ショボ短歌会

よく大学とかでTOEICの点数がどうのこうのって聞きますが、実際のところ、どうなんでしょう?TOEFLとの違いや、英検とどっちがいいか、という議論も耳にします。正直、TOEICしか受験した事が無いですか、やはりTOEFL、英検も受験した方が良いのでしょうか?詳しい方、アドバイスお願いします。

A 回答 (4件)

こんばんは。



長い文章ですのと、ご質問の結論からすると、高校生までというなら、英検が主流になります。その割に、大学の入試の条件からみると、他の試験と比較すると英検が割高(レベルが高い)、というのが私の印象です。

TOEFLは、どうしても、試験料が高いのと、それなりに試験対策の準備が整うまでに、日数が掛かりますし、場合によっては通信添削で指導を必要とすることもあります。TOEICは、ある程度のレベルにある人は比較的短時間で、試験勉強の対策に整います。ただ、学生(大学生含めて)にとっては、経済学部や商学部以外には、まったく別の勉強になります。特に、英文学などを主としている人たちには、あくまでも、一般企業就職向け対策にしかなりません。英語好きはTOEICの点が低いというのは、あながちデマではありません。むろん、今、高校の教員を目指している人たちには、英検準1級という高きハードルが備えています。

以上で十分でしたら、以下は不要です。

それでは、個々に、他の方の重なる部分もありますが、TOEIC、TOEFL、英検の細かな話をさせていただきます。

TOEIC・TOEFLは、同じ会社で作られた試験です。

TOEFLは、米国圏を主体とした留学を目的にした試験であって、「読み書き話す」をこなせられる、つまり海外に留学して通用するかどうかの目安になるものです。しかし、近年、TOEFLは、一部の国の学生が不正行為をした問題で、英国系の学校では、TOEICを含め、全面的に認められなくなってしまいました。そこで台頭してきたのが、IELTSという試験ですが、これは、学生版と一般版がありますが、学生版は、大学受験資格を得るためのSATに近い雰囲気を持っています。

一般のTOEIC試験は、ビジネスではあっても、あくまでもドメスティックな英語として理解してよいのではないかと思います。ドメスティックというのは、インターナショナルとは違うということです。

TOEICは、改定前の内容は、大学入試の文法問題などに似て、際どく鋭い問題が出ていましたので、学校関係者に大変好まれました。現在、一部の大学では、就職向けの学生の価値を上げるとめに、学内で、TOEICの特別講座を設けたりして、励んでいるようです。進級や卒業基準として、600~650点を越えるように目指すように仕向けられたりします。私の知る範囲では、大学の英語関連の教員がはたして、TOEICの問題・解答の解説をきちんとできるかどうか疑わしいし、一部では、かなりトンチンカンな講座を開いていることで、ここの掲示板に相談されていた方もいらっしゃいました。

逆に、日本人が制作を依頼した関係で、日本人が点を出しやすいように出来ているとも言われています。韓国もということですが、韓国は、試験事情が違いますので、日本と同等に考えないほうがよいでしょう。私の拙い経験も踏まえても、実際の仕事の英語の場では、このような試験内容の英語に出会う可能性は、かなり低いのではないかと思います。そして今、一般のTOEIC(Reading & Listening)に合わせて、TOEIC(Speaking & Writing)の両方を求められることも出てきました。

TOEICは、通産省がバックアップして、各有名企業にお願いしたせいか、どうしても、企業での英語の適正試験に利用されることが多く、有名企業では、その7~8割がTOEICを何らかの人事に利用されています。これに反して、企業では、英検は、2割にも満たないというのが現状です。

英検は、あくまでも、学生中心として考えています。文科省では、英検に対して、改めて力を入れて、準2級以上を合格することで、英語の高校卒業認定の資格の代わりになります。同省では全国の中学生には英検3級、高校生には、英検準2級以上を求めています。今日、大学受験では、準1級以上を持っていれば、英語のみなし点数100%を、英検2級(または、同等のCSE配点)で、80%を得られるわけです。

英検は以前の内容と変わりつつあり、大人としての目線、国際人としてのマインドを求められてきていますから、一部の民間の英検塾で、小学生で英検2級を取得しているように聞き及んでいますが、このような低年齢で取得することは徐々に難しくなっていくものだと思っています。しかしながら、省エネや原発、先進国と発展途上国の食料格差、まして、社会的マナーの質問など、近年、大人や高校生レベルでも、難しくなってきてしまいました。

一部のオーストラリアや米国の大学の留学にも、英検を認めているところはありますが、英検2級でも、「英検2級A (75%以上)」を求められることになると、なかなかレベルも高いです。また四年制ですと、準1級が必要です。

https://www.eiken.or.jp/eiken/abroad/
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どうというのは何を目的に使いたいかでしょう。


しっかりした英語力一般的なものを鍛えたいならTOEFLの勉強は役に立ちます。
日本で履歴書に書いて就活で有利にたちたいならTOEICでいいでしょう。
とりあえず暇な時に資格として取っておきたいとか、TOEFLはちょっと荷が重いあるいは金がかかりすぎるから、というなら英検準一級以上を目指すとかでいいでしょう。

自分は3つとも受けたことありますが、TOEICほどしょうもないテストはありませんが、日本の就職事情ではこれがないと話になりませんから、あって損はありません。
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TOEICは一般社会、民間企業用


TOEFLは英語圏の大学、院への進学、
英検は日本の役所の就職用、内部資格用。(高校進学まで通用します)
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大雑把な言い方をしますとTOEICはビジネス向き、TOEFLは英語圏の大学や専門学校への留学用です。



 どちらもスコアが出てきます。
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