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今日、理科の実験で二酸化炭素で満たした集気瓶の中に火をつけたマグネシウムを入れる実験をしました。その時に、黒色と白色の物質が生成されました。黒色が炭素で白色が酸化マグネシウムです。しかし、白色の酸化マグネシウムの中に黒色の炭素が入っていました。砕くと中から黒色の炭素が出てきたんです。なぜ、酸化マグネシウムの中に炭素が入っているんですか?

A 回答 (3件)

化学反応式で書くと、2Mg+CO2→2MgO+C になります。


二酸化炭素を構成する酸素原子をマグネシウムが奪って酸化マグネシウムになるときに、燃焼が起こったわけですね(酸化)。
燃焼後、容器の中に黒い粒があらわれます。
二酸化炭素が還元(酸素原子が取れること)されてできた炭素です。

反応が不十分なときは酸化と還元が中途半端に進むので、まるで酸化マグネシウムの塊にぴたっと炭素がくっついている・中に含まれてしまっている(ですから、砕くと出てきましたね)ように見える塊ができます。
反応がきっちり行なわれたときは、パラパラと砂や粉のような感じで、黒い炭素の粒が分かれてできます。
ただし、どっちの場合にも化学反応式で書かれたとおりの反応は起こっていますから、反応としては同じで、考え込まなくても大丈夫ですよ。
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二酸化炭素はCO₂,マグネシウムはMg



2Mg+CO₂→2MgO+C
黒色の炭素がC。
白色の酸化マグネシウムがMgO。

ということで2酸化炭素が炭素と酸素に分かれ、炭素が黒色の物質になり、
白色の酸化マグネシウムとともに生じた。
反応不十分で混ざることもあるでしょうね。
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マグネシウムは二酸化炭素を燃焼させます


CO2 + 2Mg → C + 2MgO の燃焼反応を起こします。
この燃焼反応で生じた炭素が酸化マグネシウムの中に入っていたのです。
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