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光電効果では光子は電子に吸収されているのに対しコンプトン散乱では電子は光子と衝突するとなっています。これは何を基準に使い分けるんでしょうか。教えてください。

質問者からの補足コメント

  • 自分的には共有結合や金属結合といった結合に関係していると予想しているのですが…

      補足日時:2018/06/30 23:52

A 回答 (1件)

光子の持つエネルギー(=波長)に依存して起こる現象のちがいで、


光電効果は光子の持つエネルギーが小さい場合、光子(それでもx線領域より大きなエネルギーの波長の短い電磁波)が原子の電子と衝突し、衝突した電子を原子から弾き飛ばしてしまう現象です。
この際光子の持っているエネルギーは全て電子が弾き飛ばすことに使われてしまいます。

コンプトン効果はそれよりもエネルギーが大きい光子が原子の電子と衝突し、オージェ電子を弾き飛ばし、残ったエネルギーは元の波長より長い低いエネルギーの光子として観測されます。

この光電効果とコンプトン効果(と電子対生成)は原子の結合には関係なく、原子番号と光子のエネルギーに関係しており、下のリンクの10ページ目のような関係になっています。
http://ishiken.free.fr/lectures/rad-env-2015-03b …
このページではめくるとすぐに同じ図が出てきますね。
http://www.fdcnet.ac.jp/gazou/textbook/sougo/ind …
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2018/07/01 11:33

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