を精神的に落ち着かせ、あなた自身の空間を確保しましょう。
そうすれば、あなたの話を聞く人たちも精神的に落ち着きます。
https://books.google.co.jp/books?id=CLxGyTY8ItwC …

(育児書より)
Viele Mütter erleben ein emotionales Auf und Ab in dieser Phase.
Sie brauchen Zeit, bis Sie in der neuen Situation auch innerlich angekommen sind.
多くの母親が、この時期、感情的な浮き沈みを体験します。
あなたがこの新しい状況で精神的にも落ち着くことができるまでには時間を要します。
https://books.google.co.jp/books?id=_XYwBAAAQBAJ …

以上のように、異なる文脈で同じ表現を読むことで、
その正確なニュアンスがだんだん浮かび上がってくるはずです。

独和辞典だけでは意味が理解しきれない段階になってくると、やはり独独辞典が必要です。
最も一般的なのは、Duden Universal Wörterbuchで、これは必携ですが、
紙の印刷版はあまりにも大部で使いにくいですし、
これはインターネットで無料公開されていますので、そちらで十分です。
しかもインターネット上では、それぞれの語の同義語も出ているため、
紙の印刷版よりも情報が多いです。
もっとも、上のinnerlich ankommenという表現については、
Dudenでinnerlichとankommenの項目を全部読んでもなかなかわかりにくい部分があると思います。

https://www.duden.de/rechtschreibung/innerlich
https://www.duden.de/rechtschreibung/ankommen

innerlich ankommenという表現におけるankommenの意味は、
辞書の解説のどの項目とも完全に一致しないものです。
innerlichという副詞と組み合わさることで、「到着する」→「落ち着く」というニュアンスが出てきます。
こうなった場合は、上で示したような方法で、
「innerlich ankommen」という表現を実際に使っている文例をいくつも探して、
正確なニュアンスを捉えていくしか方法がありません。

私自身は検定試験とは無縁なまま今日まで来ていますが、
B1からB2というと、ちょうど中級の真ん中です。
これは、辞書などで単語の意味を調べながら学ぶという初級者の学習法が通用しなくなるときで、
辞書や文法書の熟読はもちろん、多読、多聴そのほか、
いろいろなアプローチの仕方を自分で見つけていかなければならない時期に来ています。
学習方法を一つに限定してしまわず、柔軟に考えることが必要です。
なるべく多くのテキストを読む必要がありますが、
その際、知らない単語が複数出てきたとしても、
全体の文脈からその意味が容易に推測できる場合があります。
すぐに辞書を引かず、文全体を読み返しながら考え、推測できる能力を鍛えます。
一方、今回の質問文に出てきたような、どうしてもそのニュアンスがよくわからないケースにぶつかったときは、
わかるまで調べつくしてみることです。
これは時間と忍耐が必要ですが、あとで応用がききます。
それをやらずに暗記しても、結局モヤモヤしたままで役に立ちません。

既に字数制限を超えていて、回答を二回に分けなければいけなくなっているので、ここで一応終わりにしますが、
覚えたドイツ語表現は、自分で使ってみることで定着するということもあるので、
日常的に独作文をする習慣をつけることをお勧めします。

大学の独文の先生のホームページは、ここにリンクを張ってよいかどうかわかりませんので、
一時的に私のプロフィール・ページに紹介しておきます。控えておいて下さい。
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この回答へのお礼

Tastenkasten様

実はご回答を頂けるのではないかとずっとお待ちしていました。
毎度毎度もう本当に助けて頂いています。

今回もお礼が遅くなったのはおっしゃる意味を噛み締めてゆっくりと拝読させていただいていたからです。
’’B1からB2というと、ちょうど中級の真ん中です。
これは、辞書などで単語の意味を調べながら学ぶという初級者の学習法が通用しなくなるときで、
辞書や文法書の熟読はもちろん、多読、多聴そのほか、
いろいろなアプローチの仕方を自分で見つけていかなければならない時期に来ています。
学習方法を一つに限定してしまわず、柔軟に考えることが必要です。’’

まさにその通りだと実感していた時です。
ankommenがよい例です。
私は便利なのでスマホに入れたアクセス独和を使用していますが、
問題を解こうと全体の様々な意味までみたいないことが多いです。

こういう時期はそろそろ卒業しておっしゃるように初心者の学習法を変えていかなくてはならない時期なのですね。
本当に感慨深いです。
それにはやはりどれだけ多くの物を読むか、聞くか・・なのですね・・。
自身の中でそうして学習していくほかないのだろうなと薄々気づいてはいたのですが、
こうしてTastenkasten様にアドバイスを頂けるとああはやりそうなんだと確信しました。

本当に一つのパラグラフを穴埋めするのに相当の時間がかかります。
それをこなしてやっと身につくものなのですよね。

お教え頂いた、独独オンライン、お気に入りに追加しました。
英英もそうですが、独独もかなり奮闘しそうですが、これからはそちらも使用してみようと思います。
意味のつながらない例文をそのまま検索してみる、解るまで調べつくす等々、
これをフリーで回答頂いているのが信じがたいようなそんな綿密でご丁寧なアドバイス。
またご丁寧に、大学の先生のサイトも教えてくださりありがとうございます。
これからはそちらにて質問してみようと思います。

ここではもうTastenkasten様からアドバイスは頂けない・・と(おっしゃるように様々な要因で)
いうことで非常に残念でなりません。

どちらの何方か存じませんが
本当にいつもご丁寧にご教授頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

がんばります!!
ありがとうございます。

お礼日時:2017/11/30 23:17

お久しぶりです。

長いこと御質問を見かけませんでした。
私は、実質的にここの回答はもうほぼ終了しています。
質問がほとんど出ない上、質問、回答の質や利用者のマナーの低下もあって、
アクセスしても時間の無駄になるだけになってしまいました。
今回は偶然アクセスして気が付き、過去に回答させていただいた方として、例外的に回答しますが、
ドイツ語の質問ならば、大学の独文の先生が個人的にやっている質問サイトの方の利用をお勧めします。

御質問を拝見して、状況は大体わかりますが、
Möglichkeitやinnerlichが回答となっている個所のほかの選択肢の語も教えていただければ、
より回答しやすいかと思います。

いくつかの問題がありそうですが、
まず、各単語の意味を辞書に載っている日本語の訳語でだけ捉えてはいけないということがあります。
Möglichkeitという語は、「可能性」という固い漢語で捉えているとどうしても感覚としてつかめないのです。

Nach der Begrüßung im Sitzkreis, die jedem Kind die Möglichkeit bietet, etwas zu erzälen, was es auf dem Herzen hat
という文はやや入り組んでおり、何となくものものしい表現のようにも見えますが、
ドイツ語の文章ではしばしばこのような表現になり、
普段からなるべくたくさんのドイツ語文に触れて感覚としても慣れておくことが重要と思います。
この文全体を丸暗記しても意味がありません。
そうではなく、ドイツ語の文はどのように組み立てるのかというその構成法に注意を向けてください。

ここの主語、動詞、目的語は、die Begrüßung bietet jdm. die Möglichkeit, et. zu tun ということになり、
これだけだとまだ意味がよくつかめないと思いますが、
状況としては、まず子供たちが輪になって座り、自己紹介のような機会があったということでしょう。
Begrüßungも、「挨拶」という訳語だけで限定してしまうと、その意味の広がりがわかりません。
ここのBegrüßungは教師の挨拶とかではなく、子供たち同士の挨拶と思います。
そう考えないと、die Begrüßungがbietetの主語になっているのはドイツ語表現としておかしいのです。
そして、そのBegrüßungの折に、一人ひとりの子供が、
自分の話したいことを「おはなしすることができた」というだけの意味なんです。
つまり、「子供たちが輪になって座り、一人ひとりが好きなことを話すことができた〈ごあいさつ〉が済んだあと・・・」
というのがわかりやすい「意訳」となりますが、ドイツ語だとこういう表現になるんですね。
とはいっても、これはもちろん書き言葉で、会話ではこのようなややこしい文は言いません。
しかし、Lesenの試験の問題では、易しい会話文では設問になりませんから、
Begrüßung, die jedem Kind die Möglichkeit bietet
のような文体になっているわけです。

もしかすると、Möglichkeitという名詞とbietenという動詞の組み合わせがわからないということかもしれませんが、
これは、下のような例文を見れば特に変わった表現ではないことがわかるでしょう。

Das Stipendium bietet die Möglichkeit, ein komplettes Studium an einer deutschen Universität,
Fachhochschule oder Kunst- bzw. Musikakademie zu absolvieren.
この奨学金は、ドイツの大学、専門大学、芸術大学もしくは音楽大学で
全教程を修了する可能性を提供します(直訳)。
(=この奨学金により・・・が可能になります。)

Möglichkeit以外の選択肢の語がわかりませんので何とも言えませんが、
文脈全体から考えたとき、どの語が最も論理的整合性があるか、
ということで適切な語を選択することになると思います。
この、文脈全体で考える、という能力が、
語学学習のステップアップの上で最重要な能力の一つになると思います。
言葉というのは、暗記するものではなく考えるもので、
母国語、外国語に関係なく、文章に関するセンス、
文学的教養のようなものを普段から身につけているかどうかが、
最終的に語学習得の切り札になるような気がします。

次のinnerlichも難しい例だと思います。
これも、ほかの選択肢が不明なので、innerlichのみに限って書きますが、
辞書で「innerlich」の訳語を見てもピンとこないでしょう。
ここも、全体の文脈から考えることがまず大事になります。
その前にある「Yogaübung(ヨガ・エクササイズ)」というのが一つのキーワードで、
そのあとに「eventuelle Spannungen abbauen(緊張がある場合はそれを取り除く)」というくだりがあります。
ということは、設問の部分の内容が、精神的な落ち着き、安静に関することであろうという推測ができます。
ここでもう一つ問題になるのは、ankommenという動詞のニュアンスが理解できているかどうかです。
「到着する」という基本的な意味は誰でも知っていると思いますが、
ドイツ語のkommenにしろ英語のcomeにしろ、日本語の「来る」「行く」よりはずっと意味が広いので、
もう少し抽象的な意味への広がりがあります。
「ある地点、もしくは状態に到達する」という元の意味から転じて、
日常会話でよく使う次のような表現もあります。

Das Buch ist bei den Lesern gut angekommen.
その本は読者の評判がよかった。

しかしそれでも、辞書でankommenとinnerlichの項目を全部読んでも結びつきが今一つわからないのではないでしょうか。
紙の辞書、という話が出ていますが、肝心なのは使い方であって、
媒体が紙であるか電子データであるかは必ずしも重要ではありません。
辞書を隅から隅まで読んでもまだわからない、ということもしばしばあるのです。

innerlichを辞書で引くと、「内の、内部の、心の中の、内面的な、精神的な」などの訳語が出ています。
文脈から言って、「内面的、精神的」という意味が関わってくるのは想像がつきますが、
では「内面的、精神的にankommenする」とは一体何なのか?
そこで、「innerlich ankommen」という2語の組み合わせをフレーズ検索すると、
「精神的に安静な状態になる、落ち着く」という意味であることがわかってきます。
そしてこの表現は、そういうことがテーマになっている文章にしか出てこないので、
普段そういう分野の話題のドイツ語の記事などに触れていないと、なかなか出会うことのない表現だと思います。
つまり、ここから先のレベルの検定試験をこなすには、語学学習書や単語集、熟語集の学習ではだめで、
普段から自分でいろいろなドイツ語文を読んで単語、熟語、語法、文型などをストックしておく必要があります。

(回答No.3へ続く)
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Moeglichkeit を二三の独和辞典で引きますと「zu 不定詞・dass文と」と書かれていて その後に例文が幾つか出ています。

「...するチャンス」などという意味になります。Moeglichkeitの内容をzu不定詞が示していると思います。紙の辞書は今は流行らないのでしょうが、古本で幾つか買って マメに引くしか ないかと思います。分かる説明をしてくれる辞書も あります。次の課題で innerlichが なぜ入るのか私も分かりません。外国語を読む際に すべて分からないとアカンと思うとシンドイです。私はドイツ語を専攻したわけでなく ただ薬物依存症者回復支援などについてネットで読めるドイツ語記事をよんでいるだけの人です。数年前「イスラム教における利他主義」という記事を読んだとき ほぼ分かりませんでしたが分かる事だけブログにカキコミましたら 大学の この分野の先生がコメントをくれたことが あります。部分的に分かっただけでも 得られることは あります。日本の高校の英語の教科書は全部わかる文章だけで できているようで それは異常なのです。あと数年で死にそうで 高齢でありますが、ドイツ語を通して得た友人・知人は有り難いと思っています。
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この回答へのお礼

なるほど、‘’わかる文章だけ’’のわけがないと初めからかかればよいわけですよね。
それから紙の辞書、確かに一番いい、原点に戻ると聞きます。
どうしても電子やアプリとしての即効性を求めてしまいます。
しかも上辺のほうに書かれている意味のみでささっと終わらせてしまうから
いけないのですね・・。
...mooeglichkeit bietet でチャンスを提供する・・となるのでしょうが、前後の文からいまいちしっくりこない気もします。

まあでもこれは日本語で考えてドイツ語にするからそういうことになるのだろうとも思いますし、ドイツ語はドイツ語で考えてこうなんだと思うしかないですね。

それにしても素晴らしい活動をしていらっしゃるのですね。
ご自身の経験を通してのアドバイス、‘’部分的にわかっただけでも’’を繰り返していけば感覚的に習得できる日がくるのかもしれません。
(テストの場合はしっかり理解しないとダメですけれどね!)

ドイツ語に関して何回か質問していますがいつも経験の豊富な方からのお返事を頂きます。
本当にありがたいです。

itachineko 様、ありがとうございます。

お礼日時:2017/11/29 19:17

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