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漢字の「十」の読み方についての質問です。

例えば「十時十分」は、「じゅうじ・じっぷん」と読むのが正しいようですが(NHKのアナウンサーはそう発音しています)、「じゅうじ・じゅっぷん」ではいけないのでしょうか? それとも、この「じゅっぷん」という言い方は、方言でしょうか? 因みに、私は北関東の人間です。こちらでは、みんな「じゅっぷん」と言っていますが・・・。

他にも、「10点」「20本」「30個」、また「十指に余る」とか「モーセの十戒」「十干十二支」「十返舎一九」などなど。時代物の単語の読みは、「じゅっ」ではなくて「じっ」だという説もありますが、どうなのでしょうか?

私は理系の人間で、国語は素人なので、その辺どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (13件中1~10件)

東京生まれですが,じつは,わたしも「じゅっぷん(10分)」や「じゅっせん(10銭)」と覚えました。


しかし,日本語のテキストを見ると,「じっぷん」や「じっせん」と書いてあります。
どうやら,古典的な読み方(発音)はこれが正しいようです。
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この回答へのお礼

早速ご回答をありがとうございました。東京の方も「じゅっぷん」と言うとのことで、ちょっと安心しました。でも、元々は(正しくは)やはり「じっぷん」ということなのですね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/11 09:24

正式には、「じっぷん」のようです。


また、「10個」は「じっこ」だそうです。

なぜ、このような持って回った言い方をするかというと、私自身も、30代後半の歳になってからこの事実を知ったからです。きっかけは、小学校1年生の子供の通信教育のテキストでした。そこには、「10こ」の読み方が問題に出ていて、「じっこ」と答えが書いてあったのです。正直言って、晴天の霹靂でした。

私は、西日本の出身で、現在は東京在住なのですが、このようなことは少なくとも今まで習ったことはありません。また、会社にいる関西出身の者にこのことを話したら、同様に驚いていました(つまり、当然に、「じゅっこ」と読んでいたわけです。ご質問の例で言えば、「じゅっぷん」ですね。)
考えるに、これは標準語で「じっぷん」なり「じっこ」何でしょう。また東京でもそうなのかもしれません。
東日本全般がそうなのかな、と思っていましたが、北関東の方がそのようにおっしゃるのなら、東京近郊以外の地域では全く根付いていない読み方なのだと思います。いずれ(というか、社会的には既に、だと思いますが)死滅してしまう読み方でしょう。
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この回答へのお礼

早々にご回答いただき、ありがとうございました。実は、私も何十年も生きてきて、つい最近になって、やはり子供のテストで、「じゅっこ」は正しくなくて、「じっこ」が正解だと聞き、とても驚いたのです。これは間違いではないか!? そこで、文系の知り合いに聞くと、やはり「じっこ」が正しい! と言うので、急に自分の言っている言葉が、方言か何かなのかと思ってしまったのです。

でも、西日本の方も「じゅっこ」と言っているとのことで、一安心しました。やはり、いずれは「じゅっこ」が正しい、というようになっていくのでしょうね。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/11 09:36

1,2さまの回答の通りです。



単独で「十」を読む場合と
十のつぎに漢字が続いて
「十~」のようになる時は
漢字音が変化するようなので違うそうです。

参考URL:http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/shoukoku/kotoba/ …
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この回答へのお礼

早々にご回答をありがとうございました。済みません、寝てしまいました。

大変参考になるホームページをご紹介いただき、ありがとうございました。早速拝見させていただきました。確かに、他の用例から見て、「じゅっぴき」は本来間違った使い方なのでしょうね。やはり、訓読みの「じゅう」が念頭にあって、「じゅっぴき」と誤用してしまっているのかもしれませんね。よいホームページをご紹介いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/11 09:55

私が全国各地出身の人と話した経験上、「じゅっ」と発音する人がほとんどで、「じっ」と発音する人は1割にも満たないです。


ですから方言ではありません。

私も気になって、今、国語辞典を調べてみたら、
「十干」は「じっかん」と「じゅっかん」の両方が載っており、
同様に、
「十戒」と「十進法」も、「じっ」「じゅっ」両方の見出しがありました。

ですから、両方正しいということで。

この回答への補足

早々にご回答をいただき、ありがとうございました。ご連絡が遅くなり、申し訳ありません。

やはり現状は、日本中で「じゅっ」と発音する人がほとんどのようで、取りあえず安心いたしました。また、辞書を調べていただき、ありがとうございました。私はお恥ずかしながら、辞書も引かずに質問したので、気になって私も引いてみましたが、岩波書店の広辞苑(第二版)には、見出し語としては「じっかん」とか「じっかい」しか載っておらず、「じゅっかん」とか「じゅっかい」は載っていませんでした。(済みません。辞書を見たら、モーセの「十戒」は、「十誡」が正しいようでした。)「十・・・」という言葉が、「じゅっ・・・」という見出し語で載っている例は、広辞苑には1つもありませんでした。

やはり、「十」に対する読みの「正答」と「現状」が余りにもずれているので、辞書によって見解の相違があるのでしょうか?

補足日時:2004/10/11 10:22
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こんにちは



そもそも「十」には音読み:ジュウ・ジッ 、訓読み:とお・と  しかないので理論的には「じゅっぷん」にはならないはずです。

自分は小学生の時に「じっぷん」と習った記憶があります。思うに、正式な発音は「じっぷん」だったけれども「いち、に、さん…じゅう」の「じゅう」の影響で「じゅっぷん」と誤用されるようになりそれが一般に定着したのではないでしょうか?なまじ「じゅう」という読み方があるだけに意外と気付かない人も多いと思います。

ちなみにNHKも曖昧なようですが…。

参考URL:http://www2.chokai.ne.jp/~assoonas/UC7.HTML
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この回答へのお礼

早々にご回答をありがとうございました。ご返事が遅れて申し訳ありません。

私も国語の得意な友人に聞いたところ、音訓表に「じゅっ」という読みはないので、「じゅっ・・・」という読みは間違いだ、と言われたのです。促音便の一種ではないのか、とも言ってみたのですが・・。確かに、「じゅう」という読みがあるので、それが災いしているのでしょうね。

また、アナウンサーの件ですが、確かにNHK以外のアナウンサーは、「じゅうじ・じっぷん」とかは言わないですよね。

ご紹介していただいたホームページも、見させていただきました。「『じっぷん』を普及する会」なるものがあるとは、知りませんでした。会長さんは、「じゅっぷん」という発音は、「かなりキタナイ発音に聞こえてしょうがない。」とおっしゃっていますが、私などは、「じっぷん」の方が「何となく古くさくて、あか抜けていない発音に聞こえてしょうがない。」のですが・・・。確かに、好みの問題かもしれません。例えば、「1m70cm」なども、「いちメートル、ななじっセンチメートル」と言う方がよい、ということでしょうか。・・・私はどうも、「普及する会」の会員にはなれそうにありません。

ご回答をありがとうございました。

お礼日時:2004/10/11 11:00

NHK発行のアナウンス教本には、「じってん」「にじっぽん」などと発音するように書かれているそうです。


国語教育審議会でも、同じ考えなんだとか。
下のサイトでも以前、話題になってました。

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/komachi/reader/200312/2 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

ご紹介のサイトを見させていただきました。とても参考になりました。この話題は、きっと繰り返し取り上げられる類の話題なのでしょうね。小学校の先生が、「読むときは「にじゅっこ」、書くときには「にじっこ」としなさい」と指導していたとか、パソコンでは普通、「じっこ」でも「じゅっこ」でも「十個」が出てくるが、「じっこ」では出てこないバソコンもある!とか・・・。要するに、今ちょうど「読みが揺れている」真っ最中の言葉なのでしょうね。何年か何十年か後に、どうなっているかが楽しみです!? ご回答をありがとうございました。

お礼日時:2004/10/11 11:25

こんにちわ。



NO.5さんの言われるとおり、十の読みには「じゅっ」という読み方はありません。
ですからquantum2000さんが例にあげてらっしゃる「十指に余る」「モーセの十戒」「十干十二支」「十返舎一九」をわたしが読むときは全て「じっ」と読みます。

わたしは30代女性、九州出身ですが、例えば、知っている地名で「二十町」というところがありますが、そこは昔から「にじっちょう」としか読みません。

この先「いずれは「じゅっこ」が正しい、というようになっていく」かどうかはわかりませんが、個人的には変わってほしくないなと思っています。
何でもわかりやすければそれでいいというのは違うような気がします。
わたしもいつも完璧な日本語を使っているわけではありませんが、できたら正しい日本語を使っていきたいと思っているのでこのような回答になりました。

気にさわられたらごめんなさいね。参考までに書き込んでみました。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございました。

こちらにも、「三十町武」という名前の店があります。「さんじっちょうぶ」と読むようです。仰せの通り、こうした言葉は、昔はすべて「じっこ」とか「じっぽん」と言っていた訳です。いつから、「じゅっこ」とか「じゅっぽん」と言う人が出てきたのか判りませんが、その理由は「言いやすい」とか「語感がいい」とか、色々あるかもしれません。

私も正しい日本語を使っていきたい(、伝えたい)、というお考えに賛成です。しかも、30代という比較的若い世代の方が、そのように考えていらっしゃるのは、とても嬉しい気がしました。ご回答を、本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/10/11 12:20

NO.7です。



「わたしもいつも完璧な日本語を使っているわけではありませんが、できたら正しい日本語を使っていきたいと思っているのでこのような回答になりました」
とえらそうに下に書いておりますが、お気づきかもしれませんが、実は「こんにちわ」も正しい日本語ではないのです。矛盾しておりますが…

それはわかった上でわざと使っております。ですので、上の言葉に説得力はないのですが、個人的に「じっ」という言い方が好きだったのです。だから、この十の件に関しては「本当はじっ」なんですよ。ということだけ知ってほしくて投稿しました。

再び失礼しました。
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この回答へのお礼

再度ご回答をありがとうございました。
私も、「こんにちわ」か「こんにちは」で、いつも迷います。今回の件は、どちらが元々正しいかは別として、使い方については、やはり好みの問題かもしれませんね。私は、「じゅっ」という言い方のほうが好きな(、というか馴染んでいる)のですが・・・。
いずれにしろ、再投稿のご主旨は、理解いたしました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/11 12:35

「十」は歴史的仮名遣いで「ジフ」と書きます。

このように「フ」で終わる他の漢字を見ればわかります。たとえば「執(シフ)」は、「執着」では「シュウ」、「執行部」では「シッ」であって「シュッ」ではありません。「合(ガフ))」は、「合意」では「ゴウ」、「合併」では「ガッ」です。ですから、「十」も「十分」では「ジップン」とならなければなりません。

漢字というのはもともと古代中国語です。そして日本語と違って英語のように子音で終わる発音がたくさんありました。今の漢字の二音目が「フ(-p)、ツ、チ(-t)、ク、キ(-k)」で終わるものです。日本語で子音で終わる音は難しいですから、「print」を「purintoプリント」とするように、母音を挿入しました。たとえば「学」は「gak」といった発音だったのでしょう。それを「gakuガク」にしました。学問は「gakmon」でしょうが、日本語として発音が難しいので、母音を挿入して「gakumon」学問にしました。しかし学校は「gakkou」とそのまま発音できますので、母音を挿入せず、ガッコウと読んだというわけです。「十分」も「zippun」ですから「ジップン」になるわけです。

しかし、このpの音は日本語の変化のなかで大きく変わりました。zip→zipu→zifu→ziuとなって今の「ジュウ」になりました。また「立(リフ→リツ)」「執(シフ→リツ)」のように「フ」が「ツ」に変えられるものも出てきました。そこで古い語形を残したものと変化した音での発音が両立するようになったのです。「十分」も「ジュウブン」と「ジップン」二つの形があります。さらにこれが混ざって「ジュップン」という言い方が現れたわけです。この発音がかなり定着したようですが、まだ正式に正しいと認められるには至っていません。将来はこの漢字だけ例外で認められるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

詳しいご回答をありがとうございました。
やはり学問的には、「じゅっぷん」は正しくないわけですね。だから、NHKや国語教育審議会などでは、まだ(?)認められていない言い方なのですね。
しかし、例えば「消耗」や「輸出」のように、誤用が慣用的に使われているうちに認められていったように、このままの状況だと、いつか認められる日がも来るかもしれないわけですね。良いか悪いかは別として・・・。
ご回答をありがとうございました。

お礼日時:2004/10/11 12:54

字典に「じっ」は載っているけど「じゅっ」は載っていないからだめというのは根拠になりませんよ。

この理屈を認めると「六回」を「ろっかい」と読んではいけないことになってしまいます。

歴史的仮名遣いの観点から見ると、JW500さんの提示したURLの文章にあるように、「じふ→じっ」が正しいということになるのですが、現代仮名遣いを常用する現代人にとっては「じゅう→じゅっ」のほうがむしろ合理的で、それを否定する積極的な理由はないわけです。

この回答への補足

ご指摘をありがとうございました。
私は理系の人間で、国語については全くの素人で申し訳ないのですが、ご指摘の「六回」を「ろっかい」と読むのは、いわゆる「促音便」というものではないでしょうか? 違うかもしれないのですが・・・。本来「ろくかい」と読むべきを、読みづらいので「ろっかい」と発音するようにしている、というのでは?(済みません。よく判りません。)
ですから、同じような理屈で、「十回」を「じゅうかい」(重箱読み?)と読ませるのであれば、読みづらいということで、それこそ促音便で「じゅっかい」と発音するようにした、という考え方でも、筋は通っている気もするのですが。どうなのでしょう?(きっと間違っているでしょうね。)
いずれにしろ、ご指摘をありがとうございました。 

補足日時:2004/10/11 13:20
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