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11月で5歳になる子を持つ母です。先月、9月始めごろ、右目が寄っている事に気づき眼科に連れて行きました。連れて行ったときは目は正常な位置に戻っていて、視力もちゃんと出ていたので、儀斜視という診断で帰ってきたのですが、今月、運動会の翌日、先月以上に目の動きがおかしく、明らかに儀斜視ではないと思い、改めて眼科に行きました。前回と同じ病院なのですが、今回は瞳孔を開く薬を点眼し、30分後に改めて視力検査をした所、視力は出ているということで、疲れたときなどに寄ってくるもので、しばらく定期的に検査して、経過を見ましょうという事になりました。その目薬を点眼した時しばらくは見えにくくなりますよ。といわれていたのですが、半日くらいのことかな?と思っていたら、そうでもないようで、帰宅後、2時間ほどしてから、外に出ると、まぶしい!!といって泣き出して、夕方はトランプの大きな数字が読めないようで、かなりつらそうでした。この薬の効いている期間はいろいろな質問を見ていたら、1週間くらい続くと書いてあったのですが、そんなに続くのでしょうか。あと、点眼後30分後に視力検査をしたのは、見えていたようなので、薬は効いていなかったのではないかという気がして・・・。今の、見えていない状態が薬の効いている状態の視力ではないのですか?

A 回答 (5件)

◆まず,薬の効果は半日~1日くらいでしょう.一晩を越して眼が見えにくいことはまずありません.ただ,非常に稀に,先天性緑内障という状態ですと散瞳した後に眼の中の水の循環が悪くなり眼痛と視力低下がおきます.眼が痛くなるようなら,すぐに眼科へ行ってください.



◆まず薬の件は問題ないと思います.次に,斜視についてですが,おそらくお母様の観察は正しいと考えます.いつもはちゃんと眼はずれていない場合は斜位といってボーッとしていたりすると眼の位置のずれが目立つものです.

◆簡単な検査として,お子さんと向き合って眼と眼を合わせます.その時に眼がずれていたら「斜視」です.また,お母さんの指を見つめさせて鼻の近くから遠くへ指を動かします.この時に眼が「より眼」から「普通の目」になっていけば両眼で見ていることになり「斜視」ではありません.

◆けれども,遠くを見ている時に,目がずれているかどうかは素人の検査ではよくわかりません.ずれているとき(遠くを見るときだけ片目で見ている)は間歇性外斜視と言って遠くのボールの位置などがわからないので球技が下手になることがあります.

◆次に,向き合って眼と眼を見つめあい,お母さんは片手でお子さんの片目を軽く隠します.しばらく10秒くらいして向き合ったまま,サッと手をどかします.隠れていた目が現れると同時に,眼の位置がずれているのかどうかわかります.すぐに眼の位置は戻るので,何回か繰り返してみてください.隠す目も片方ずつ両側してみてください.もし,隠れていた目がずれていたらこれは「斜位」という状態です.斜位は斜視とはちがって治療の対象ではないのですが,斜位から斜視になったり間歇性斜視であったりするので,医者による診断確定が必要です.

◆斜視については,視力が問題ではないのです.診ている時の「光軸」といって「まっすぐ眼で診ているかどうか」が問題なのです(まっすぐみていない場合を網膜対応異常と言います).これがあるかどうかで治療が変わってきます.眼科ではフレンツェル眼鏡というものを使って点眼をせずに調べることもできます.

◆眼科では斜視・斜位で受診される方は珍しくないのですが,実は開業眼科医が自信をもってできるのは,近視や遠視,網膜剥離の診断,白内障の診断,結膜炎,が中心です.眼科の中でも斜視を得意とする眼科医は少数派なのです.手術などの治療となれば尚更です.

◆今回のご質問のような症状で実際に治療が必要な場合は少ないので,結果的には「様子を見る」ということになってしまうかもしれませんが,斜位(偽斜視)か斜視か間歇性外斜視かは,5歳であれば確実に診断はつくと考えます.というよりも,いずれの場合でも小学校前に一応の対処はすべきですので,子供さんの時間のあるうちにもう1つ大きな眼科(総合病院など)へ行って意見を聞いてみてもよいと思います.

この回答への補足

早速の回答を頂き、有難うございます。
大変参考になりました。大きな病院にも行ってみようと思います。やっぱり早ければ早い方がいいのですよね。
でも、斜視でない状態のときに行っても、わかるものなんですか?
普段は、ほとんど気になったことはなかったのですが、今回疲れた後になりやすいことは分かってきました。
改めてお聞きしたいのですが、点眼後30分後に行った視力検査は、薬が効いている状態だと思われますか?それとも、まだ効いていなかったから、ピント調節の力が働いた物だと思われますか?

補足日時:2004/10/12 23:06
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◆点眼後30分の検査でもおそらく薬は効いていたと思います.



◆効いていなくても,効いていても,いずれにしても視力はよかったのですから,悪い兆候ではありません.

◆見た目に斜視では無い状態でも診断がつきます.検査の方法がいくつかあります.全体の様子からは,先にも書いたように斜位だと思いますし,大事はないとは思いますが,それでも中には斜視になっていくタイプのものがあるので,早めに受診することがよいのです.

◆早めに受診するもう一つのメリットがあります.先にも書いたように斜視に強い眼科は多くはないのです.ほんとうに調子が悪くなってから,あたふたと専門医を探すのは大変です.時間の余裕のあるときに「この先生なら信頼できる」という医者を見つけておくことでどれだけ気分的に楽かわかりません.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
いろいろと悪い方に考えてしまっていたので、この様な詳しく丁寧なお話が聞けて本当に気持ち的にも楽になりました。
心から感謝しています。
本当に有難うございました。これから、もっと勉強しつ一度大きな病院に行ってみようと思います。

お礼日時:2004/10/13 07:44

掛かられた眼科では、視能訓練士による斜視検査をされたでしょうか?


視能訓練士はあまり数がおりませんので、都市部以外では開業医レベルで視能訓練士を置く施設があまりなく、ある程度規模の大きな病院にしかいない場合がほとんどです。

斜視の詳細な検査は、診察室で医師が行うのは時間的にもまず無理ですので、視能訓練士のいる大きな病院で一度検査を受けられるのが良いかと思います。

瞳孔を開く薬には、いくつか種類がありますが、小さなお子さんの屈折異常を見るために使う薬は、サイプレジンかアトロピンが挙げられます。その日に検査が行われているのであれば、サイプレジンを使用されたのでしょうが、この効果は個人差はありますが2、3日続きます。その間は瞳が開いてますので、眼の中にたくさん光が入るため、特に屋外ではかなりの眩しさを訴えられます。また、調節力を麻痺させている上に絞りが効かないため、いつもよりもピンボケの状態です。このため、薬が効いている間は、できるだけ外出を控えていただき、お子さんから目を離さないようにしていただく必要があります。眼底検査目的のみの散瞳薬であれば、効果は短いため、6時間くらいで元の見え方に戻ります。

小さいお子さんは大抵の場合遠視の傾向にあります。具体的にお子さんの屈折状態、視力の結果を見ていないので分かりませんが、眼科で「視力が出ている」というのは「矯正視力」で評価しています。ですので必ずしも裸眼で「見えている」とは限りません。遠視が存在する場合、普段裸眼で見えていても、散瞳してしまうと調節が利かないので、どこにもピントが合わず、「見えない」という表現になります。散瞳後の視力検査もその状態での屈折異常を矯正した矯正視力で視力が出ていたものと思われます。

斜視に関してですが、これこそ広い明室で遠くを見ている時と近くを見ている時の眼位がどうか、眼球運動や両眼視機能検査(立体視等)の詳しい検査をした上でなければ正しく評価できません。
目が内に寄るということなので、内斜視の傾向を感じておられたのでしょう。実際に診てみなければこればかりはお子さんの状態を正しく把握できませんので参考程度に止めていただきたいのですが、遠視がある場合、程度によっては近くを見る時に目が内による「調節性内斜視」という状態になる場合があります。しかしそれ以外の要因でも内斜視を来す場合があります。調節性内斜視の場合、暗室で光を見ている時にはあまり内斜視になっているようには見えないのに、明るい部屋で何かを見ると、グッと内斜視が出てくることもあります。斜視というのは人によって色々なタイプがあり、また日によって斜視の変動がある場合もあるので、寄っていると感じた時に、その写真を撮って診察に持参していただくのも診断に役立ちます。

もし視能訓練士のいないような病院で診てもらっているのであれば、一度別の大きな病院でセカンドオピニオンで診てもらうのも良いかと思われます。

この回答への補足

詳しいお話、有難うございます。確かに今回の病院では訓練士さんはいませんでした。瞳孔を広げる薬も、翌日夕方になっても見えにくかったので再度診察に行ったところ、目薬がまだ効いているとのことで、今朝はだいぶ見えるようになっていたようです。
疲れているときに0.7メートル弱向かい合って食事をしている状態でよく右目が寄っているのを発見しています。部屋は、比較的明るい所で気が付くことが多いです。
やっぱり一度、大きな病院で詳しい検査をしてみたいと思います。大阪労災病院という所が比較的近いので、そちらの方に問い合わせてみたいと思います。
そういった場合、今の病院で、紹介状を書いてくださいというのは失礼にあたるんですかねぇ・・・。(^^ゞ
どちらにしても長いお付き合いの目、早いうちに分かることは分かっておきたいと思います。

補足日時:2004/10/14 08:27
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5歳になる斜視の息子がいます。


生後すぐにおかしいと気付いて、兵庫県立こども病院を受診しました。
外斜視で、性後7ヶ月で手術しました。
その手術がうまくいったようで、今は殆ど目の寄りは見られません。
ただ、遠視がありますので、常にめがねをかけています。
斜視では、外見上のものよりも、遠視やそれに伴って起こってくる弱視のほうが怖いです。
二度と直すことが出来なくなってしまうことも有ります。
眼底検査ですが、瞳孔を開いた後に視力検査はしておませんよ。
眼底検査そのもの自体、視力検査を行うためのものではないと思うのですが・・・。
私も素人なので詳しくはわかりませんが、もっと別の目の病気などについて調べるものだと私は思っていました。
点眼後30分というのは早いですね。
一度点眼してから10分置いてもう一回点眼、そのあと1時間置いてから検査だったと思います。
その検査も、医師に見てもらうものだったと思います。
このままおかしいのを放っておくと、視力が落ちてしまって取り返しの付かないことになることもあります。
初めは関西労災病院に行きました。大阪労災と同じレベルだと思われます。
やはり子供のことは専門が一番、ということで、兵庫県立こども病院に紹介してもらいました。
今は奈良に住んでいるので、3ヶ月に一回、片道2時間程度かけて通っていますが、とても満足しています。
一度近くの病院に変えましたが、やはり子供のことはこども病院が一番だと思います。
大阪労災が比較的近い、とのことで、こども病院にもかよえる距離なんじゃないかな?っておもって、回答させていただきました。
車だと、月見山インターをおりてすぐです。
電車だと、須磨だと思います(いつも車で行くので)
紹介がなくても大丈夫だったと思いますが、予約はいります。
一度診察してもらっても、後悔することは無いと思いますよ。
将来後悔することのないように、しっかりと治療してあげたいですね!
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眼科に勤務しておりました。

1週間、瞳孔が開く点眼はあります。それを使うのも今回のケースではおかしなことではありません。
斜視は専門の病院でみてもらうのが一番です。
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