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コンクリートにはいろいろな種類が有りますが、養生の方法は、ほとんどの場合がコンクリートの湿潤状態を保つためのものだとおもいます。
しかし、これらの養生方法とは別に初期養生というものがあり、圧縮強度5N/mm2で終了するとあります。
これはコンクリートをどのような状態にしておく養生なのでしょうか?
初期養生の後はすぐ脱枠してしまうのでしょうか?
また、この記述は寒中コンクリートに関してしか表記されていませんが、寒中コンクリートだけに行う養生なのでしょうか?
ご存じの方よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

初期養生というのは、コンクリート打設からある程度の強度が出るまでの間行う養生を意味しています。



コンクリートの硬化・強度には温度と水分が大きく影響します。

コンクリートが硬化するためには水分が必要です。そのため乾燥しないように湿潤状態を保たせる必要があります。この養生が湿潤養生です。散水したり蒸発を防ぐためにおおいをしたりする方法があります。

このほかに温度に関する養生があります。

コンクリートは温度が高いと反応が早まり急速に硬化しますが、内部と外部で温度差が生じるとひび割れが発生します。また初期の強度は高く出るのですが、長期的な強度はゆっくり反応した方が高くなりますので、急激に反応しないように夏期は直射日光が当たらないようにおおいをしたり散水により温度を下げたりします(これは同時に乾燥を防いでもいます)。

逆に冬期には凍結を防ぐように温度を調整する必要があります。

マスコンなどではコンクリートの水和反応による発熱が問題になることがあるので、発熱を押さえ、温度を下げる養生をすることもあります。

また、コンクリートは湿潤状態にある方が、反応が進行することから、湿潤養生を長期的に行うこともあります(まずしませんが)。
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初期養生が湿潤状態を保つためのものです。


したがって乾燥しないよう表面に水打ちしたりします。
特に寒中では凍らない(いてない)よう外部では筵(むしろ)などで覆ったり、
室内では石油ストーブ一晩焚いて保温したりします。

その後の養生は残りの反応を進めてアルカリ分がなくなるまでは湿潤状態を保ちます。
アルカリがPH(数字は忘れた)幾つかになったら乾燥します。
水分が幾つかになったら養生完成です。

手抜き工事ではこれらがしっかりしてませんから所定の強度が出ないし
水分、アルカリのため後工程の塗装、接着などが不良になってしまいます。
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