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脳死は人の死であるか否かを否定側の立場でみなさんの考えを教えてください。

A 回答 (8件)

No4です。



脳死に対する正確な理解のために補足しておきます。

人間の身体の様々な調節は脳が行っています。

例えば、尿量の調節は、体の中の水分量をチェックしながら脳が行っています。
脳死状態の場合、脳が尿量コントロールを行えませんので、1時間で1L程度の尿が出ます。
しかし、これではあっという間に脱水になりますので、脳死の方の場合は、医師が体内の水分量を計算して、輸液やホルモン薬投与で調節します。
また、ナトリウム・カリウム・血糖調節も脳は重要な役割を果たしていますので、脳死になるとこの全てをホルモン注射・電解質注射などで医師が厳密にコントロールする必要があります。

血圧の調節も脳の重要な働きです。
普通に生きている人は寝たり立ったりしても血圧はほとんど変わりません。
それは脳が全身の血管や心臓を調節して、必要な臓器に適切な血液が送られるように血圧を保っているからです。
脳死の場合、脳が血圧調節をしませんので、血圧調節は医師の重要な仕事になります。
それでも、服を替えたり、身体を拭くために、身体の向きを変えるタイミングでは血圧調節は脳ほど早くできませんので、数十程度、場合によっては100近く血圧が上下します。

妊娠が成立するためには、様々なホルモンの協調作業が必要です。
その様々なホルモンの協調作業は脳がやっていますので、脳死状態で妊娠することはあり得ません。
ただ、すでに妊娠が成立して、胎児の脳が働き始めていたら、胎児は自分の脳で生きていくことができますので、脳死の母から出産する子供がいます。
この場合胎児は母の脳では無く、自分の脳を使って出産までこぎつけています。

古典的には、死の定義は心停止・呼吸停止・瞳孔散大、いわゆる死の三徴で定義されてきました。
しかし、現代医学はこの死の三徴を全てあいまいにしてしまいました。
白内障手術をした方の多くは瞳孔散大は意味を持ちません。
人工呼吸器をつけている限り呼吸は止まりません。
心臓が停止して数十分しても、再び心臓が動き出すことは珍しくありません。
さらに人工心臓が実用化したら、心臓は止まりません。
白内障手術をして、人工呼吸器・人工心臓をつけている方を永遠に生きるとすることはできません。

その場合はやはり、脳死を死の定義として整理すべきです。
古典的死の三徴は、脳死を診断するための補助手段であって、死の本質的定義ではあり得ません。
実用上の要請から、臓器移植における脳死議論が先行はしています。
しかし、脳死議論の出発点は、古典的死の定義がすでに現状にそぐわなくなっている点にあります。
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1,脳死しても、心臓は動いている場合があります。



 心臓が動いているから、身体は温かいです。
 女性なら、妊娠も出産も出来ます。

 これで死、として良いのでしょうか。


2,心臓死なら、素人でも判断可能ですが、
 脳死では、不可能です。
 
 金儲けの為に医師が死を左右することが
 ないか、心配になります。


3,そもそも、脳死の主張は心臓移植をしたい
 から提唱されてきたモノです。
 心臓移植したいから、死を早める。

 これはオカシイのではないでしょうか。
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自分の意思で呼吸をしていない場合は死の状態だと思います

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>脳死は人の死であるか否かを否定側の立場でみなさんの考えを教えてください。


 自活出来なければ人として死んだも当然だと考えるが、
「血液が流れているうちは生存している。モノではない。」くらいでは。
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考える前に、まず脳死に対する正確な理解が必要です。



脳死とは、脳の死です。
脳の死とは、脳を構成する脳細胞全ての死です。
一部でも脳細胞が生きていれば脳死とは言えません。

細胞の死とは、細胞膜が崩壊して、細胞としては形を失い、溶けてしまうことです。
このことは壊死とも言います。
手や足が壊死した場合には、手や足を失うことになります。
手や足が失われた場合には、外から見て分かりますから、手や足の壊死を理解することは簡単です。

脳の壊死すなわち脳死では、外から見てわかりませんので、まだそこに脳があるように思ってしまいます。
しかし、脳死状態の脳も手足の壊死と一緒で、脳細胞も脳死になると溶けてゆき、頭蓋骨の中は構造を持たない液状の物質で満たされます。
もし解剖などで脳死体の方の頭蓋骨を開けば、どろどろの液体が流れ出し、頭蓋骨の中は空っぽになります。

脳は人体の中でもっとも複雑な組織です。
溶けた状態の脳を元に戻すことは、溶けた手や足や眼球や心臓を元に戻すことよりはるかに難しいことです。
別の言い方をすれば、死んだ脳を元に戻すことができれば、死んだ人を復活させることもできるでしょう。
そしてそれは不老不死を意味します。

すなわち、脳死の診断が確かであり、不老不死が不可能であるのならば、脳死の方の脳が復活することも不可能です。

現代の医学・生物学では、心臓だけ取り出して生かし続けることは難しいことではありません。
心臓が動いていればその人が生きているのだとするのなら、脳が死に、他の身体が全て焼かれたとしても、その人の心臓が研究室のリンゲル液の中で動き続けている限り、その人は生きていることになります。
当然納得しがたい話です。

Aさんの脳が死に、身体はほとんど無傷だったとします。
逆に、Bさんの身体が重大な損傷を受けて、Bさんの脳は無傷だったとします。
そして、Bさんの無傷な脳を、Aさんの無傷な身体に移植したとします。
その場合、生きているのは、身体を提供したAさんでしょうか、それとも脳を提供したBさんでしょうか。
脳死でも身体が生きているのなら、その人は生きていると考えるのなら、生き残っているのは身体を提供したAさんで、脳を提供したBさんは死んだことになります。
しかし、記憶も感情も性格も脳を提供したBさんである以上、Bさんが生きていると考えた方が素直でしょう。

古典的に、心臓・呼吸といった身体の働きで死を定義していたのは、脳死になると心臓・呼吸などの外から見える働きが止まるからです。
すなわち、実は昔から私たちは死の定義に脳死を使っていたのです。

現代医学は、心臓・呼吸といった脳の生存に必要な働きを、機械で代行することで、外から見るだけでは脳死がわかりにくい状態を作ることができるようになりました。
しかし、それでも人間としてのその人の本質が、心臓でも呼吸でも無く、脳にある限り、人の死は脳死であるとするのが妥当でしょう。

ただ、現在はまだ過渡期です。
いずれは、心臓死も脳死の徴候として、全ては脳死で整理されるでしょう。
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今後医学や科学が進んで



これまで脳死と考えられてたことが

復活の方法が開発されるかもしれません

その時今まで脳死は人の死と考えていた人は

責任取れるのか

奇跡と思っていた脳死からの復活が

近いうちに科学的にできるようになることを

私は信じていますので、脳死判定で

私は絶対殺されたくありません
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確かに、脳の機能は死んでいても、他の器官が正常?に機能しているのであれば「死人」とは言えないでしょう。


ですが、再び覚醒する確率が極端に低いのも事実。そんな何万分の一の確率に掛けて生かし続けるか、それとも「死」と判断するか。結局は本人とその家族の意思によります。病院側が勝手に判断して良い問題でもありません。奇跡を信じるか、信じないか。結局はその二択ですよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2017/12/15 11:29

臓器提供する場合は脳死は死と考えられていると言われていますが、一般的な死は心停止後だと思います。

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この回答へのお礼

その通りですよね、回答ありがとうございました。

お礼日時:2017/12/15 11:30

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