
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
>Vのあとに現在分詞が来るとどうなるんですか?
という記述を見て、はたと思いました。
普通、現在分詞は形容詞の性質を持っているもので、名詞の前や後に付いてその名詞を修飾するというのが一般的な使われ方です。
しかし、この文では動詞である die を後ろから修飾しています。ということは意味的にはこの suffering は副詞ということになります。意味も「苦しみながら」ですから。
少なくとも私の使っている文法書には、こういう用法や用例は載っていません。
ただし、現在分詞が副詞的に使われる場合があります。それは分詞構文の中で付帯状況を表すときです。
例)The man was standing on a sidewalk, looking at me. 「その男は私の方を見ながら、歩道に立っていた」
ただし、分詞構文の場合はこの例文のようにカンマで区切られるのが普通で、問題の文のように動詞のすぐあとに置かれるものではありません。
これは私見ですが、こういう使われ方は慣用的なものだとは言えないでしょうか。
つまり die suffering と続けば、文法上はどうあれ「苦しみながら死ぬ」という意味であると誰もが解釈できる表現になっているものと思われます。
No.6の回答で言っていることと多少内容は違ってきますが、この問題の文も see him die with suffering とした方が文法的にはすっきりするのではないでしょうか。
しかし、この文は新聞の記事の中の文章ですから、省略できるところは省略して簡潔にしているとも考えられます。
一応、"die suffering" という表現が実際に使われているかを調べましたところ、以下のように結構多く使われていることがわかりました。
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclien …
>それとなぜ現在分詞を続けて置けないんですか?
これは、文法上というよりも ~ ing と ~ ing が2つ続く形は一般的に避けられるからです。
No.6
- 回答日時:
No.5です。
畳み掛けるようで申し訳ありませんが、質問者さんが「どうも納得がいかない。別な表現も見たことがある。」と思われているのかな、と想定して、さらに説明したいと思います。実は、『知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞』という形だけではなくて、『知覚動詞 + 目的語 + 現在分詞』という形もあるのです。例を挙げてみると、
I saw him having lunch. 「彼がお昼を食べているところを見た」
ただし、現在分詞の場合は、原則として動作の途中の一部を示すので、「彼がお昼を食べているところを見かけた」という意味であって、食べ初めてから食べ終わるまで一部始終を見たわけではありません。
ですから、『知覚動詞 + 目的語 + 現在分詞』という形は、現在分詞になる動詞が比較的長い時間を要する動作のときに、その動作中の一部を知覚する場合に使われる文型です。
それに対して、原形不定詞になる動詞が比較的短時間で完結する動作の場合、あるいはその動作を一部始終知覚できる場合に、『知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞』という形をとるのです。
というわけで、問題の文章では、厳密に言えば「彼が苦しみながら死ぬところを一部始終見れればいいと思った」わけです。
もちろん「死ぬ」という行為や動作は場合によって短かったり長かったりするわけで、もし「死ぬ」のに長い時間がかかる場合には、
They wished to see him dying ~ .と言えなくはないですが、「彼が死んでいくところを見かけられればいいと思った」という意味になってしまうので、この状況には適当ではないと思います。
また、die が現在分詞になってしまうと、そのあとにさらに suffering という現在分詞を置くことができないので、suffering を with suffering にする必要があります。ただし、この suffering は現在分詞ではなく、「苦痛」という意味の名詞です。with suffering 「苦痛とともに」「苦痛を味わいながら」という意味になります。
他にも『知覚動詞 + 目的語 + 過去分詞』という形もありますが、この文章の状況では使えない文型ですし、混乱するといけないので説明は割愛させていただきます。
できれば、詳しい文法書を読まれることをお勧めします。
この回答への補足
>They wished to see him dying ~ .と言えなくはないですが、「彼が死んでいくところを見かけられればいいと思った」という意味になってしまうので、この状況には適当ではないと思います。
また、die が現在分詞になってしまうと、そのあとにさらに suffering という現在分詞を置くことができないので、suffering を with suffering にする必要があります。ただし、この suffering は現在分詞ではなく、「苦痛」という意味の名詞です。with suffering 「苦痛とともに」「苦痛を味わいながら」という意味になります。
They wished to see him dying ~ .と言えなくはないですが、「彼が死んでいくところを見かけられればいいと思った」という意味になってしまうので、この状況には適当ではないと思います。
また、die が現在分詞になってしまうと、そのあとにさらに suffering という現在分詞を置くことができないので、suffering を with suffering にする必要があります。ただし、この suffering は現在分詞ではなく、「苦痛」という意味の名詞です。with suffering 「苦痛とともに」「苦痛を味わいながら」という意味になります。
Vのあとに現在分詞が来るとどうなるんですか?
それとなぜ現在分詞を続けて置けないんですか?
No.5
- 回答日時:
They wished to see him die suffering, just like his prey. は、「彼らは彼が苦しみながら死ぬところを見れればいいと思った、彼が彼らを餌食にしたように」という意味になると思います。
この文では、see も to 不定詞になっていますが、これを同じ意味で違う形の文章にしてみると、
They wished they saw (that) he died suffering, just like his prey.
となります。
つまり、see 以下を that 節で表すと、he は that 節の中の主語となり、動詞は不定詞である必要はなく、主語の人称や数の限定を受ける形となります。
知覚動詞が目的語を取る場合に、目的語のあとの動詞が原形不定詞となって、see him die suffering 「彼が苦しみながら死ぬところを見る」という意味になるのです。
もしこれが「見る」という意味の知覚動詞 see ではなくて、「強いる」という意味の force だとしたら、force him to die suffering となって、die は to 不定詞の形を取ります。
また、知覚動詞が受動態になった場合にも原形不定詞は to 不定詞に変わります。
They wished he was seen to die suffering, .....
どうして知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞という形を取らなければならないかということは理屈では説明できませんが、是非覚えておきたい用法です。
また、make, have, let などの使役動詞を使う場合にも、使役動詞 + 目的語 + 原形不定詞となるので、これも覚えておいてください。
例)He made me go to the convenience store.
No.4
- 回答日時:
こんにちは。
何人かの方がお答えをくれているので、十分かと思いますが、補足的に書いてみますね。
they wished to see him die sufferingで
あなたはsee~sufferingがわかりません。ということですが、ここは、知覚動詞+目的語+原形不定詞ととるべきで
~(目的語)が~するのを見る(聞く・感じる)となります。
ただし、知覚動詞+目的語+現在分詞(~ing)もあります。この場合は
~(目的語)~しているのを見る・聞く、といった意味になります。
したがって、ここで die がなくて
see him suffering であれば
「彼が苦しんでいるのを見る」となる訳です。
しかし、dieがある以上、
see him die と考えなければならないので、
「彼が死ぬのを見る」となるでしょう。
次に die suffering についてですが、
これは、同時に行われる二つの動作を表すとき、
動詞+現在分詞の形がありますよね。
例えば、
彼女は泣きながら走った。
「泣く」ということと「走る」ということが同時に行われているので
She ran crying.となります。
ここでは「死ぬ」と「苦しむ」が同時に行われているのでしょう。だから「苦しみながら死ぬ」となります。
よろしいでしょうか?
No.3
- 回答日時:
正確に言うと、知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞 です。
もちろん原形不定詞の形は動詞の原形ですから「動詞の原形」と言っても間違いではありません。
しかし「不定詞」とは「主語の人称や数の限定を受けない」という動詞の状態を意味します。
see, hear, feel, watch, look at, listen to, notice などの目で見たり、耳で聞いたり、体で感じたりする意味を持つ動詞を知覚動詞と言いますが、知覚動詞の目的語のあとには原形不定詞が来るのです。
ただし、知覚といっても「精神的な知覚」としての意味として動詞を用いる場合は、原形不定詞ではなくto 不定詞になる場合もあるので注意してください。
例えば、同じsee でも「わかる」という意味で使う場合は、目的語のあとはto 不定詞です。同じようにfeel も「心で感じる」という意味の場合も同様です。

No.2
- 回答日時:
#1さんに付け足しです。
知覚動詞+目的語+動詞の原形
という構文はもう習いましたか?
ご存知かもしれませんが、念のため。see, hear, feelなどの人間の感覚に関する動詞を「知覚動詞」といいます。その場合、上記のような構文になります。下記URLをご参照ください。
参考URL:http://anglaisfrancais.hp.infoseek.co.jp/i/perce …
No.1
- 回答日時:
この場合は<see O ~ing(Oが~しているのが見える)>ではなく、<see O do(Oが~するのが見える)>だと思います。
その後に、suffering(苦しみながら)という意味の現在分詞が,see him die(彼が死ぬのを見る)を修飾(補足)しているのではないでしょうか?お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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