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下記の問題について

開放マクロ経済が、
Y=C+I+B
C=c+0.9Y
I=i-50r
B=b-0.1Y
0.8Y-300r=M
で示されるとする。
貨幣供給量Mを1兆円増加させると、国民所得はいくら増加するか。
Y:国民所得、C:消費、I:投資、B:純輸出、r:利子率、M:貨幣供給量、c・i・b:パラメータ

答.5000億円

自分で解いたところ、
Y=c+0.9Y+i-50r+b-0.1Y
0.2Y=c+i+b-50r・・・①
0.8Y=M+300r・・・②
①と②の連立方程式を解き、
Y=3(c+i+b)+1/2M


となり、1兆×1/2=5000億
と答えが出るのは推測できたのですが、
3(c+i+b)の部分は考慮しないのでしょうか?

計算方法は分かるのですが、なんのための計算なのか?言葉で説明できないというか、、理解出来ていません。
よければ詳しく説明してくださいm(_ _)m

A 回答 (2件)

>3(c+i+b)の部分は考慮しないのでしょうか?



乗数効果の計算では、変化するもののみに注目するのがポイントです。

今回は「貨幣供給量」と「国民所得」が変化して、その他は変化しないので、あなたの立てた式「Y=3(c+i+b)+(1/2)M」もついて、Yと(1/2)Mに変化量を表すΔをつけてあげて、その他は無視して考えます。

なので、変化するものの関係式「ΔY=1/2ΔM」という式が出てくるわけで、貨幣供給量は1億円プラスに変化したので、ΔY=(1/2)×1兆となるわけです。
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この回答へのお礼

ありがとう

理解できました!
ありがとうございますm(_ _)m

お礼日時:2018/01/26 09:54

あなたには別の問題


https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10238539.html
で回答しましたが、これを見ると、あの問題と解答をきちんと理解していないようですね。

IS-LM分析は習いませんでしたか?
与えられたマクロモデルをIS曲線とLM曲線に分解して解くのです。
IS曲線とは財市場の均衡条件を、縦軸にr(利子率)、横軸にY(所得あるいはGDP)をとってあらわしたもの。LM曲線とは通貨市場の均衡条件を同じく縦軸にr、横軸にYをとってあらわしたもの。経済全体の、マクロの均衡(一般均衡)は2つの曲線の交点で定まる。
まず、IS曲線は財市場の均衡条件Y=C+I+G+Bから出発し、あなたが導いたように
0.2Y = c + i + b - 5r
あるいはこの式をrで解いて
r = (c+i+b)/5 - 0.04Y                            (*)
となる。これをrを縦軸に、Yを横軸にとってグラフに描いてください。縦軸の切片が(c+i+b)/5で、傾きが-0.04の、右下がりの直線となることが分かるでしょう。つぎに通貨に対する需給を示すLM曲線。あなたが導いたように
0.8Y = M + 300r
あるいはrについて解き
r = (0.8/300)Y - M/300                           (**)
となる。このLM曲線は縦軸切片が-M/300で、傾きが0.8/300の、右上がりの直線だということがわかる。いま通貨供給量Mが上がると、LM曲線は右にシフトすることを確かめてください。この問題をビジュアルに理解するためには、この点が重要です。
この経済のマクロ均衡はIS曲線とLM曲線の交点(Y,r)で示される。連立方程式(*)と(**)を解くことで交点の値(座標)が得られる。すでにあなたが解いたように、交点(Y,r)の横座標Yは

Y=3(c+i+b) + M/2                            (***)

として得られる。均衡の利子率rを求めるためにはISあるいはLMのいずれにでも代入すればよい。ここからMを増加させたときのYを求めるときには(***)の両辺の増分をとると(数学的には上の式を全微分する!)

ΔY=ΔM/2                                  (****)

パラメータからなる3(c+i+b)の部分は一定なので増分をとると、ゼロとなるので消えることに注意!!!よって、この式にΔM=1(兆円)を代入して所得の増加分であるΔY=1/2兆円=5000億円を得る。あなた自身の回答では(***)のMへ1兆円を代入していますが、正しくありません!問題にあるようにMは元の値から1兆円増加したのです。したがって、(***)の式の両辺の増分をとらないといけない!それが(****)なのです!あなたの前の問題でも同じテクニックを使っていますが、気が付いていないのでしょうか?
それからこの解き方がグラフでどうなっているか、きちんと見てください。Mが1兆円増加すると、LM曲線は右に1兆円分だけシフト(平行移動)する。新しくシフトしたLM曲線と当初のIS曲線(ISはシフトしない)の交点が新しい均衡点だ。新しい均衡点ではYは増加し、rは下落することになることを図上で読み取ってください!
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この回答へのお礼

助かりました

ΔY=ΔM/2に代入するという点について、つい数時間前に勉強していて理解したところでした。
御指摘ありがとうございますm(_ _)m

お礼日時:2018/01/26 10:08

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